日付のUPの順番がメチャクチャです。

金曜日、夫が授業が無いので免許センターに行く用事があるので、一緒に付き合ってあげた。

最初、「一人で行って来れば？私は掃除や洗濯があるし」と言ったら、すごい速さで夫が掃除機かけを終わらせた。私が子供の頃の掃除機かけの速さと負けないくらい速かった。

しないよりはマシなので、文句は言うまい。だからか、当時の母は文句は無かった。姉の方が丁寧に掃除機かけろと一々うるさかった。

途中、高速から見える火事の煙に気になったのか、夫は何回か行っている場所なのに迷った。20分でいける場所を1時間かけてるし。

途中、「ガソリンスタンドで道を聞けば」と提案しているのに、聞きやしない。いつの間にかに火事の現場近くまで来てしまって、交通規制で渋滞の中、迂回させられた。それでイラ着いて切れている夫。だから黙っていると、無言の非難だと文句言うし。困ったチャンだ。

免許センターで用事が済んだ後、少し疲れたのだが出かける前に夫が「用事の後、モールに行こう」と餌にしていたから、無理して行く事にした。ブラブラして見られれば気が済むからいいの。

紅茶の一人用のポットがあって素敵だなと思って見たら、日本製だった。そうゆうのってちょっと嬉しい。

モールのディスプレイで、もう直ぐ母の日だと気づく。実家の母には何もしてあげられないんだけど、夫の母と父親の再婚相手の奥さんには毎年何かしている。

二人分だから、お金がかかるよ。気持ちだから花で十分なんだけど、夫の母親はすぐに枯れる消耗品は嫌いらしい。文句言うな。

結局、何も買わないで見て回っただけ。フードコートでランチでお金を使ったくらいかな。

その後、食料品の買出しをしてから帰宅。夜は、本日買った、ハム＆チーズでサンドイッチ、ピクルス、ポテトチップス。ランチみたいなディナー。

やっぱり日本人の輪に飛び込んだのが間違えだった気がする。日本人同士だからって仲良くなれる訳じゃないし、私にだって好みの女性のタイプはあるし。色々です。なんだか疲れた。ひっそりと暮らしているのが合っているみたい。

今日、クレジットカードの得点で、「デジカメ」か「デジカメつきビデオカメラ」に変えようかと思い、電気屋に行った。店員が「ビデオだとデジカメが駄々っ子だよ」と教えてくれたから、デジカメにするかもしれない。

先日、夫が卒業した後に旅行へ行くことに決めて、ネットで見つけたホテルを予約した。色々なところを見て回ったけど、ホテルから直接予約した方が一番安かった。探して見つけた時、一瞬だけ心が弾んだ。持続しないのが残念。

この前、ネットで選んで借りるDVDの会員になった。一度に二枚まで借りられ、返却されたら次のDVDを送ってくれる。なので郵便で来たその日に二枚見て、次の朝に郵送で返す。必死になって見るのも大変だ。リージョンコードがアメリカだから問題なく日本映画も見られる。だからケーブルのHBOはキャンセルにした。ちょっと寂しい。

今週から、またダイエット。48キロで安定して調子に乗って食べ過ぎたら太った。原因はスパゲティかな。日本の一人前って麺100gらしい。その倍食べていた。日本のレトルトパスタソース、2，3人前って書いてあるけど、余裕で一人前だったんだけど。これからは量りで100gに量って食べることにした。

体重50キロになった体重計の針を、内側に傾かせたところ。夫の学校の先生が、去勢したビーグルのメスと女性の体の新陳代謝は同じだって言ってたらしい。私は去勢していないって。ただ女性の体ってことらしい。だから、我が家の中年女と老犬ビーグルは体系が同じなのね。寸胴だから納得。

犬の痒みは少し治まった感じです。皆様から情報を頂いて感謝してます。

日曜日の夜、シャワーの前にパンツ一丁で犬を抱きしめたりしてじゃれていたら廊下から火災警報器がなった。

（裸だと犬の毛がつかないから。一応、ベッドルームで犬と二人っきり？で夫には見えないけど）

まただよ！と思ってしばらく様子をみた。

テレビの空いているチャンネルでフロントドアが映るから、テレビで確認したらアパートの住人が大勢ぞろぞろと外に出ている。これは一応出たほうがいいと判断して、急いで服を着て犬も連れて夫と外に出ることにした。

非常階段には焼き魚のいい匂いがして、薄っすらと煙が立ちこめていた。どうやら、どこかの家庭で料理を焦がしたのが原因らしく、出火は無くて煙で報知器が反応したらしい。

私は夫に「絶対、焼き魚！」と断言していた。だから、どうした？なのだが。

日曜日の夜だから、みんな文句たらたらで「ドラマの途中なのに」とか「もう、いつも火災報知器が鳴ってばかり、こんなアパート嫌！」と切れている人もいた。

夫は「アパートだから仕方がない。それが嫌な人は一軒家に住めばいいだけのこと」と呆れていた。

消防車が来たり、住人が外に避難しているのを窓から眺めて避難していない住人も結構いた。

火災警報器が鳴る殆どが誤報だけど、誤報と過信せずに確認するべきだと強く思う。9・11の時も誤報と思って仕事し続けていた人が多かったって言うし・・・。

避難していない人達は、皆が家に戻る姿を見て「ほら、家にいて正解」って思っているんだろうな。本当に火災だったら、出遅れて逃げるのがもっと大変なんじゃないの。

以前、知り合った日本人の女性達3人で会った。3人とも既婚で子供がいないから、子供の話が無くて楽だった。子供がいないのに子供の話をされても何とも言えないし困る。

その中に初対面の女性がいて、いきなり年齢とか夫とどこで出会ったとか色々と個人的な質問をされてウザかった。こうゆうのはもっと仲良くなってから聞こうよ。

相手も同じこと言うならいいけど、人のことを聞いておいて、こちらが聞かないと何も言わないのってどうなのかね？

例えば「日本でどこ出身ですか？」と聞かれて私が答えてハイお終い。面接ですか？って感じ。

こんな人には同じ質問して切り返している。

いわゆる”会話のキャッチボール”で同じ質問で切り返すのは普通のことだろうけど、個人情報はお互い様で聞く前に申し出て欲しいと思う。そうじゃないと居心地が悪い。

先日、犬が「かいーの、かいーの」のポーズでお尻を掻きまくっていた。押し倒してガバッと股を開かせて覗くと、逃げ惑う虫（きっと蚤です）を発見。きゃーー。

その日からパラノイア状態で犬の虫駆除。「押し倒してガバッ」のチェックを何度も繰り返し、二日連続のシャンプーで退治したと思ったら、まだ居た。キッーと発狂しそう。

有名な付け薬の「フロントライン」って医者の処方箋がいるんだって！　また医者だよ！＝またお金だよ！

今日はペットショップに行った。フロントラインは諦めて同じ作用の別会社の薬とゴムで出来た駆除用のカラー、駆除用シャンプーを買ってきた。

今日もまたシャンプーした。念入りに洗ったから、犬のお尻にキス出来るくらい清潔。その後、塗り薬とカラーを付けて完璧。

夫はこんな薬漬けで別の病気になるんじゃないかと心配している。でも、これも駆除するまでの一時だから。「かいーの」の苦しみから解放してあげたいじゃない。

夜、もう掻かないから安心していたら、また「かいーの」しているよ！なんなの！もう毎日シャンプーできないからシャンプーは来週にしよう・・・。

日曜日の昼下がりに、アパートに響き渡る警報機。取り合えず玄関のドアを開けて匂いや煙の確認をしたが異常なし。窓の外を見ると夫が丁度帰宅して駐車場を歩いていた。

窓から夫に向かって「警報機が鳴っているから、どうなっているか確認して」とお願いした。しかし、夫が帰ってくる様子が無いので一階のロビーに下りてみることにした。

非常階段では、不健康な体重の人（かなり太った人）が手すりに両手で体重を支えながら降りていた。それも苦しそう。そして、階段を一人独占した形になっていた。本当に火災になったらどうなるんだろう。なんか怖い。

そう言えば以前、勤めていた会社（アメリカ）で本当の火災があった。非常階段に煙が漂い、みんな急いで階段を駆け降りていたが、かなり太った人はスローペースで踊り場で休憩しながら降りていたっけ。

かなり太った人の隙間を通り抜けてアパートの階段を降りると、ロビーには住民が集まって取り合えず非難していた。

夫を見つけて「どうして家に戻らないの？」と聞くと「何かあったら急いで家に戻るに決まってるじゃん。何もないからここにいる」と言って笑っていた。犬も一緒に逃げる準備とかあるから早く教えて欲しいのに。

アパートの住人にはお年寄りが多く、彼らは久しぶりに会う住人と挨拶したりして楽しそうな社交の場になっていた。

結局は5階の住人が料理中に火ではなく煙を出してしまって警報機が鳴ったらしい。消防隊も来ていたが特に消火活動も無く帰って行った。

たまに誤報があるから良い避難訓練になっているのかもしれない。しかし、いつも思うのが本当に火災になったら非常階段で逃げる速さに差が出て渋滞になるだろう。

非常事態には、自分の身は自分で守るしかないのだろうから、逃げる自信が無い人は上階には住まない方がいいと思った。

最近、すごく眠い。PMSでもないのに。朝、起きられない。夫が起こしに来て「あと10分」と猶予を貰ってから、夫がまた起こしに来て、病人みたいに体を起こしてもらって起きている。

パジャマも脱がして貰っている。これは夫の楽しみみたいだけど、本当に病人みたいだなぁ。

夜は寝つきが悪いから昼寝はしないのに、今日は夫が学校から帰ってきて一緒に昼寝しようと誘われて寝た。言った夫は1時間くらいで起きて、私は夕方まで寝ていた。起きるのもまた辛かった。

大人でも寝ればどこか育つのかな？

イースター・サンデーだったので義理姉の家にディナー行く。先週も行ったばかりだけど。今回は、義理姉のご主人の両親と兄弟が来て、姉側の家族は私達夫婦だけ。

ご主人の家族ともイベントの度に会うから知らない間柄ではないが、やっぱり他人だから話が弾まない。

義理母は風邪だから欠席。だから行きと帰りに家に寄った。帰りには義理姉が持たせてくれたディナーを義理母に届ける。

義理母宅で談笑。

話題は、植物状態が15年にわたって続く米フロリダ州の女性テリ・シャイボさんの延命措置問題。

自分が同じ立場になったらどうする？になった。

義理母と夫は余りそこまでして長生きしたくないと言う。そして二人が私に聞いてくる。

私が「えぇと」と考えていると、二人は黙って私が答えるのをジーっと待っている。この間がちょっと怖い。

私が「私はここでは決断するべきではないと思う。2005年のイースターにレイコがこう言ったって言われそうだから」と少し冗談っぽく答えた。

二人は笑ってウケているし。迂闊な事言ったら危険だと思った。なんかこの二人絶対、私のこの一言にこだわってゴリ押ししそうに思えたから。

「難しいから、チェックリストなどがあったら、それに沿って回答して決めたい」と言っておいた。（そんなのあるの？）

両親は日本だから看病できないし、夫は看病に飽きてきそう。そして両親、夫共に皆で諦めムードになるのが簡単に想像できる。

家で夫と二人の時に、私が一人で夫を看病する自信が無いから遺言で決めておこうか？と言ったら冷たいと言われた。さっきまで、反延命措置で私のこと簡単に死なせる勢いだったのに。まっ、お互い様だね。

犬の年に一度の健康診断と予防接種に行ってきた。年末から、ここの診療所には何回か立て続けに来ている。

犬も医者に慣れたのか、医者の顔を舐めて挨拶していた。何回か会えば、OKなのか？愛想がいいのね。

医者は本当に動物好きなのか、客商売が上手いのか「おぉーありがとう」と犬の舌を顔で受け止めていた。

私達さえしないのに・・・偉いよ先生！

ついでに有料で爪も切ってもらった。隣の美容室で切るとチップがいるから、医者だとお得だ。

3月17日の日記の包装紙について、正直、彼女からの意図が分らなかったんですよ。しかし、日記を読んでくださったお二人の方から「日本を懐かしんで貰う為」と教えて下さって納得しました。

私同様に共感してくれた方からもメッセージ頂きました。

アメリカ人は包装紙をびりびりに破いてプレゼントを開けるのに、びりびりに破かれていない包装紙。

キレイな抜け殻状態。

この二つの状態からかろうじて優しさは伝わったんですけどね。

直ぐに分らない私ってヒドイ女なのかしらと一瞬悩みましたが、皆さんのお陰で意味が通じてから、夫から彼女にお礼を伝えてもらったので良かったかな。

しかし、一言、包装紙の趣旨を伝えてくれたら直ぐに分って、有り難いと同時に思えたのに。

優しいアメリカ人もいますから！

朝からぐったりして頭痛もする。

昨日は義理姉の家に行って来て、義理母、義理父夫婦とも会ったから。昨夜から疲れが続いている。

もう、この日記でも何度も言っているが、彼らは基本的には悪い人じゃないし、良い人達なんだろうけど、一緒に居ると疲れる。

昨日は・・・

義理母の携帯電話をファミリープランで私達を追加してくれた。
↓
私達が携帯代やアップグレードの差額を支払おうとすると、義理母が「私からの気持ちだから要らない」と拒否される。もう、この人からのタダ程、面倒臭いことは無いから嫌だけど、仕方が無いからプレゼントということにしておく。
↓
義理母が、それを娘に言う。
↓
娘が父親夫婦に言う。

そしてきっと娘（義理姉）から親戚の叔母へ叔母から叔母へと”いつもの連絡網”で全員が知ることになるだろう。

携帯電話を持たない私達を気の毒がって義理母が買ってくれたのだが、気持ちは嬉しい。しかし、こんな風になるなら自分達で買ったほうがマシっ。

何かしら恩に着せる義理母から貰うもの嫌な予感がして気分が悪い。正直、怖い。取り合えず、しばらく使って解約すると思う。

あと親戚中から「いい大人が親から携帯電話を買って貰って」って思われるだろうね。こうゆう事から私達夫婦の生き方って評価されて行くんだと思うから、一番気をつけていたことなのに、最悪の結果だよ。

夫は気にしちゃいないけど。現に、いい大人の従兄弟が親の脛をかじっているのを見て、親戚中が「駄目息子」と思っているのを知っているくせに。

前日に義理姉から二人でコリアンマーケットに行こうと言われたのに、義理姉家族全員と私の夫も一緒に行く羽目に。（イベント？）

車中、子供達が「どこの行くの？」の質問に義理姉は「臭いマーケット」と答えているし。（言い方に配慮が無いと言うか。もし子供のクラスメイトにコリアンがいたら？）

車中、私以外の全員がくちゃくちゃガムを噛む音を響かせ、気が狂いそうになる。（口を閉めて噛めや！）

結局、義理姉の夫と子供達は車内で待っているし。（臭いから！）

車内で私が話した事を後から義理姉が話しを面白おかしく編集して「レイコがこう言った」と義理父夫婦に話す、報告する。（そんな事、言ってねぇよっ！）

義理姉夫婦の友達夫婦も後から来て、そこの夫婦も義理姉夫婦も奥さんが「High school Sweethert」と呼ばれる、高校生時代カップルが結婚した夫婦なんだよね。

十代の頃から、三十代の今でも一緒って・・・仲良くて素晴らしいけど・・・。

よくアメリカのドラマで「ビバリーヒルズ」とか「フレンズ」で設定上、仲間がいつも同じってあるじゃない。あれって結構ドラマだけじゃないんだなぁって思わせる。

高校時代から男も友達も変わらずに一生を送るのって、なんて言うか、世間が狭くて窒息しないのかなぁって思ったり。

些細な事なんだけどね。本当、悪い人じゃないんだけどね。一緒にいて疲れるのよ。

以前、我が家にディーナーを招待した夫のクラスメイトのベジタリアンの女性が春休みに大学時代の友達と会ったそうだ。友達の中で日本人の女性がいて、前にその人が良い人だってのは聞いている。

その日本人の友達からプレゼントを貰ったそうで、包装紙を夫に見せて、夫が家に持ってきた。

夫　「この折り方って日本だよね」（アメリカは殆どキャラメル包み）

私　「そうだね」

包装紙は「東急・Tokyu」だった。

夫　「このデパートは有名だって言ってた」

私　「そうだね。アメリカで言うと、macy’sみたいな感じかな。高級店ではないね」

クラスメイトは包み方やデパートの名前が入った包装紙が珍しかったのかな？（アメリカは社名が入った包装紙でのサービスは無い）

包装紙の抜け殻の形から「多分、ハンカチを貰ったのかも」って夫に言ったら「中身は知らない」と返事。

私　「このデパートはmacy’s だって教えてあげれば」と言って包装紙を返したら、夫が付き返して来た。

夫　「これ奥さんに上げてって言われた・・・」

私　「あはははーー！　なんで？」

夫　「日本の包装紙だから・・・」

私　「いらない・・・」

夫　「俺も何でくれるのか分んないんだけどね・・・じゃ捨てるよ」

私　「中身じゃなくて包装紙貰ってもね・・・」

夫、私　「・・・」

リアクションに困る私達。

久しぶりに想像できない事に遭遇。一応、私の事を気に留めてくれたと解釈してます。

美しい和紙とかなら分るけど、白地に社名の包装紙の抜け殻を貰ってもねぇ？

先週はちょっと忙しかった。今週は、またいつもの静かな生活に戻って、これが私に合っているのかもって思っている。

昨日は夫の髪をバリカンで刈って、週末に犬のシャンプーをする予定。夫の髪と犬のシャンプーは手入れする間隔が同じでセット化している。

夫が、クラスメイトの女性が春休み中にプロポーズされた話しをしてくれた。プロポーズ後、女性のお母さんはすぐに「Weight　Watcher」と言うダイエット会社に娘の入会手続きをした。クラスメイトの女性が「私に断りも無しに！」と怒っていたらしい。でも、太目の娘を思う親心じゃないですか。

もうすぐ卒業の夫だが、同じく卒業のクラスメイトで卒業後に結婚する人が多い。夫は歳の割には結婚生活が長いので、よく結婚の秘訣を聞かれるらしい。

その秘訣とは「妻の言うことは何でも”はい、はい”聞いとけ」だそうだ。それを聞いて、みんな笑うらしい。

それがあなたが私達の結婚生活で悟った答えなのね。

間違って無いと思うよ。

今日は二度目の面接に行って来て、仕事内容を確認し、仕事することに決めて、採用となった。

私はプレッシャーに弱いんだと思う。このバイトの話しが来た時からどんよりと心が重かった。仕事が決まってめでたいんだけど、何か不安に駆られて落ち着かなかった。そして毎朝、起きるのが辛かった。

そんな気持ちの時、アメリカ人の義理姉や義理叔母にバイトの話しをしたら、「取り合えずやってみて、嫌だったら辞めればいいのよ」とあっさり言われて少し気持ちが軽くなった。

そうなんだよねぇ。今まで勤めた職場で、さっさと見切りを付けて辞めていくアメリカ人を何人も見た。午前中で辞めた人もいたっけ。羨ましい、自分を分っている人って。

いつも「駄目で元々」の精神でトライしているのだけど、いざとなると真面目が邪魔して任務遂行モードに切り替えってしまう。

ここで私が出来る仕事なんて少ないから我慢してしまう。

限界が来た時には心身共にぼろぼろになって無様な格好で退場していく。幕切れがかなり悪い。立つ鳥跡を濁さず、じゃなくて「濁す・・・かなり」かな。

いい加減に自分を知ろうよ、自分。

早速、実家の母に電話で伝えたら「良かったね、でも無理しちゃ駄目よ」と言われた。それを夫に言ったら、「お母さんと俺だけが分っている。レイコはストレスを操縦するのが下手なことを」と言われた。

夫の期待もストレスなんだけどね。そうゆう台詞を言ってくれるなら、辞めたくなったら辞めることにしようっと。

バイトが始まるのはちょっと先。

この二年間、無職でひっそりとした生活だったのに、二台目の車が無くなってから車が必要になってきた。義理姉曰く「それってマーフィーの法則だね」だそうだ。

華道の先生が近くに住んでいるのが分って連絡を取ったら、レッスンの日が夫の授業と重なって、駄目だった。

バイトの面接に行ってきた。遠いから車の運転が不安だけど、条件がいい。どうやら採用されそうな感じ。しかし、車が一台しかないから、バイトのスケジュールは、夫の学校のスケジュール中心になってしまう。

その事を話すのも、いい大人がなんだか独立性がない感じだし、初対面でウチの懐具合も丸見えって感じだった。雇う方も、「これから二台目を買う予定は？」なんて聞けないしね。

で、どこに行くにしても最初は夫と一緒に練習しなくちゃ行けないのがもどかしい。どうしてかと言うと、一人で知らない道を通るのが怖いから。

道に迷ったら人に聞けばいいんだろうけど、早口で右行って左行ってと言われても分んないよ。でも見知らぬ人の好意で教えて貰っている訳だし。「もう一回、えっ何？えっどこ？」としつこく聞いても方向感覚が悪い私には分らないかもしれないし・・・。

車が運転できても、自由に運転できなきゃ意味ないよなぁ。そういえば、今朝見た夢は自転車に乗って出かけてたなぁ。夢って正直だなぁ。

初めて子供同士で地下鉄に乗った小学6年の「キャプテン翼祭り」以来、私は自由に電車に乗ってどこでも行って来た。電車っ子が車っ子になれる日は来るのだろうか。

そういえば、車を廃車にした時、車を引き取りにトラックが来た。

夫が窓からトラックを見つけて、「来た来た！」とあわてて玄関を出たら、犬も「なんだ、なんだ！」（そんな雰囲気）と夫の姿を見て興奮して、開けたドアの隙間から飛び出してしまった。

夫が更にあわてて犬を追いかけたら、犬はエレベーターの前でエレベーターのドアが開くのを待っていたそうだ。

外に出る方法は間違ってないけどね。

暖かいから一日中、窓を全開して冬の空気の入れ替えをしていた。夫は今週、学校が春休み。最後の春休みだが、お金も無いし特に出かけることも無し。

いつも通り、朝の紅茶を飲みながらネットで新聞を読んでいると、夫が暇そうにしていてウザイ。私はその後、掃除、洗濯を終わらせ一息ついたら、洗車しに行こうと言われた。

「家事は私がやっているんだから、外のことはあながたやってよ」と言っても、「一人じゃいやだ」とか「天気が良いから一緒に行こう」と言う。仕方が無い、天気が良いから一緒に行くことにした。天気に救われたヤツ。

同じ理由で、天気が良いから犬も一緒に連れて行くことにした。なんだか家族総出で、我が家のイベントですか？って感じがしないでもない。

車は雪の泥水や除雪の薬品で真っ白だった。コイン洗車場に行ったら、みんな天気が良いから考えている事は同じで、平日の昼間なのに混んでいた。

私　「泡ブラシにしてよっ！」「これは石鹸水だよっ！」

夫　「怒るなよっ！」「優しく言えよっ！」

二人で仲良くキレながら洗車していた。

夫の母が「あなた達の結婚記念日だったでしょ。お祝いに外でご馳走してあげる」と言って我が家に来た。こうやって祝ってくれるのは、ありがたいことだ。

義理母はいつもきちんと化粧してオシャレして来る。今日は豹柄のブラウスだったから「ワァオ！セクシーですね。Hot!だわぁ」って言ったら、義理母はおどけて喜んでみせた。

太っている義理母に体重の話題なんて普段しないけど、なんか痩せたみたいだから、「痩せたみたいに見える」って伝えたら、「そう10lb（約5kg）痩せたのぉ♪」と教えてくれた。

我ながらつかみはOK!

義理母が「砂糖が沢山入っているソーダを飲むの止めたのが良かったみたい」と言ったら、夫が「それさ、レイコが7年前から言い続けていることだけど」とナイスなツッコミ。

まぁ、それに気づいて実行し効果が出ただけでも良かったじゃないの。

近所のチェーン店のレストランまで車でおしゃべりしながら移動。そしてレストランでは、義理母は「二人とも飲まないの？」と言って一人ビールを飲んでいた。私達夫婦はあまり飲まない。

終始ご機嫌の義理母のトークは今日も炸裂だった。私達はひたすら聞き役。

義理母が「お父さん（元夫）と連絡している？」と夫に聞く。夫が「まったくしていない」（先月会ったけど）と言うと、なんだか嬉しそうだった。

先月、二台目の車を廃車にしたことを話した。その車は義理父から買ったもの。当時、義理父夫婦は奥さんの息子にタダで上げるつもりだったが、息子が免停だったので私達が＄2000で買った。

その事を言うと、義理母は「せこい！Cheap!」と言って元夫のせこさぶりに呆れていた。でも、なんだかこれも嬉しそうだった。

義理母と私は食後のデザートを食べた。夫が「よく食べられるよな」と呆れる。「デザートは別腹」と言うと、義理母も頷いていた。義理母が夫に「半分上げる」と何度も言うので夫は負けて食べていた。世話を焼きたいんだなぁと思った。

その後、なぜか一緒に酒屋でショッピング。ワインクーラーみたいな、サングリアみたいな甘いジュースみたいなワインを義理母が選んでいた。

それって安いから私が「ガロンで買ったらもっと安いですよ」と何回か勧めたら「そんなに沢山飲めないから」とちょっと困り気味に迷惑そうだった。（あっやべ）私の方が買い物の仕方がアメリカンになってたかも。

自宅に戻ってから、義理母に夫の卒業写真が出来たから先に見せてあげた。ついでに今日、義理母に渡すことにした。その写真は卒業式に着るガウンと帽子を被っていて、プロの写真屋が撮ったもの。

義理母は息子の晴れ姿を、すごく嬉しそうに眺めていた。