ドミニカ共和国、旅行記
まだ暗い早朝の雪が降る空港から出発した。北東部の某空港からドミニカ共和国まで約三時間半と言う近さ。いつも日本行きの飛行機に乗っているから、三時間って本当に体が楽でいい。

ドミニカ共和国の気候は程よく湿度があり日差しは強いが日陰に入ると涼しい。ホテルのロビーはヤシの木の葉で覆った屋根で(藁ぶき屋根みたいな感じ)柱の間には壁が無く自然の風が通って気持ちがいい。

ホテルの中庭の池にはフラミンゴや鴨がいて、ヤシの木が茂るように並ぶ庭には孔雀が何羽もいて心が和む。こうゆう自然の演出が楽園っぽくっていい。ホテルの部屋の窓からも孔雀が見え、客達に餌付けされたのかおねだりしにベランダまで近寄ってくる。

ビーチに行くとパラソルもこのヤシの葉の”藁ぶき屋根”で出来ていて南国に似合っていた。海はエメラルドグリーンで美しく、波は穏やかだった。小魚の群れも波の間から見える。

ビーチでまず目に入るのはトップレスの女性達。ヨーロッパから来た人達だろう。ヨーロッパの女性は年配の人でもビキニの人が多く、年齢関係なくトップレスだった。男性は日本のスクール水着っぽいピチピチした水着とビキニとか。

そして幼稚園児くらいの女の子もトップレスだったり、三歳児くらいの男の子が全裸でプールサイドを駆け回っていたりして、子供の裸に厳しいアメリカで慣れると驚く。

夫はトップレスにご満悦で、美しい海とオッパイが一杯で正に楽園だね。私もトップレスデビューしてみたが、恥ずかしくて10秒で止めた。

カリブ海の島々で主流なのがAll−inclusivesと言う、ホテル代、食事、飲み物代全て込みのスタイル。チェックインした時にホテルの腕輪を付ける。なのでレストランやバーで飲んでもお金は要らない。財布を持ち歩かないでいいから楽。

チップは込みと言われいるが、「頂ければ嬉しいです」といった感じ。ホテルの従業員の全ての人達がフレンドリーで礼儀正しく、気持ちの良いサービスだったので私達はチップを払った。ホテルの教育がいいんだろうね。チップは払っている人もいるし、いない人もいる。

私達は滞在日数が短いのでツアー(有料)には参加せずに、昼間はホテルのビーチで過ごした。夜はホテルのステージのショーを見ながらココロコを飲む。ダンスタイムに男女のメレンゲダンサー達が踊りませんか?と客を誘う。私もメレンゲダンサーとメレンゲを踊った。プロは上手い。

その後、そのメレンゲダンサーと私達夫婦で談笑した。サミー・ソーサなどのドミニカ出身のメジャーリーガー達は特に「サミー病院」や「サミー小学校」とか作ってないとか話した。

昼間に「レイコ」と呼ぶ人がいたら、昨夜のメレンゲダンサーの男性だった。夜の紫色のサテンのシャツとは違い、体操のお兄さんみたいな格好でプールサイドでメレンゲダンスを教えていた。「今夜も踊りに来てね」と明るく言われた。こうゆう明るさっていいね。

夫がマッサージ(有料)を頼んでくれて夫婦で受けた。マッサージの心得のある私はあまりのヘタクソさにイライラした。夫はそんなの気にせずに「気持ち良かったー」と喜んでいた。

たまに私も夫にマッサージをしてあげるんだから、レイコの方が上手だった♪って付け加えればいいのに、誰が揉んでも同じなんだね。ガッカリだよ。

ドミニカ共和国の物価は安いみたいだけど、ホテル内の物価はアメリカ並みで土産屋では何も買わず。マッサージも一時間$60だったし、ツアーも$70以上はしていた。

食事は、朝食はバッフェ、昼はビーチ沿いのBBQバッフェ、夜はレストランに行った。どれもとても美味しく、シーフードがあり、南国の果物も豊富で、毎回食事が楽しみだった。

現地の芋料理などもあった。普段ステーキを食べない夫がステーキは脂がのっていて美味しいと絶賛していた。

毎晩、夫はホテルのカジノに通い、そこでアメリカ人のオジイサンと仲良くなって手ほどきを受けて少し儲けた。オジイサンは一人で来ていて、ロブスターナイトの日に一緒に食事をした。老人だからか自分のことしか話さない人で、ロブスターの日で良かった。(食べるのに忙しいから)

一晩は夫とディスコ(懐かしい響き)に行ったけど久しぶりのハイヒールに疲れて一時間くらいで退散した。でも色んな国の人の踊る姿を見るのは面白かった。私達みたいに普段踊らない人が旅行先でいっちょ踊ってみますか?みたいな人が多くてぎこちなかったり。若い子が元気一杯に踊る姿を見ると眩しいね。

時期的に子供の学校があるからか、定年退職した感じの夫婦が多かった。世の中の老夫婦って仲がいいんだね。ウチの両親しか見てないから知らなかったけど。私の両親もこうゆう旅行すれば仲良くなれたかも・・・。

のんびりした旅行って退屈かな?って最初は思ったけど、のんびりもいいなって分った。

少し贅沢な旅行をしたからバレンタインデーや結婚記念日も含まれナシになった。我が家の行事もAll−inclusivesになった。

その二
http://diarynote.jp/d/32228/20070330.html

コメント

nophoto
2007年2月17日11:54

 こんにちわ、唯さん。

 常夏の南の島で、庭を孔雀が歩いてるなんて、ほんとにすてきなリゾートなんですねえ。
 それにしても、トップレス(笑)。日本人にはなじみがなくて、どうしても抵抗を感じますが、いざ思い切ったら、開放感があって気持ちいいかもしれませんね。
 カジノ、楽しそうですー。

唯
唯レイコ
2007年2月18日0:54

るさん、
子育てが一段落したらどうですか?私はハワイも行った事がなかったので、ビーチのあるリゾートはすごく気に入りました。
トップレスは若い女性がしていると同性の私も釘付けになりましたね。年配の女性もしていたので、私もやってみるか!と晒してみました(笑)ビキニの上が濡れていたから脱ぐと開放感はありました。(意味が違う?)

こちらのカジノは女性も多く遊んでいます。私はセンスが無いのでしないのですが。
唯

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