2002 マイケル・ムーアが、『ロジャー&ミー』や『ザ・ビッグ・ワン』でやったように、アポなし突撃取材で挑んだ優れたドキュメンタリー映画。今回のターゲットは「銃規制」。この主題をとりまくあらゆる論争を巧みに展開、それらの論争を打ち負かしていくが、「他の民主主義国家に比べて、どうしてアメリカ人は互いを殺しあうのか?」という問…


★★★☆☆

アメリカに住んでいて、今ここで銃があったら便利なのにと思ったことは今のところ無い。私達夫婦は銃を持たない派なのだが、世の中持っている人って多いみたいだ。

映画で銀行口座を開設すると銃を無料で貰える田舎の銀行が登場。銃をお持ち帰りで銀行から出てくるのですが、そのまま銀行強盗できますよと、ジョークにも映る。銃を貰うのに、身分証明や犯罪歴が調査されるのだが、銃が粗品って言う感覚が平和な田舎なのかな。

平和で事件なんて起こらない田舎に住んでいる人程、銃を持っているようで・・・。自衛の為に持っている人達の方が危険人物で怖く思った。

そんなに銃って必要なの?と私は思うのですが、これは信仰と同じで、持ちたい人の考えは周りが何と言っても聞かないと感じた。

現在、銃が認められている社会ならば、銃に対しての法律を厳しく出来ないのかと思う。子供の誤射事件はよく聞く事件だが、映画にも出てきます。親は子供が絶対見つけないであろう場所に”隠して保管”しているのだろう。こんな保管の仕方って馬鹿げている。銃を保管するのなら、金庫のような保管庫を義務付けするべきではないのだろうか。銃を与えっ放しの法律に問題がある。

映画は、銃とマスメディア、政治、人種と絡めていますが、持たない派がこの映画を見れば、やっぱり持たなくて正解と思うが、持っている人が持たない派に変わるようなインパクトは正直ない気がした。

内容的には、中だるみがして長く感じた。

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唯

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