義理叔母夫婦の仕事依頼の日。少し早く叔母宅に着くと丁度彼らは家を出るところだった。「夕飯にハンバーガーでも食べに行くところだから」と言われて、私達も一緒に行くことになった。

行った先は、ファーストフード店ではなく、その高級住宅街にふさわしい洒落たレストランだった。そうゆうレストランでわざわざハンバーガーを食べなくてもと思うんだけどね。

夕食済みの私達だったが雰囲気でなんとなく小腹が空いたので、夫もハンバーガーを頼んで、私はスープを頼んだ。お会計の時、奢って貰った。私が「半分払います。だって本当はあなた達が私のお客さんなんだし、私が奢るべきなのに」と言ったら、叔母夫婦に笑われた。叔母が「いいのよー、お客は私達じゃなくてエリックなんだから」と気配ってくれた。

お金持ちの叔母夫婦には何でも無いことだと分かっているけど、当然のように奢られるのも図々しいってもの。夫は、小さい時から叔母夫婦に色々と連れて行って貰っていたから、まだ子供のつもりでいるみたい。もう大人になろうよ。テーブルの下で夫の足を蹴って、アンタも言えと促さないと、払いますなんて言いやしない。やれやれ。

食後、叔母と息子エリックがいる施設に向かう。車中、世間話をする。今日、叔母が夫の姉と電話で話したら、夫の母親(叔母にとっては姉)は人の紹介で今晩デートらしい。上手く行くといいなぁと心から思う。

一時、義理母は出会い系サイトで知り合った人と会ったりしてたけど、会ってお茶もしないで、その場で「さよなら」されてた。きっと、マシンガントークで即行嫌われたんだろうとは察しがつく。上手く行った時で、二、三回デートを重ねて相手からセックスを求められたら義理母は怒って帰ったらしい。叔母は「信じられる今時?もう50年代じゃないんだからさぁ」と呆れられてた。その話しを聞いて義理母のこと奥手な女の子みたいでカワイイじゃんって思ったけど。

叔母曰く義理母の同世代の男性は子供も巣立ちお金もあるので、年下の女性が好みらしい。なので、義理母が同世代の相手を見つけるのは難しいんだそうだ。いてもルーザーか、80歳以上のおじいちゃんしかいないんじゃないと叔母はあっけらかんと言う。

なるほどねぇ。義理母が離婚した40代にいい出会いがあったら良かったのにと過去を惜しんでも仕方が無いか。

今日、食事も一緒にしたからなのか、マッサージをしたあと疲れがどっと出た。マッサージって体と気を使うので、一日に何人もこなすプロには私は向かないと改めて思う。一時はプロを目指したから、向かないと分かると気持ちがちょっと救われる。
唯

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