説明:広島は尾道から、東京に住む子どもたちを訪ね歩く老夫婦。しかし、子どもたちはすでにそれぞれの生活と人生を抱えており、夫婦は邪険に扱われてしまう。親身になってくれるのは、戦死した息子の未亡人だけである。やがて夫婦は故郷に帰っていくのだが…。 名匠として世界中の映画人に多大な影響を与え続けている、小津安二郎監督の代表作である。
★★☆☆☆
名作ですが、正直、退屈でした。名作に感動したかった当てが外れた。しかし、他のレビューの評価は高い。
7年前に戦死した息子の嫁に対して、義理の姉や兄は都合のいいように使っていて昔のお嫁さんって大変だなって思ったりした。昔じゃなくて良かった。
親が田舎から会いに来たのに邪険にする子供達。だったら呼ばなきゃいいのに。こんなに酷いことよく実の親に出来るなって思った。特に口うるさい親でもなく、穏やかな老夫婦なのに。戦後の高度成長でみんな必死なせいか分らないが。
未亡人の嫁に再婚を勧める姑だが、実際は同世代の男性は戦争で亡くなった人が多く再婚は難しいのだと思った。それは、私の祖父が高齢で再婚した女性がそうだったから。
昔の黒い屋根瓦の町並みとか懐かしい日本の風景が見られたのが良かったかな。
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