以前、日本語を教えていた中学生のマリちゃん(マリア)と、今一番メールのやり取りをしている。もしかして、これってメル友?

マリちゃんは早く高校生になりたいんだって。高校生になったら、コミュニティーカレッジの日本語クラス(16歳以上から)が受講できるからだそうだ。あと高校でスパニッシュのライティングのクラスを取って、バイリンガルであるスパニッシュをもっと強化してと、学ぶことに意欲的だ。

私が中学生の頃と全然違う。マリちゃんは知的少女そのものだ。他人事ながら、将来が楽しみな娘さんだのぉ。

年を取るごとに人生の選択肢が広がる嬉しさ、楽しみ、そうゆう時もあったなぁとマリちゃんを見て懐かしく思う。全て手に入れた大人の私は余り活かしていないよなぁと我が身を振り返ったり。

最近、頻繁にメールで日本語の質問をされるが、込み入った内容でメールで教えるのも大変になってきている。っていうか、面倒臭くなってきている。それって、自分の利益に結びつかない事だからか?嫌だね大人は。でも、マリちゃんは学ぼうとやる気が見えるので、きちんと答えて私なりに応援はしている。もう少し大きくなれば自分でも勉強できるようになるだろうし。

一人で勉強をするには、日本語って難しいと思う。マリちゃんはまだ「私はパンを食べます。」の三語文レベルだが、文法を習うならこれでいいが、この文章はマリちゃんの好きな「セーラームーン」には絶対出てこないだろう。マリちゃんは英語のサブタイトルの日本のアニメのビデオを持っている。だからか日本語の発音が上手い。

きっとアニメなら「パンを食べるのー」とかになっていると思う。日本語の文章のアレンジは幅が広すぎる。女性言葉、男性言葉、丁寧語、友達言葉、とか色々あるし。「パンを食べるっちゃ♪」、「パンを食べるでちゅ」とアニメのキャラ語もある。(関係ないか)話し言葉だと、主語が省略されている場合が多い。

今は「です。ます。」の文章でいいけど、近い将来、日本語を学ぶ上で上記の問題に突き当たるだろう。例えば「お元気ですか?」と質問したら、「元気です。あなたは?」なんて誰も答えない。大抵は「まぁーまぁーだね」とか「なぁーんかかったりぃー」など、十人十色の返事が返ってくるはずだ。学ぶ文章と、日本人の会話のギャップにストレスを感じるかもしれない。

取りあえず、丁寧語をマスターすれば、一昔前のマルシアみたいに下品な発言をしても丸く納まるキャラになれるだろう。そして丁寧語を話せれば、どこでも可愛がって貰えるはずだ。

コメント

唯

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索