ハリウッド版のリングは、最初は映画館で見て、その後にHBOで何度も放送されたのでその度に見た。怖さと謎解きのサスペンス調なのが面白いのと、英語だけだから初回でよく理解できなくて何回か見ているうちに理解し新しい発見があって普通の人より倍に楽しめた。

昨日は早速リリースされた2をレンタルして見た。見終わって、いやぁーガッカリ。なんで映画のシリーズ化した2って退屈なんでしょう。リング2は、ポルターガイスト、エクソシスト、オーメンを合わせた感じ。

以下、ネタばれ。
呪いのビデオはまだ出回っており、被害者がいることを知るレイチェル。その被害者の死に顔を拝んだ時に、サマラから「みーつけた」と言われてしまう。

その後、呪いのビデオを被害者宅から泥棒して燃やす。不法侵入だよ、犯罪だよ!と違う意味でドキドキ。その日以来、レイチェルとエイデン母子の前にまた黒髪少女のサマラが現れる。そしてレイチェル(お母さん)は、サマラに懐かれてしまう!

前回、あんなにビデオの解析に苦労したのに、今回はビデオに関係なく出没るすサマラに付きまとわれる親子。

エイデンに乗り移ったサマラは、人を殺したりレイチェルに「Mommy」を連発して甘えたり。

最後はTV画面から出てきたサマラとレイチェルが対決と思いきや、サマラに引き込まれて一緒にテレビの中に入ってしまう。そこは井戸の中。

井戸の中から外へ這い上がるレイチェルを追いかけて登ってくるサマラ。初回はサマラは登れなくて爪が壁に食い込んで剥がれていたのに、呪いのビデオから何度も這い出て来たからかサマラの早いこと、早いこと。

間一髪、レイチェルが抜け出し井戸の蓋を閉めるときに「I’m not Fuckin’ your mommy!!」と叫ぶ。映画館の観客が爆笑しているシーンが目に浮かぶような、サービス台詞。

蓋が閉められた井戸の中から「Fuck you! Mommy!」と中指立てているサマラの声が聞こえてきたら面白いかも。とネタが思いつく程に怖さからかけ離れている。

息子エイデンの声に導かれてテレビの中から現実に戻るレイチェル。そして、「もう蓋を閉めたからサマラは出てこない」と告げる。

だったら初回からテレビの中に入って蓋閉めれ!とがっかるするような最後でした。

途中、同僚の男性がビデオを見ていないのに、サマラに乗り移られたエイデンに殺されてしまうのですが、死体を発見したレイチェルは死体をほったらかしのまま。細かい部分が雑になったなと感じた。

実は、サマラの実母が生存し精神病院にいた。でも重要なキーパーソンって程でも無かった。居ても居なくてもいいような。

だったら実母に呪いのビデオをプレゼントしてあげればいいのに。そしたらサマラから懐かれる事も無いし、サマラは実母と再会して恨むのもよし、喜ぶのもよしでいいんじゃない?

★★★☆☆

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唯

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