スーパーで売っている小瓶の安いキャビア。それを熱々のご飯にのせて醤油と日本酒を滴らして食べる。美味しいぃ。

（本当はイクラ丼が食べたいんでしょ？）

安物キャビアの方がイクラを買うより安い。だからモドキでいいの。

夫の科目の先生が親睦を兼ねてホームパーティーを開いた。夫に一緒に行こうと誘われたけど断わった。

理由の一つは、行っても私は楽しめないと想像できるから。もう一つは、夫に私が楽しんでいるかどうか気にせずに、夫自身が楽しんで他の生徒や先生と親睦を深めて欲しいから。せっかくの機会なのに夫が私の子守りになって欲しくない。

私は尻込みした部分もあるけど、先生がシカゴ出身でシカゴ名産？のピザをわざわざ宅急便で取り寄せたのには魅力があった。普通のより分厚いそうだ。取り寄せる位だから、どんなのか食べてみたいと思った。

夫は一人で行って帰って来たが、色々交流出来たそうで良かった。その科目の初日での自己紹介が「趣味は妻と過すこと」と言ったから、皆は夫が愛妻家だと思ってどんな奥さんを連れてくるか興味深々だったらしい。

恋人や結婚相手がいる人は、皆さん同伴してきたそうだ。こうゆうの聞くとアメリカだなぁって思う。

先生の秘書の女性（五十代くらい）も来ていて、同伴したご主人は退屈そうだったみたいだ。生徒の年齢はすごく若くは無いけど、やっぱり若い方だし、きっと合わなかったんだろう。そうゆうの聞くと安心する。やっぱりアメリカ人でも共通項が無ければ馴染めないんだなぁって思うから。

私が夫に「正直言って、私がいない方が楽しいでしょ？」と聞いたら、「気を使わないのはいいけど、やっぱりレイコも一緒に行って欲しかった。次回は一緒に行こう。」と言った。そっかー、そう思ってくれて有り難いなぁと思った。

独身の頃は人見知りとかなかったのに、今じゃ初めての人と会うのが気が重い。変って行く自分・・・ちょっと悲しいかな。

ところで、義理姉のご主人のその後ですが、第二の意見を求めて行った病院での診断が気に入ったので、しばらく様子をみて症状次第で手術をすることになるようです。ご主人が納得した結果が見つかって良かったです。骨が簡単に折れて他の病気かと心配したが、骨の折れ方でこれは病気での折れ方では無いとも分りました。

うちの犬の腫瘍と言うか腫れ物はキレイサッパリ無くなりました。

昨日、犬の診察に行った。医者は「多分、蜘蛛などの虫に刺されたか、腫瘍かもしれません」と実に曖昧な診察だった。どっちなのっ！

ステロイドの注射を打って、一週間腫れの様子を見ることになった。癌の腫瘍だと摘出になって手術になる。

ついでに隣の美容室で犬の爪を切って帰ってきた。犬はまるで我が家の子供ですな。お金がかかります。

夫が義理姉と電話で彼女のご主人の様態を聞く。もう手術が済んでいるのかと思ったら未だだった。ご主人は手術の方法に納得がいかなくて、違う病院で別の意見を聞いてから決めたいんだそうだ。

でも、義理姉は医者から手術は早ければ早い方がいいと言われているので、早く手術して欲しくてご主人と大喧嘩したそうだ。義理姉は早く手術しない結果、腕が不自由になってしまわないか心配だから。

ご主人の腕がそんなに簡単に折れてしまうのは、もしかしたら別の病気なのかもと言う疑いも出てきて、余計に心配が増えた。

義理姉夫婦は基本的に（何が？）良い人達だから、ずーっと幸せなカップルでいて欲しい。ご主人が病気だったらとか思うと胸がキュンと痛む。

夫がうちの犬の事を義理姉に話したら「犬は手術は必要ない。手術して苦しむより、そのままにして本当に苦しくなったら安楽死した方が犬の為になるんだよ」と話したそうだ。

うぅぅーん、状況に因るかな。私は病気（癌）の初期段階で手術して治り、寿命が延びれば手術した方がいいと思っている。その手術代が高くても。しかし、もう末期で手術しても手後れの場合は、義理姉の意見の方がいいのかもしれない。

で、今日の犬の様子だが、腫瘍だと思っていた腫れ物が消えていた。どうやら虫に刺されたらしい。癌では無いようだ。あぁー良かった！手術代の心配も無くなり、二倍嬉しい。

昨日は、腫れがお乳のように垂れ下がっていた。それを見ながら、「こんなに目立っていて気づかないはずはないんだよね」と夫と話していた。虫刺されみたいなので、罪悪感からも解放された。うちの犬は老犬なので、これからはまめに体の様子を見る必要があると勉強になった。

ところで、今日宅急便でアマゾンで注文した英語のテキストが届いた。こんなに早く着くとは・・・。（嫌がってる？）中身をペラペラと確認したら、結構使いやすそうでいい感じ。（今日はページをめくるだけかぁ？）ちゃんと勉強して身につくようにしよう。

今朝、犬の脇腹に腫瘍を発見した。夫が犬を抱きかかえようとしたら、犬が鳴いて初めて分った。同じ家に住んでいて気づかなかったなんて・・・。気づいた後になれば、やっぱり目立つし、どうして早く気づいてあげられなかったのか。

最近、犬の食欲が落ちていたけど暑さのせいだと思っていた。昨日の夜の散歩は元気がなかった。気付いてあげられなくて、ごめんねの気持でいっぱい。

実家の母と電話で話す。

先週、母の姉妹三人で温泉に行ってきたそうだ。母の二つ年上の姉は惚けの症状が見られたらしい。母の姉は、ご主人と自営業でずーっと忙しく働いている。

祖母が亡くなった時も思ったが、働き者で昔ながらの健康な食事をしていた人でも惚けてしまうのが不思議だ。どうしてこうなってしまうんだろう。

母が言うには祖母の時の症状と似ていたそうだ。祖母は惚ける前に一緒に外出するとすぐに疲れたと言っていた。そして、だんだんと行動範囲が狭くなり、余り動かなく家事もしなくなって、寝たきりになって行った。

母が心配で姉の息子に電話したら、家族も知っていた。母の姉には忙しくさせる為に自営業の仕事をさせているそうだ。私の母もそうした方がいいよと言った。

母は「○△ちゃん（母の姉）は、オシャレもしないし、休みの日も出かけないみたいだけど、お母さんはなるべく出かけるようにしているし、オシャレもしているから大丈夫」と言った。

母みたいに、忙しいだけじゃなくて、生活にメリハリをつける楽しみが叔母には必要なのかもしれない。母はもう姉と一緒に旅行に行くと疲れるから懲り懲りと言っている。母は良い人なんだけど、たまに冷たいなぁって思う事がある。

叔母は、オシャレする暇も無く、自営業で働いて子育てをしてきたんだろう。だから、母が連れ出してあげて、おしゃれする楽しみを教えてあげればいいのに。思うに、母も歳だし働いているから、そうゆうことするの面倒臭いのだろう。私は日本に居る訳じゃないし、何も手伝える訳でもないから、強くは言えなかった。

月曜日から夫の学校の新学期が始まった。夫が初日の授業で自己紹介をしたそうだ。何て言ったの？と聞いたら「趣味は妻と過すことと、サッカーのゲームを観戦すること」と言ったそうだ。

他に言うこと無かったのか？なんだか微妙、回りが引くだろう？妻としては嬉しいけど。夫のサッカーは趣味と言えるくらい熱中している。でも、妻と一緒に過すことが趣味って言えるのか。世の中色んな人がいるもんだ。（他人事？）私なら恥かしくて言えない。久しぶりに夫から異国を感じた。

私も特に趣味って無いから、急に自己紹介をするとなると困るかもしれない。他人に言うための趣味って何か一つ作った方がいいのだろうか？それもなんだかなぁ。

英語の文法のテキストをアマゾンで注文した。これはオキニのサイトの人が使っていてよさげだったから。私は英語のテキストは沢山持っている。しかし、どれも最後まで終わらせたことがない。

夏休みの宿題は小中高と最後になって終わらせていた。半べそかきながら31日の夜中に水彩画を描いていたこともあったっけ。この科目は来週まで授業がないから大丈夫とかギリギリまで伸ばして夏休みが終わっても宿題をしていた。夏休みが終わると宿題から解放されてホッとしていたりもする。自分から進んで勉強しようとするタイプじゃない。それは今も変わらない。

しかし、無駄に在米年数が増えているのに英語力が乏しいのはヤバイだろう、もう、ここら辺でどうにかしなくちゃと思った。ヤバイ自分に焦りを感じた。そして、もし子供が出来たら益々勉強なんてする気になれないだろう。時間を作って勉強するタイプじゃないから。だから、今が勉強するにはいい機会なんだろうな。

勉強嫌いにはテキスト一つとっても選ぶセンスが無いし、勉強方法もなっていない。しかし、このテキストはアマゾンでも評価が高かったからきっと良いはず。きっと・・・。

後はやる気だな。分かってはいるけどさぁ。テキストはあんまり早く届かなければいいのに・・・なぁんてちょっと思ってる。（性格、変れよ！）

昨夜、義理姉がウチに泊まるのか、彼女のご主人はどうなったのか、気になりながら義理姉の電話を待っていた。夜の八時に夫が痺れを切らして、彼女の家に電話をしたら、義理姉が出た。なんだよぉ、もぉ。

義理姉のご主人は病院の移動が出来ることになって、レントゲンや診断書を頂いて二人で家に帰った。そして、月曜か火曜日に近所の病院で手術するそうだ。

義理姉夫婦の希望通りに事が運んで良かった。めでたしだ。

夫が「なんで帰ったらすぐに電話しないだ。ずーっと気になって待っていたんだぞ。」と姉に文句を言うと「だって、帰ったらベビーシッターしてくれた夫のお母さんに報告しなくちゃいけないし、夫の弟もかけつけていたりして忙しかったの」と言い訳した。

まぁ利用価値が無くなればどうでもいい訳で。素直に電話が遅れてごめんねって言えないのか。そうゆうところがちょっと自己中心的だよなぁ。忙しいのも分るけど、お姉さんもちょっと義理母っぽい。

ご主人は、手術すれば良くなるらしい。神経もどうらやら無事に治るらしい。たかがドッジボールで不自由な体になって欲しくないから、手術前だけど、そうゆう良い話しを聞けて良かったと思った。

義理姉のご主人と彼の友達、そして夫で八人チームを作って、ドッジボールトーナメントに参加した。近所だったので、一緒に応援に行った。

日本とルールが違っていた。夫が言うには、場所によってルールが違うらしい。だから、これがアメリカでの全てのルールでは無いですが、多分、日本人だったら子供時代に誰でもドッジボールをした事があると思うので、参考までに書きます。

今日のルールは、

・8対8
・コートは日本と同じ
・当たったらベンチ。試合に参加できない。
・ボールをキャッチしたら投げた敵がベンチ。
・ハンドボール位の大きさの柔らかいボールが四つ（ボールの数は場所に寄って違うらしい）
・日本である外野が無いが、ボールが四つなのでスピード感はある。
・体育館だからボールが壁に当たって戻ってくるから、ボールを追いかけなくて済む。

ドッジボールは単純なルールだから見ていて面白かった。夫のプレイを見ると心配でドキドキした。

試合の途中、義理姉のご主人が腕を怪我してしまった。ご主人は事務所に移動して救急車を待つ事になった。ご主人が「脱臼したかも」と腕を押さえていた。普段大人しい彼だが、この時も騒ぐ事無く静かに痛みに耐えていたが、顔から汗が滝のように流れていた。うぅ痛そう。

ご主人は二人の友達と一緒に来たので、友達がご主人の車で救急車を追って病院に向かった。身内の私達夫婦も一緒に行った方がいいんじゃないかと思ったけど、ご主人が沢山人がいても同じだからいいと断わったので残った。義理姉に電話する？と聞いても、今はいいと断わった。

残されたメンバー五人に私も参加して残りの試合を消化した。私は当たらないように逃げ専門に徹した。結果は負けて決勝に残る事はなく、帰宅した。

夫が姉に電話すると姉はご主人の怪我を知らなくて驚いていた。友達は携帯を持っていたのに・・・不思議。ご主人は普段からスポーツをしていて怪我をするので、「また？」と呆れていた。（この時はいつものことと気にしていなかった）普段、体を鍛えているのに怪我をしやすいみたいだ。

義理姉が病院に電話したら、ご主人は腕を骨折して神経も負傷しているので、手術が必要と言われた。思っていた以上に最悪な結果になってしまった。ご主人は電話でお姉さんと話して泣いたそうだ。それじゃ、涙も出るよ。ずーっと我慢していたんだろうなと思うと、こっちもじーんと来る。

試合会場がうちの近所、送られた病院もうちの近所、ってことは義理姉の家から車で一時間も離れた場所になる。だから、これから義理姉が彼女達の近所の病院に移動できるか、病院に相談するらしい。

義理姉は、ご主人のお母さんに子供の面倒をお願いして、これから病院に来る。私達も行くよと言ったら、今は緊急治療室にいるから来てもご主人と会えないからいいと言われた。なので一緒に行った友達も帰ったそうだ。

もしかしたら今夜は義理姉はうちのアパートに泊まるかもしれない。これから手術、入院となったら往復二時間の通いになる。ご主人が一番張り切っていたドッジボールがこんな結果になろうとは・・・。

ご主人の無事を願うばかりだ。

目標が無いと、すぐにだらけてしまった。それは、筋トレ。あんなに毎日励んでいたのにビーチ以来、ずーっとさぼっていた。

一応、ビキニ姿がマシに見られるようにが目標だった。なのに当日は何かと食事が増えて、腹がぽっこりと出てしまった。意味無いじゃん。体重関係無く、食べ過ぎると腹が出る。なので努力も一瞬にして消えた。

一昨日からまた筋トレを始めたら、体がきつかった。二週間以上のご無沙汰。毎日、している時は何とも思わなかったけど、やっぱり効果があったんだ。それが分っただけでも善しとしてこれからまた励もう。

「力こぶ」は一度見たら、失いたくないと思わせる程の説得力がある。私のは赤ちゃんのこぶし位しか無いんですけど。だからこそ、成長させてあげたいと愛おしさがある。

最近、思うのは体の美しさって筋肉なのかなぁって。筋肉のスジや盛り上がりに美しさを感じる。それは、引き締まった体の人限定です。同じ筋肉でも相撲取りの筋肉じゃなくて、体操選手の筋肉。

アメリカ人の女性モデルでも、お腹に筋が見えると美しさが倍増する。ただ痩せているだけじゃ、もう何とも思わない。

最近、ウインドーショッピングする度に夫ばかり洋服を買っている。私に付き合って来ているのに。

ブランド物のお店は大抵、婦人服と紳士服が入っているが、セールの値段に大きな差がある。紳士服の方がだんぜん安い。

だから、このブランドでこの値段だったら買ってもいいよとなる。婦人服は、この値段はセールじゃないでしょ？で高いから買う気もおきない。女性の方が値段なんて関係無く気に入ったら買うから値下げしないのか。

その後、高級スーパーマーケットに寄った。ケーキ売り場でケーキを見て私が「美味しそうに見えるけど結局中身はアメリカ味なんだよねぇ」と言ったら、夫が若い男性の店員に「妻がこのケーキの味を知りたがっているからサンプルある？」と聞いた。

無かったので、その店員が一つ＄5の小さいタルトを半分に切って私にくれた。夫が「俺は食べないから、俺の分は食べていいよ」と店員に言った。

夫のずうずうしさに驚いた私が「あなたってオバチャンみたい」って言ったら、「どうせ学生のアルバイトだから向こうも気にしていないから、気にしなくていい」と言った。

美味しかったけど、結局、味見だけして買わなかった。だって高いんだもん。私もオバチャン？

遊園地に行った日、義理母が仕事が休みだったので犬を預かって貰った。その前に、義理母が日曜日に私達のアパートまで来て犬を迎えに行くと申し出てくれた。退屈だから来たいんだろうけど、後から何かあった時に恩ぎせがましく言われるのが嫌だからお断りした。

遊園地に行きながら、犬を義理母宅に下ろして行った。お昼代を置いていこうとしたら、いいのよぉーと義理母は断わって犬のベビーシッターを無料で引き受けてくれた。

帰りに義理母の家で休憩しながらおしゃべりした。

義理母の話すこと、子供時代の両親の喧嘩、結婚時代の夫との喧嘩、元夫の再婚相手の悪口、娘が婿の誕生日に婿家族を招待して娘家族を招待しなかった愚痴。

不幸のトラウマに今でも苦しんでいる様子。すごく気の毒だ。過去の不幸を帳消しにする程の幸せが今だに訪れていないのだろう。

私はせめても、元夫の再婚相手と仲良くする必要がないから気にする事ないですよ、娘の婿さん両親って変な人達だから行かなくて良かったですよ、と言っておいた。

義理母だって幸せがあると思う。成長した子供達は親に迷惑をけかていない（彼女の友達の息子は借金で親に世話になっている）、一軒家に住んでいる、仕事がある。でもそれは彼女が求めているものと違うから、幸せには見えないらしい。

家族がよく集まる。嫁の私の気苦労も知らずに、義理母には幸せの内には入らない。それは、元夫と再婚相手が一緒、娘の婿家族と合わない、自分の姉妹達の集まりは彼女は輪の中心に入れないから。

義理母が求めているのも分かる。誰かに彼女だけを見て愛して貰いたいのだろう。でも、いつも不満の塊の彼女には、そのチャンスが来ない。

義理母は自分は独立心が強いから男性と一緒に住めないと言っているけど、それは言い訳だと思う。独立心と言うより自己中心だからだと思う。その違いに気付いていない。

いずれにしろ、いつかきっと義理母が求めている幸せを見つけて欲しいと思う。

彼女はもっと私達と一緒に過したいのかもしれない。それは大人しい私達が彼女の良い聞き役だから。でも、過去に彼女は自分でその関係を壊したから、私達は必要以上に義理母と一緒に過す事はないだろう。

＊キャンディーは言っている「一度コップから流れた水は、戻すことが出来ない」

取り返しの付かないことってあるよね。

＊トムとジェリーは言っている「仲良く喧嘩しな♪」

喧嘩は疲れるからごめんだ。

夫と遊園地に行ってきた。

始めにジェットコースターでも乗りますか。と乗ってみたら、二人して気分が悪くなった。「あれ？体がもう合わないみたい」とこの事実に驚く。

次に川下り風のに乗ったら、腰から下が水を被ってびしょ濡れになった。下着、ジーンズ、スニーカーが濡れたままなんて、気持ち悪くて嫌だ。一応、着替えは車のトランクに置いてあるけど、「もう、帰りたい・・・」と半べそになる。

夫になだめられて、留まることにする。安くは無いチケット代も、どうでもいいくらいテンションが下がった。

ジェットコースターが乗れない体になっていて、歳を取った事実を目の当たりにする。乗ると吐きそうな位に気分が悪くなるから。後は、衝撃が少ない乗り物に乗ることにした。次第に濡れた服も乾いてきた。

やっぱりディズニーランドって大人も楽しめられる作りになっていて、改めてスゴイ。

夫が「お互い同時に体の変化が（ジェットコースターが楽しめない体）あって良かった」と言った。まぁねぇ、違うテンションの二人で乗って回るのも辛いから、これで良かったのかも。

最後に私が「園内で一番恐いジェットコースターを乗って帰ろう！」と言った。夫が「さっきと（もう年取ってジェットコースターには乗れないね）話しが違うじゃないか」と拍子抜けしていた。

私が「多分、次に来る時は子供が十歳くらいになった時だと思う。（授かったなら）その時は私達は四十幾つだよ。その歳で、一番恐いジェットコースターに乗れると思う？だからこれが人生最後のチャンスなんだよ」と言ったら、夫は納得した。

一番恐いジェットコースターは、恐かったけど夫婦で楽しめたので良かった。

ジェットコースターで、体が大きすぎてシートベルトが届かず乗れない人がいた。それも悲しい。だから、乗り物の入り口の所にはいつも見本の椅子があったんだと理解した。

いつも私が「すーしー（寿司）、しーすー」と言ってたら、夫が気に入って真似するようになった。

寿司が食べたくて、チャイニーズ＆ジャパニーズ バッフェに行った。美味しく無いんだけど、そこしか行くところが無いから。たまに無性にお寿司が食べたくなる。だから不味かろうが安かろうが食べられるだけでいいと割り切ることにした。

中国人の若い女性のウエイトレスに夫婦で「シェイ、シェイ」とお礼を言ったら、無視された。夫はめげずにその後も言い続けたが、返ってくる言葉は「You’re welcome」だった。一応通じているみたい。店員同士は中国語で話していた。

食べ終わってから、夫が田舎道をドライブしようと言った。

レイコ「田舎道のドライブはカスター（犬）も好きだから、私達だけで行くのは少し罪悪感だなぁ」

夫「言わなきゃ分らないって」

レイコ「はっはっは・・・」（言っても分らないって）

この美しい絵葉書みたいな景色の田舎道をドライブすると気分転換になる。夫が「仕事でストレスになって帰ってきても、こうゆう美しい景色を見て帰れば意欲が上がるのに」と言っていた。いつか、こうゆう家に住めたらいいのにねぇ、としばし夢のドライブ。

ひっそりと林の中に建っている家はウザイご近所付き合いが無くていいかもって思うけど、映画「時・計・仕・掛・けのオレンジ」のあるシーンが思い浮かんでくる。

映画では、こうゆう家に住んでいる家族が若者に襲われてしまうのだ。回りに家が無いから、犯罪に巻き込まれても誰も気づかない。おぉ恐っ。しかし、現在は防犯システムが完備されているから、大丈夫かな？でも、映画は騙されて若者達を家に入れちゃうんだ。防犯システムの意味はないか。

家に帰ったら夫が「ほら、カスター（犬）は、ソファーの上で寝てたみたいだ。（普段は禁止している）きっと俺達が気付いていないと思っている。俺達も内緒でドライブしたから、おあいこだ」と言って笑っていた。

昨夜は実家の母から電話がかかってきて、今の私の事とか色々話した。親に心配かけまいと思うけど、やっぱり母親と話すと落ち着く。母が日本に帰ってくれば？と言ってくれた。

親が元気で帰れる場所があるだけでも幸せなんだろうけど、父や姉達に気を使って滞在すると思うと気が重い。独身の頃は何とも思わなかったのに、結婚して家を出るってこうゆうことなんだろう。

ネットで、ある症状が私に当てはまり過ぎていた。それを読みながら泣いてしまった。今でも私はストレスを引きずっていたんだと解ったから。しかし、私の状況がきちんと名前のある症状だと分ったことは、安心感を与えてくれた。

夫と私の心の健康状態について話す。

私が全部話した後に言った言葉が、「Do you love me？」だった。はぁ？全然、話しとかみ合ってないんだけど。「だから、”愛している”は魔法の言葉じゃないんだってば」と言うと、夫は「お互い愛し合って生活していればいいじゃないか」だって。「私とカスター（犬）は、貴方のペットだね」と言ったら、いじけやがった。

愛しているとか、もうすぐ生理とか、この男は全然解っていない。やっぱり同じ目に合わせなきゃ駄目なんだと思う。

・夏目漱石の坊ちゃんだって松山から東京に戻った。

・ハイジもノイローゼになって山に戻った。

・ドラマのアメリカ人の主人公もパリからNYに戻った。

みんな結局は戻っている。戻られたり、戻る決断が出来て羨ましい。

しかし、この症状は戻ったから治る訳でもないらしい。戻ったところでまた、症状がでるから。それも理解できる。だから、もう何処へにも行くところがないような気がした。ちょっと悲しいかな。

日曜日にビーチから帰って来たのだが、義理家族とずーっと過した後は必ず落ち込みに襲われる。なので日記を書く気分になれなかった。

ビーチは楽しかった部分もある。ボディーボードで夢中になって遊んだこと。歳も忘れ童心に戻って楽しめた。日焼けが恐かったが、私は独身の頃、夜遊びばかりだったので、こうやって過去に出来なかったことを埋める思いもあって、遊んでいる間は気にしないことにした。

しかし、波から戻った後はパラソルの下で避難して焼けないように気をつけた。その甲斐があってか、余り焼けていなかった。

恐ろしいことに、叔父、叔母は肌を焼いていた。もう充分焼けているではないか。いや、彼らだけではなく殆どの40過ぎの人達は焼いていた。染みそばかすだらけの上に更に小麦色の肌にするなんて、美しい肌から程と遠い、むしろ汚い。それでいいのか。

私はたいして美人でもないから、せめても年取っても肌はきれいでいたいと乙女心（ぷっ）がある。アメリカ人は日頃の努力なんてしないで、染みそばかすが出来たら美容整形するんだろうな。

滞在中からずっと気疲れで参っていた。他人との集団生活は苦痛でしかない。夫に気疲れしたかどうか聞いてみたら、全く無しと返事がきた。やっぱり身内だからなのねぇ。

夫が楽しんで良かったと思う反面、いつか夫にも私と同じ思いを味わせたいという気持もある。私の家族、親戚と寝泊まり出来るのか、見てみたい。愛と憎しみは紙一重です。ビーチでビッチ。とオヤジギャグで締めよう。

今朝、ムカツクことがあった。

それは犬の散歩の時、隣のアパートとの境を歩いていると、隣のメンテナンスの男が私に向かって「犬を歩かせるな！」と遠くから怒鳴った。なんで、私が見ず知らずの男に怒鳴られなきゃならない訳？てめぇー何様？

相手に向かって行こうかと思ったけど、母国語で無い英語でやり合う自信が無いから黙って見過ごした。家に帰ってからも怒りで何も手に付かない状態だった。だってパパにも怒鳴られたことが無いのにぃ。（嘘）しかし、いい大人が他人から怒鳴られるなんて、そう滅多にないことだと思う。

考え付いたのは、ムカツクことをされた奴の上司に手紙を書くことにした。要約すると、「公共の場で失礼な言葉使いで怒鳴られて、とても恐い思いをした。今後、そのような事が無いように改善して下さい。」

夫が帰宅してから、そのタイプした手紙を見せたら「ぶん殴ってやる。十日くらい刑務所に入ってもいい。」と怒った。十日ってもう自分で判決出しているし。私が「そんな馬鹿な真似したら貴方の将来に傷が付くでしょ。こうゆう時は、被害者は被害者らしく可哀相な人になりきるんだよ！」と言った。

この手紙は我ながら良く書けた。夫にもやれば（英文レター）出来るんだねと褒められた。言葉を伝えたいパワーがそうさせたのだろう。書いた後ちゃんと夫から手直しをして貰った。

夫は息巻いて、その手紙を持って隣のアパートに行って、戻ってきた。「一発殴って来たぜ・・・冗談だよ、ハッハッハ」面白くも何とも無い。夫が「いやぁーマネージャーが良い人だったなぁ」と感動しているし。

夫はマネージャー（女性）に会って、手紙を見せて話した。マネージャーが「でも一応ウチの敷地内ですから」と言ったので、夫が「しかし、遠くから妻を怒鳴ることはないですよね？」と言ったら、「そうですね。近くまで行って丁寧にお願いするべきですね。今回の事は謝罪します」と謝ったそうだ。

この「敷地内」は、私が住んで居るアパートと、隣のアパートの間にある木が立っている小島みたいな場所でフェンスも何も無い所。両アパートの住人が普通に歩いている。でも法的には隣のアパートの敷地。

レイコ「へっ、これで終わり？」

夫「奴をクビにさせたかったの？そんなことでクビにするはずないじゃん」

レイコ「目には目を、歯には歯をでもっと復讐したい」

夫「レイコって恐いね」（引いている夫）

夫「う〜ん、じゃーそのマネージャーに奴を怒鳴って貰えば同じだろ」

確かにその通りなので、吹き出して笑った。

でも、こうやって嫌な思いをした時は、内にこもってウジウジと心の傷を舐めるより、行動に起こして反撃した方が後に引かないから私にとっては健康にいい。奴は憎いけど、今回はこれで解決したので善しとする。決着すれば気が済む。

昨日観た「キル ビル」のDVDのカバーの裏を何気に見ると日本語字幕の表示があるではないか。きゃー嬉しい。他のDVDの字幕は英語、スペイン語、フランス語ばかりなので。

いつも、DVDを見る時は英語の字幕を表示して観ている。その方が解りやすいから。

やっぱり、英語で映画やテレビ、本が不自由なく楽しめれば便利だろうなとは思う。

英語について少し。人が話すことって理解したい、理解されたいと言う気持が言葉として表れるんだと思う。英語に当てはめると、私はアメリカ人と交流する興味がかなり失っている。だから、言葉が溢れ出てこないんだと思う。必死になって英語を習得する意欲が低い。

夫曰く、今時の若者は気に入った映画をDVDで買うのが普通だそうで、だから家に沢山映画があるんだそうだ。へぇーそうなんだ。レンタルするより買った方が何度も見られて安上がりなのかな。なので、バイト先の若者から「キル ビル」を借りてきた。

夫と二人で見た。夫は何かと「この人の日本語合ってる？」と私に確認してくる。合っているんだけどさ、強烈なアクセントの日本語は失笑を誘う。笑う場面じゃないんだけど。たまに何を言っているか分らない時もあった。

怪しい日本が満載なのは、見ていて面白かった。パート2に続くように最初から作ってあるけど、次回もタダだったら見たいかな。


今週末、海に行くので食べる量に気をつけて、腹筋もしているのに、腹が凹まない。私のお腹って食べると異常に膨らむ。どうにかならないものか。明日も食事に気を付けよう。