階下の住人の騒音には本当に困ったものだ。毎日、朝から晩まで音楽の重低音が壁や耳の鼓膜に響いて苦痛きわまりない。

以前に住んでいた亡くなったお爺さんは、TVの音が大きかったが重低音では無かったし、アパートだから多少の音は仕方がないと私達も鬼では無いので我慢できた。

月曜日の夜10時半ごろ、相変わらず下から重低音が響いている。もう毎晩だし遅いしアパートのフロントデスクの守衛さんに注意してもらった。夫が、守衛さんをその家のドアの前まで連れて行き、音を聞いてもらったところ「すごいベースの音だ」と驚いていた。

そして、水曜日も相変わらず朝から晩まで一日中重低音。夜の8時からは客が来ているのか、バルコニーで大声で談笑している。

★PM10:45
一般的に、人の家に電話するにも夜10時は界の時間だと思う。そろそろ静かにして欲しい時間帯だが、重低音と外から聞こえる大声は変わらずウルサイ。

守衛さん(月曜日と違う人)にまた音を聞いてもらって、注意してもらう。その住人は移民で母国語は英語ではない。守衛さんが言うには、英語が分らないととぼけられたらしい。

★AM0:04
この重低音は上に住む私達しか分らないと思うが、外に響くバルコニーの大声は他の住人達はうるさく思わないのか。

夫は殺したいほどムカつくらしい。私は彼らは母国でもアパート生活をしたことが無く、集合住宅のルールを知らないだけだと思い「音を憎んで彼ら憎まず」と言ったところ。

もう私達は寝る時間だ。夫は「フロンドデスクから注意されても同じ!俺達を尊重していない!どうして尊重しないのか本人に聞いてくる!」と言うので、住人同士でコンタクトするのはトラブルになって危険なので警察に電話する事に決めた。「さっき、守衛から注意してもらっても英語が分らないといって聞いてくれなかった」とも警察に伝えた。

★AM0:45
40分後に警察官3人登場。

警察官が彼らを注意をしてからフロントで待っていた夫に「バルコニーから中に入って静かにしろと言っておいたから」と教えてくれた。夫が「もう大丈夫ですか?」と聞いたら、「どうかなー?」と言って去っていった。

前回に警察を呼んだ時も来るのが遅くて、警察が来た時には音が鳴り止んでいた後で注意が出来なかった。

今回は、騒音に間に合った。平日の夜だからか警察官が三人も来て注意して貰ったから大人しくしてくれるだろうと安堵したのだが・・・。

★AM0:58
一旦は静かになったのに、また音楽とベランダでお喋り。彼らは「警察に怒られちゃった」くらいにしか思っていないのだろう。警察さえ舐め切った態度。

ここは”無法地帯”ではない。

自分達の状況を分っていないようだ。寛大に思っていた私も怒りを覚える。

★AM1:00
すぐに警察に再び電話。きっちり片を付けたい。15分くらいで警察官一人が到着して注意しに行った。夫がフロントで警察官の話しを聞くと「話しておいたからもう大丈夫」と言って去っていった。

夫が帰ろうとした時に、階下の住人の奥さんが降りてきて「誰かが警察に通報した」と守衛さんに言いに来たから、夫が「私ですけど」と言って、それから守衛さんを挟んで奥さんと三人で話し合ったらしい。

奥さんが言うには警察官が来て注意した時に奥さんがヘラヘラしてたら「何が可笑しいんだ!」叱られて「今度、同じ事したらあなたの夫とあなたを逮捕して、子供達は保護するから」と言ったらしい。さすがに奥さんもこれは効いて泣いてしまったみたいだ。

夫曰く、この台詞はふざけた態度の夫婦への警察官の脅しじゃないか、これだけじゃ逮捕できない。

奥さんの言い分、「階下のゴミ置き場のモーターの音がウルサイから音楽をかけている」

夫「その状況はわかる」

奥さん「ゴミ収集車や引越しで出入りするトラックがウルサイ」

夫「それはウチも同じ、そしてお宅の音楽も加えて更にウルサイんですけど」

守衛さん「確かに、ベースの音がかなり響いて煩かった」

奥さん「何がベースだか分らない。夫に聞いてみるけど・・・」

奥さん「どうして、私達に直接言わないで警察に言うんですか?私達は良い人達だから、今度からは警察に言わないで私たちに直接話してください」

夫「今まで話したことも無いのに良い人かどうか分らない。守衛さんにも注意して貰っても聞かないし、警察に電話するのは当然ですよ」

奥さん「バルコニーで話していて煩いとは思わなかった」

夫「ウチのベッドルームまで聞こえますよ。会話は英語でないですよね?内容は分りませんが」

奥さん「フランス語です」

それから、奥さんは「ごめんなさい、これから気をつけます」と夫に謝罪の一言は言った。この部分は重要。

とにかく奥さん宅の階下のゴミ置き場が煩いので困っていると言うから、夫が「部屋を変えてもらえばいい」と言ったら「出来るんですか?」と奥さんが言うので守衛さんが「出来ますよ」と言ったそうだ。

★翌日
「アパートの事務所に報告しないの?」と夫に言うと「しない」と言う。夫は、警察官の脅しがあの夫婦に効き目があったから、これ以上事務所から言われるのが気の毒になったらしい。

私の意見は、取り合えずこの出来事があった事実は報告として残した方がいい。後々何かあったら有利になると思う。その為にも、時間のメモを残しておいたのに。

結局は、事務所へは報告しなかった。夫の人情に流された優しさ、悪く言えば、詰めの甘さが裏目に出て、彼らから裏切られなければいいけど・・・。

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唯

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