夜、テレビで「マディソン群の橋」を途中から見る。この映画を見た当時は結婚前の夫とのデートだった。その時は私の未来か?と思ったものだ。今夜も同じ場面で涙する。

先日もドラマ「Sex and City」で、主人公が恋人と一緒にNYからフランスへ旅立ったけど、言葉の違いや友達もいない情況で幸せそうではなかった。

その映画とドラマに共通するのが、人生の変化を求めて異国に飛び込んだけど、思ったほど良くも無かったと言うことだろうか。連日、同じテーマのストーリーを見ると、ちょと感傷的になる。

が、しかし私の人生は、映画やドラマのようにドラマチックな展開にはならないのが違うところ。ただ坦々と己の人生を生きるしかないのだ。私も夫に人生を賭けて一緒にアメリカに来たようなものだが、今更ながら私は世間知らずのお嬢さんだったと気づく。

「一つの場所から他の場所へ移ってみたところで、自分から抜け出せるのもではない」とヘミングウェイの言葉を思い出したりするが、これもツボに嵌まる台詞だ。悟りと言うか自分を落ち着かせる時にこの台詞が思い浮かぶ。

夢見る夢子になってシュミレーション。

もし「マディソン群の橋」みたいな情況、子供もある程度大きくなって夫婦仲も落ち着いた時に、夫の不在時に旅人と恋に落ちる。私だったら、一緒に行くかもしれない。渡米時に一度人生がリセットされたから、二度目もありかなって思う。今の私って刺激を求めているのかなぁ。

実際は、数日間の恋で人生を賭けるほど私はギャンブラーじゃないからなぁ・・・どうなんだろう。悩んだ末にメル友?(おまえは高校生か!)

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唯

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