Megan’s Law

2005年1月29日 日常
義理姉からE-mailが来た。

中身は「これ見て」と五人が転送した跡があった。その五人とも、一人が一度に20人以上に同じ内容のメールを送っている。同じ事を5人が消去しないで、送られて来たままの状態で、更に20人以上にメールを送っている状態だった。

そして、五人とも送った先の全員のフルネーム、友達関係だからかフリーじゃなくてプロバイダーと契約しているアドレスの人が殆ど、全て丸見え状態だった。

あぁ・・・嫌な予感がする。

恐る恐るReplyボタンを押すと、義理姉も同じ事をしてた。姉の知り合いや家族、もちろん私の名前も全てのフルネームとアドレスが晒されていた。やっぱり予感的中。

みんな、BCCを使おうよ!

こんなことされるの迷惑だよ。この一通のメールで100人以上のフルネームと直通のアドレスが手に入ったことになる。名簿作ったら売れるかも?とか思ったり。

まっ、それは置いておいて、このメールの中身は姉達が住んでいるところで「メーガン法」が公開され、そのサイトのお知らせだった。

「メーガン法」は性犯罪者の情報公開し、住民が知る権利を持つ法。今、日本でも公開するか議論されているのと同じものです。

有名なのでご存知の方が多いと思いますが、以前、アメリカでメーガンちゃんと言う女の子が近所の性犯罪歴のある男から殺された事がきっかけとなった法です。

姉達の住んでいる所は、これからはネットで簡単に検索できるようになった。

そして、転送だらけのチェーンメール化とした、このメールから人々の様子が垣間見られた。

その様子は・・・

「ジョン・スミス(仮名)って名前、私の子供が通う学校の生徒の親と同じ名前なんだけど。でも結構、年齢が上だから学校に通う子供がいる親の年齢じゃないと思う。大丈夫かしら?」

予想以上に同じ地域から検索されたのか

「”気持ちの悪いやつ達”が私達の子供達を探し回っているわ」

「名前から電話帳で詳しく住所を調べてみたわ。どこどこに住んで居るから、みんな写真をチェックして」

「この写真を見ても分るかどうか。でも子供達を彼らから逃がさなきゃ」

文章からアメリカ人のお母さん達が動揺している様子が分かった。このメールを夫に見せたら「魔女狩りみたい」と言った。私もちょっと「皆でチェックよ!」とか見ると、村八分的で恐い。個人でチェックする分にはいいけど。

そのサイトから検索した写真の男性を見て、

夫 「この人なんてもうお爺さんだよ。二十年前の犯罪でも載っている」

レイコ 「普通の人がセックスの好みでオ ー ラ ル セックスが好きとか、ド ギ ー スタイルが好きとか(あくまでも例えです)と同じで、彼らはレイプが好きとか子供が好きとかなんだよ。嗜好は服役しても変わらないから、こうやってずーっと載り続けるんじゃない?」

夫 「そうだろうけどねぇ」

実際、写真の人と出会っても分らないと思う。しかし、危険は身近にあると危機感を持って注意を払えば、未然に防げる犯罪もある。

コメント

唯

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