「ちょっと寂しい気分」と夫に言ったら、「雑貨屋に行こう」(私が見るのが好きだから)とか「外食しよう」と言ってくれたけど、外は霧だから出る気になれない。

一週間位ずーっと曇りや雨の日が続いて、今日は一日中霧だった。消えることなく、夜も霧。

夫が言うには、こうゆう冬のどんよりした天気で落ち込みやすくなる人もいるみたい。多分、そうかも知れない。

寒いし、外に出る気にもなれない。出かける仕度をするのが面倒臭い。だったら行かなくてもいいや、みたいな。

夫は「君が幸せになって欲しいから」と可愛いこと言ってくれるけど、自分でも外に出たいけど、出たくないような・・・やっぱり化粧したり出かける用意するのが面倒臭いと堂々巡り。

天気が晴れて、私の心もすっきりしたい。

今週末、また義理家族と会う。クリスマスに会えずに別荘から帰ってきた義理父夫婦と義理姉家族の家で。悪い人たちじゃないんだけど、もう年末に沢山他の家族と会ったしお腹一杯状態で会いたくない。でも私の社交生活って普段はゼロに等しいから、人に会った方が良いような気もするけど、もう分かんない。

今日は、数日前に漬けた「千枚漬け」を試食。初めて作ったのだが美味しく漬かっていた。我ながら「私ってスゴイ」と単純に感動に浸っている。和食で癒されるものよ。

元気になった犬

2005年1月11日 日常
何気に新年から毎日、日記を書こうとしていたが六日でギブアップ。早っ。そして書かないと日にちだけが開いていく。仕切りなおしで、無理無くマイペースな気持ちで書いていこう。

私の犬は薬のおかげで元のように元気になった。しかし、まだ体を労わらなくてはいけない。散歩は短距離、段差は抱っこ。

こんなに私達夫婦が犬の体に気を使っているのに、犬は元気になったからと全然気を使っていない。歩きたがるし、段差に乗ったり降りたりしようとする。

体力が戻って「お腹空いた」攻撃に困っている。一途な視線で見つめられると、可愛いのを通り越して、ちょっと怖い。今まで甘かったから、我慢してもらおう。

昨夜は、皆で一つのソファーに座ってテレビを見ていた。私が夫のおでこにキスしたら、夫が笑った。どうやら同時に犬が夫の脚を舐めたらしい。犬と私は考えていることが同じなのか。

夫は「俺はキングだ」と言っていた。

元旦

2005年1月1日 日常
夫のバイト先のディスカウントストアは営業で、夫は働きに行った。夫が電話してきて、従業員の半分が来ないだとさ。アメリカ人だって元旦くらい休みたいと思うよなぁ。

今日の給料は手当てが付くから良い稼ぎになる。私が夫に「疲れたら帰っておいで」と伝える。優しい言葉風だけど、実は疲れるまで帰ってくるなとも聞こえる。(鬼妻?)

たしか子供の頃、母が元旦に掃除すると福も一緒に掃かれるからと言っていたから、掃除と洗濯はお休みした。(夫は働いているのに)そう言えばいつも零度近くなのに、今日はポカポカ陽気で元旦の朝そのものだった。

子供の頃、元旦は天気の日が多くて、交通量も少なく静かだった。朝、散歩に出た時、それを思い出してちょっと胸きゅん。元旦はいつも静かだって、たしかU2の歌にもあったけ。

テレビで元旦のパレードを垂れ流しにしながら、日記を書いている。

★2005年は・・・

夫の就職が決まること

家族が健康でいること

私の筋トレと英語の勉強が続くこと

★相互リンクの皆様へのご挨拶★
個人で経営している日本食スーパーマーケットに行った。そこに行ったのは二度目。年末だしね。夫と道に迷って一時間かかった。だったら、いつも行っているコリアンマーケットの方が種類が多いから良かったのに。そこは個人経営だから品数がすごく少ない。

でも行ったら、大福とかシュークリームとか買えたからいいか。あとイクラを買った。大匙3杯くらいで$5した。レストランで寿司の握りを買ったと思えば安いと思うようにしようっと。

そこはカウンターでランチが食べられるんだけど、座ったのに店員から「こんにちは」とも「ハロー」とも言われない。ちょっとムカ。でも後から来た店長が愛想が良かったから許す。(何様?)(あっお客様か)

その後、店員同士で日本語でおしゃべりしているのを見て、ちょっとジェラシー。いいなぁ。日本語で話すのは実家の母との電話以外していないし。

だからか、私と店員との会話の間合いがぎこちなかった。私の母国語は日本語なのに!使わないと錆びれていくものなのか。だから変な女って思われたら嫌だな。

そこの店、高い値段の物は値札が出てない。インチキ臭っ。だから夫がパシリを買って出て値段を聞きに行ってくれた。何度も。

お店に置いてあるフリーの情報誌をたんまり貰って帰る。一応、レジで「こんなに沢山貰ってすみません」(てへ)と言ったら、店員も売り物じゃないから「(どうでも)いいですよぉ」と言ってくれた。カッコ内はあくまでも雰囲気です。

その情報誌の殆どがNYで発行されているもので、広告で掲載されている日本の飲食店を見ているだけで羨ましい。酒屋、居酒屋、鍋物屋、焼き鳥屋などなど豊富だ。

情報誌の記事で紹介している人って成功した人たちばかり。だから載っているんだろうけど。アメリカで成功しなくちゃ行けないの?と読んでいて思えてくる。変な錯覚。

でも私は別に一旗上げにアメリカに来たわけじゃないし。こんなことで惨めに思うことも無いか。

今時の日本だと勝ち組とか負け組とかって言うんでしょ。あと負け犬とか。こんなの他人から分類されたくないよね。大きなお世話。

お米も買って、お餅も買って、ラーメンも普段買わない高い「中華三昧」を全種類と冷凍の生めんタイプで奮発した。これで正月を迎えることにしよう。
夫が学校で取っているクラスのクリスマス会に行ってきた。クラスの先生(女性弁護士)が住んでいる弁護士の婚約者の家で開かれた。弁護士カップルの家は森の中にある山小屋風の大きな家だった。素敵だった。

夫のクラスメイトは夫や妻、彼氏や彼女を同伴して参加。私はこうゆうパートナー同伴の集まりは初めてだった。ちょっと緊張。

到着してホストの先生カップルと挨拶してから、夫が皆を一人づつ紹介して握手を交わした。一通り挨拶し終わった後、誰も夫に話しかけて来ないから「あなた友達いないの?」とからかった。本当にいないのかもと心配になった頃、みんなの会話の中に入って話すようになった。見ていて皆さん会話の輪に外れないように必死なのかなぁって思った。

先日、無職について日記にも書いたが、社交の場で無職の立場って辛いな。「専業主婦です」と言ったら話が続かないし。なんとなく森瑤子のエッセイにも同じ事を言っていたのを思い出す。

しかし、以前に私は教育と医療施設関連の所で働いていたので、学校の先生だった奥さん達と話が合った。あぁー、働いていて良かった。その仕事が一番辛かったけど、あの経験は無駄じゃなかったと救われた。

ある奥さんは「もう少しで卒業だから大丈夫よ」と学生ローンや就職など同じ事情の家庭の仲なので励ましてくれた。

別々の女性二人から、学生時代のクラスメイトに日本人女性がいて彼女はとても良い女性だったと私に伝えてきた。私の知らない日本人の方達がアメリカ人に好印象を与えていて、おぉ素晴らしいと思った。

私達夫婦が一番よく聞かれる質問がここでも同じ一番よく聞かれた。

「どこで、どうして出会ったの?」

きちんと答えるけどね。異人種カップルで、私はアジア系アメリカ人でなく、日本人だから不思議に思うんだろう。

夫も「あなた達はどうやって?」と聞き返していた。そうそう、聞き返すのがお互い様でいい。いいぞ、夫。

しかし、カップルって雰囲気がお互い似ているんだなぁっと見て話して感じた。

総合的な感想は、いつものファミリーパーティーよりずっと人が私に話しかけてくれた感じがする。心配してた程、大丈夫だった。

無職

2004年12月16日 日常
今年の夏に、日本に帰るのを取りやめて、年末に日本に帰ろうとしていたっけ。その時、なんとなく今年も帰らないだろうなと思っていたけど、やっぱり帰る気もお金も無い。

無職になってから一つだけ良い事がある。それは、日本に帰る日を指折り数えて生活するのからサヨナラ出来た事だ。

働いていた時は、絶対、一年に一度日本に帰って心身を休養せせる必要があった。アメリカ人の中で過ごすのはとてもストレスだった。働くって、自分の仕事だけしていれば良いわけじゃないからね。

溜まるだけのストレスを抱えて働きながら日本に帰るのを楽しみに毎日を過ごしていた。このストレスは日本に帰らないとリセットされない。なので、アメリカに住んでいても心は常に日本へ向けられていた。

約一年半前、無職になった頃は働くことを止めてしまったことへの罪悪感と、緊張から開放された安心感が入り混じっていた。今でも罪悪感がある。子供の居ない専業主婦だから。

思えば高校時代のバイトからずーっと働いて来た。好景気の中、高卒で大手企業に事務職で働き始めて、結婚してからも新居から片道二時間かけても仕事は辞めなかった。渡米してからもすぐに働き始めて、そして転職もした。

勉強するよりお金を稼ぐ事に喜びを得る私を見て夫は「労働者タイプだよね」と笑う。多分そうかもね。

常に働いて来た。だから、たまに無職で寂しい思いもするけど、あのストレスな毎日を思えばまだマシ。これでいいんだと思う。

だから私は今の時間を有難く過ごしている。暇で退屈な時は、今は贅沢な時間を過ごしているのねと思うようにしている。

そして、全ての負の気持ちは、日本に帰る気持ちが治まっただけでも無職になって良かったと思うようにしている。

犬が「キャン」

2004年12月15日 日常
昨夜はバスルームで夫の髪をバリカンで刈り、今日はバスタブで犬を洗う。私は家庭内美容師みたい。

その後の毛の掃除が人間、犬ともに面倒臭い。が、外で同じことしたらお金がかかるから、まっいいか。

昨日と今日、夫が犬を抱き上げると犬が「キャン」と鳴いた。(泣いた?)どうやら当たる場所が痛いみたい。

その後、夫が犬を撫でようと手をかざしたら犬が「キャン」とまた鳴いた。多分、また痛くなると思って怯えたんだと思う。

夫はそれで心が傷ついてしまった。これから夫が犬を抱き上げなくてもいいように、犬が少し高い所に上がれる踏み台を買いに行く。絶対、見つけて買うんだと張り切っている夫。

メソメソ君

2004年12月10日 日常
風の便りって言うかメールですけど、知り合いから私が独身時代に付き合っていた男が結婚したと知った。

それを聞いて、すーっと気持ちが軽くなった。「あなたも幸せになって」とか爽やかな気持ちじゃない。

やっとあの男の呪いから解放された気分だからだ。

私はメソメソした男は嫌いだ。しかし、独身時代の恋愛の終わりは、メソメソした男から恨まれていた。今度会ったら殺すとか言われたこともあったっけ。多分、別れを告げた時から、男性がメソメソに変わったんだと思う。

その結婚した男は、いつも威張っていて自信満々。なぜかそうゆう男に私はひかれる。そして、そうゆう男を落とすのも楽しみと言うか、私なりの情熱の一つだった。

その男が私に落ちたと同時に私はその男がバージンだったと気づく。そこから私の悪夢が始まった。

セックスの経験が全てじゃない。私と対等に付き合う何かが欠けていた。それは、この人は恋愛していなかったんだ、女性と人間関係を築いたことが今まで無かったという事実が、なんと言うか人生の大切な部分を知っていないなと思った。さんざん威張っておいて、なーんだ、何も知らなかったんだって正直思った。

恋愛小説を読んだ後、作家の顔写真を見たら、「こんな顔から言われたくないね」と思うのと同じ感じの失望感みたいな・・・。

まっ、そうゆう男に手を出してしまった私も見る目が無かったと、間違いに気づき勉強になった訳だが。

別れを告げてもごねられたり、嫌がらせされたり、その男を正当化する話を振りまかれたり、散々な目にあった。

だから結婚の知らせは、過去の呪いが成仏されたと思った。

逆らうな

2004年12月7日 日常
昨日は以前に住んでいた所の歯科医に夫婦で受診した。

夫にはめられて往復の二時間を私が運転した。行きは「帰りの運転は夕方のラッシュになるから俺が運転する」と言い、帰りは「期末テストの勉強をこれからするのに運転して疲れたくない」だとさ。

普段なら却下だけど、テスト勉強をちゃんとやっているから運転してあげた。

歯医者に歯の痛みを訴えても、これは睡眠中に歯が擦れ合う神経痛ですと言われ、前回同様に睡眠中に装着するマウスピースを勧めてくる。

私が思うには、その箇所の被さった詰め物が古くなって隙間が出来て、そこから飲食物が漏れているじゃないだろうか。そのことを看護士の奥さんに前もって言ったら「きっとそうよ」と同意してくれたのに、ご主人がマウスピースを勧めている時は黙っていたっけ。

そう言えば日本の医療系ドラマで「先生の言うことは絶対です」と逆らってはいけないとやっていたのを思い出した。まぁ、確かに素人の患者に指示されたくはないよね。

そんなことを思い出して、医者が言うことにはもう逆らわずにフンフンと頷いていた。

必死

2004年12月2日 日常
先日、日本のニュースで、北朝鮮で拉致されたままの”横・田・め・ぐ・みさん”の事を読んで胸が締め付けられる思いだった。

横田さんは何回か脱走を試したのだが、その度に捕まり、ハングル語をマスターしたら日本に返してあげると言われて必死に勉強したそうだ。

命を懸けて勉強するなんて・・・。

こんな私と比べてはいけないのだが、私は自分の意思で日本を出て、外国で不自由なく生活している私でさえ辛いと思う時がある。

だから、拉致された方達の思いをお察しするとやり切れない気持ちになる。一刻も早く、まだ北朝鮮にいる方達が日本に帰れるようにと願うばかりだ。

私は何不自由ない生活なのに海外生活が不適応だと今更ながら思う。英語だって必死になって勉強した訳じゃないのに、もう諦めている。だから横田さんがどんな思いでハングル語を勉強したかと思うと、私なんて全く甘い。

その記事を読んでから、色々と考える。一人で強い組織に立ち向かって日本に帰ることが私には出来るのか。

英語がマスターするまで日本に帰られないとしたら私はどうするのか。これって私にとっては衝撃的なテーマだ。英語がマスターするまで・・・難しい。

私にはそうゆう必死さが足りないよなと改めて思う。今ある生活に甘んじていたら駄目なんだよね。分かっているけど必死になれない。ああ、情けない。

しかし記事から横田さんが必死になって生きてきた感じが伝わる。今でも必死に生きていると思う。横田さん、ほかの被害者の皆さんを早く日本に戻して欲しい。
うちのPCは一部使えない機能があって不便だったのだが、思い立ったら吉日で月曜日に新しいPCを買ってきた。平日の昼間なのに電気屋は込んでいた。クリスマスショッピング期間だしね。

帰り、電気屋を出てすぐに私が右折待ちをしていたら、後ろの車が「早く行け」とクラクションを鳴らしてきた。気の短い若者かなと思って見たら50代くらいの女性だった。

こんな道が込んでいる時にせかさなくてもと思っていたら、助手席にいた夫がすかさず中指を立てた。そしたら、後ろの女性が中指を立てながら「F*** Y**」叫び応戦してきた。

怖いぃ。なんなのこの人達。

私の夫にも呆れるけど、女性も普通の人って感じで、この二人の攻撃的な行動に呆れる。別にこんなことは今日に限ったことじゃないんだけど、老若男女、攻撃的な人が多いと思う。すぐにキレるの嫌だね。

XPだから設定は簡単にいくはずなのに戸惑う私たち夫婦。二人ともこうゆう設定が苦手。夫がサポートセンターに電話しても解決できずいた。後からプラグの線を間違えていたことに気づいた。笑えない初歩的なミス。

XPは自動的に日本語サイトが読めるが、日本語は打てないみたいなので、日本語が打てるように設定した。(これでいいんだよね)

PCは軽くてサクサクだし、新しいNortonも入って快適なPC生活を送られそうだ。ついでに新しいゲームも買った。しかし、お金が飛んでいくのを見るのは辛い。

ひっそり週末

2004年11月27日 日常
金曜日はクリスマスセールの初日だったが、家でひっそりと過していた。ファミリーディナーの翌日はいつもストレスで疲れているから。

夫のバイト先のディスカウントストアーは、その日だけ朝の6時開店で三百人くらいの客が外で待っていたそうだ。寒い中すごいパワーだ。

夫がその日に何が売れたか広告のチラシを見ながら教えてくれた。その中で、ゴムボール12個セットがあってこんなのどうするんだ?と思ったら「犬へのプレゼント」で買うのだそうだ。へぇー。よく売れたみたい。

土曜日は、近所のモールや雑貨屋などをウインドウショッピングしてきた。クリスマスプレゼントの下見と言った感じ。毎年、何を贈っていいか分らない。お金に余裕が無いと、お金だけ飛んでいく感じがするだけ。貰い物だって本当に欲しい物じゃないし。

その後、レストランで早めのディナーを取る。夫はハンバーガーで私は鮭。

その後、アーミッシュのお店に寄って、肉や牛乳などを買う。いつも買うデザート売り場で、夫が余った商品はどうするのかアーミッシュの店員に聞いたら施設に寄付しているそうだ。だから、閉店間近になっても値下げをしないんだそうだ。なんて良い人達なんだ。値下げしてでも売れば現金になるのにそれをしないだね。

夫は明日も早朝バイトなので夜の6時にはベッドに入っている。テレビを見ているみたい。私は何をしようかなぁ。退屈。

十人の男性

2004年11月21日 日常
夢を見た。

十人の男性達の間を私が飛び回る。彼らはみんな自分が私の彼氏だと信じている。(嗚呼素敵)

私が彼らのデートが重ならないよう、ばれないよう、必死で調整していてあせっていた。二股ならぬ十股。夢の中であせりながらも楽しんでいるのが分った。

目覚めた時、起こした夫にムカついた。こんな楽しい夢はめったに見られるものじゃないのに。勢いついて夫に夢を話すと、「で、全員とSEXして楽しんだんだ」と言われた。はぁ、男と女って考える事が違うんだねぇ。ガックリ。

SEXしたかどうかじゃなくて、私が十人もの男性を翻弄させているのが楽しいんだよ。分らないものなのかね。

こんな夢を見て私って現実の世界で男性からのアテンションに飢えているの?と思ったり。

この夢の出典先は何となく知っている・・・義理父の電話で感謝祭に独身男性五人がくるんだって。

心の中ではしゃいでいる私って・・・単純だなって我ながら思う。

ピーナッツバター

2004年11月19日 日常
火曜日から私の住んでいる地域のネットケーブルが、電力会社のミスで切断されて、ネットが使えない日々を過していた。なので日記が開いた訳です。

アメリカの田舎に住んでいると、ネットが使えないと日本との繋がりが絶えてしまう。日本のニュースも知ることも出来ない。夫が学校のPC使う?と聞いてくれたけど、そこまでして使いたいとは思わない。

しかし、PCは日本のニュースだけでなく、日本語で楽しめる唯一の楽しみなので絶対必要。もう少し使えなかったら外でPC使っていたと思う。

今日は、アーミッシュの手作り(そう願う)ピーナッツバターを買った。砂糖と塩が入っていなく、そのままのピーナッツの味だけ。

一緒に食べるジャムと食パンも買って帰ってきた。夫が食パンが新鮮なうちに食べようと言うので、夕飯はピーナッツバター&ジェリー(ジャム)サンドにすることにした。

美味しいかどうか不安だったけど、味がしなかったら自分達で味付けすればいいんだし、その方が大量に塩・砂糖が入っていなくて健康にいいかもと思っていた。

しかし、そんな心配も無用で、ピーナッツバターは「ピーナッツがこんにちは」と言っているようにピーナッツの自然な味が引き立っていて美味しかった。粗挽のピーナッツの触感もまた良い。お子様味の夫も美味しいと絶賛していた。

手抜きの夕飯だったけど、美味しいものを美味しい形で食べられれば、それはご馳走になるのかもしれない。それにしても手抜きな夕飯で言うのは強引ですかね。

手作りってやっぱり美味しい。

明日は、夫のマムが遊びに来る。義理母にも味見させてみよう。
夫のクラスメイトのベジタリアンの女性を招いたディナーは成功に終わった。彼女は私が作った料理を楽しんで頂けたようだ。なので、残りは全部お持ち帰りにして包んであげた。だって外食しないで毎日自炊しているみたいだから。

その女性は身長が177cmくらいあって体型もスラリとしてなかなかの美人さんだった。彼女はノーメイクでファッションとかに興味が無いんだけど、学校の他の女子生徒のファッションチェックは厳しかった。

「メイクが濃い」「あの子の胸は整形」「みんな学校にセクシーな服で来ている」と色気のある女子生徒を敵対していた。

その度に私は「あなたはモデルみたいにキレイだから」とか「あなたがお化粧したら強力な美人よ」とか言ってあげた。

それと言うのも彼女は美人なのに彼氏が出来なくて悩んでいるから。私からすれば本当にもったいない。せっかく生まれ持った良い素材なのに全然磨いていないから。彼女は美人なのに自分に自信がないみたい。美人だから、お化粧する気がないのかなぁ。

普段、義理家族以外のアメリカ人女性と話す機会が無かったから、楽しかった。夫がバイト先で「今夜、女友達を自宅のディナーに招く」と言ったら「奥さん、妬かなくて良い人だね」と言われたそうだ。私は人に飢えているのか、そう言われるまで何とも思わなかった。

夫のクラスメイトは一人暮らしで寂しいみたいで、一人でしゃべりまくっていた。彼女は良い人だったけど、やっぱりそこのところがアメリカ人だなと思った。

彼女が来る前に夫から「きちんと化粧するんだろ?」と聞かれ「するけど簡単に」と言ったら「ちゃんとキレイにして。彼女が学校で他の皆に報告するだろうから」と言われた。男ってそうゆう評判が気になるものなんだ。

でも、きちんとお化粧して良かった。美人さんの前でブスを晒さないで済んだから。

豆腐ハンバーグ

2004年11月9日 日常
先日、夫が学校の用事で出かけた時に一緒だったクラスメイトの女性はベジタリアンだったそうだ。二日間、その女性と食事を供にして食べる苦労を目の当たりにした夫は「妻はよく野菜だけの日本料理を作るから、今度うちに夕飯を食べにおいで」と約束したそうだ。(そんな勝手に!)

普段、人様に料理をおもてなしする事がないから途惑ったが、和食だし、私はよく野菜料理を作るから招待しても大丈夫かなと思い承諾した。そしたら夫は今週の土曜日にセッティングしてきた。そんな急な。

私が夫に「何か私が作る野菜料理でお勧めがある?」と聞いたら、「ほら、君がよく食べている、どんぶりにご飯を入れてその上に野菜をのせて卵をかけて食べるやつどう?」と言った。「何それ?そんなの食べているっけ私?」とそれが何だか分からなかった。

よく考えてみたら、それは納豆だった。私は納豆の上にポーチドエッグをのせてつゆの素をかけて食べている。(こんな食べ方しています)これはディナーで召し上がって頂く品では無いよ。日本の朝食メニューです。いやそうじゃなくて、納豆はアメリカ人には無理だと思う。夫だって食べたこと無いのに。これは却下した。

考えた献立が、豆腐を使った料理を紹介するのはどうだろうと思った。豆腐はアメリカの普通のスーパーでも売っているが、和食の料理法とか知らないだろうと思って作ろうと決めた。

今日は土曜日に備えて試しに豆腐ハンバーグを作ってみた。豆腐ハンバーグのレシピを調べると二通りある。挽肉も一緒に入っているものと、完全に豆腐だけのもの。ネットでも、日本のベジタリアンの方達に豆腐ハンバーグは人気みたいだ。

もちろん豆腐だけのものを作ってみた。挽肉を豆腐に変え、パン粉を小麦粉に変えた以外は作り方は同じ。塩・胡椒もいつも通りに入れた。

この画像は私が作ったのと本当にそっくり。初めて作ったのに上出来だったが、一口食べたら味がない。味にパンチというかアクセントが全くなく、美味しくもなんともなくてがっかり。それって私が普段肉食だからそう感じるのか?一緒に作ったソースに絡めて食べたけど、いまいち。もっと下味を濃くした方がいいみたいだ。

ベジタリアンの人の為に作ったのに、やっぱり肉って美味しいと再確認しているし。舌が濃い味に慣れているのかな。

食べ物以外にも、調味料に肉、魚が入っていないか台所(今時言わないか)で調べてみた。日本の殆どのドレッシングに肉、魚が入っていた。なかでもゴマドレッシングがアウトで残念だ。

めんつゆにも鰹出しが入っていた。揚げ出し豆腐のつゆは、こんぶ出しで作るしか無いみたいだ。めんつゆって買うのもだと思っていたけど、作るのもいい経験かな。

十月の日々

2004年11月1日 日常
掃除しながらハロウィーンの飾り物をかたづける。うちは子供がいないからこんな飾りなんてしなくてもいいんだけど、夫が飾り付けした方が「我が家」って感じがするから好きなんだそうだ。

こうゆう飾り付けって最初の年だけ楽しくて、それ以降飽きちゃって面倒臭くなる。他にクリスマスも同じく。

先週、作ったかぼちゃのランプはカビだらけになっていて気持ち悪かった。触りたくないから、夫にアパートのゴミ収集所まで捨てに行かせた。

十月は怠け者の一ヶ月だった。生理が一週間も遅れて長いPMS状態だったので、何もやる気になれない日が続いた。そして、筋トレと英語の勉強をさぼってしまっていた。日記も全然書けなかった。

★筋トレをさぼった結果、2キロ太った。

あと食事が高カロリーが多かった。特にパンプキンスープ、パンプキンパイは夫が食べないので、一人で全部食べていた。

筋トレは今日からまた始めた。食事も気を付けるようにした。一度デブになって恐怖を味わったから、手後れにならない内に改めようと思う気持が強い。

★英語の勉強をさぼった結果、勉強する習慣が萎えた。

英語の勉強は明日からにしようっと。今更ながら語学センス無いなぁと実感する。だから余計にやる気もイマイチ。

ところで今日はビル・クリントンから選挙の電話があった。その電話を取った夫は、クリントン(録音テープだけど)に話し掛けていた。「人の話しを聞かない奴だ」と自分で言って一人で笑っていた。夫はこうゆう笑いが好きだ。

いよいよ明日は選挙だ。

ハロウィーン

2004年10月31日 日常
★Helloween Keeper of the Seven Keys, Pt. 1★
ハロウィーンと言えば思い出すのが、ドイツ出身のバンド「ハロウィーン」。高校生の時にコンサートに行った。だから当時は好きだったけど、今はもう一度聴きたいって気にはならない。こうゆう音楽はもういいやって感じかな。取りあえず懐かしかったので画像UP。

今日から冬時間になるので、朝から家にある時計の針を全部一時間戻す。意外と時計ってあるから手間暇かかる。(電子レンジ、オーブン、ビデオデッキ等など)

夕方、暇そうな妻と犬を見かねた夫がドライブに誘う。面倒臭いから行きたく無かったけど、犬が本当にどこかに行きたそうな顔を(どんな?)していたから、行くことにした。犬には弱い私。

ドライブで探検した道は、ダウンタウンに出た。いつも田舎ばかりだからたまには良いか。小川が流れている公園を見付けて散歩する。その小川はいつも行っている州立公園の小川(上流)の下流に当たる同じ川だった。同じ川の違う様子が見られるのも良いものだ。下流でも水はきれいだった。

散歩をしながら夫が昨日の姪と甥とレスリングしてから体が痛いと言っていた。二人が小さい時からレスリングごっこしていて、彼らが大きくなって(太って)も彼らは全力で体当たりしてくるから堪えるらしい。子供は手加減しないからね。

秋の夕暮れ、のんびりと過した。

夜は、夫婦でテレビを見て日曜日の夜を過す。去年はハロウィーンの子供が来なかったけど、もしもに備えて一応おかしの用意はしておいたが、やっぱり来なかった。

和食レストラン

2004年10月29日 日常
たまに無性にお寿司が食べたくなる。なので今日は、この街にある日本人が経営している日本食レストランに初めて行ってきた。ウエイトレスは中国人だったが、キッチンは日本人だった。

ネタは大した事ないだろうと、思っていた通りの品だった。シャリは日本人が作るんだからちゃんとしたの出そうよと思った。それは、冷たくて、ねちっとしていたから。お茶も出がらし。客は私達だけしかいないのに。

内装は古い和食レストランにありがちな、場末の居酒屋みたいな感じだった。洗練されていない時代遅れの内装で、高い値段だからアメリカ人も来ないと思う。ここは一つ内装にお金をかけて、新装した方がお客が入ると提案したくなる。

夫の意見は、店員もアジア人にこだわらない方がいい。イタリアンレストランでイタリア人が接客している訳じゃないから。若い人に寿司は人気があるから、もっと値段を安く設定し直した方がいい。

成る程ねと思った。無愛想なウエイトレスより、チップで稼ごうとする普通のレストランで働いているウエイトレス・ウエイターの方が客も慣れていると思う。チャイニーズ・バッフェのお寿司はアメリカ人に人気があるから、お寿司を食べる人は多いはず。

金曜日の夜なのに客が一組しかいない店を見ると、こんな話しで盛り上がってしまう。まだ宵の口だったからこれからなのかな。これから急に混むって様子もなさそうだけど。普段、他のレストランはこの時間から混むから来たんだけどねぇ。

どの店で食べても、お寿司は不味くて高いから食後は不機嫌になる。だから、もう日本食レストランでお寿司は食べたくないの。でも今回は、ちょっとホームシックになっていたから、夫が高くてもいいから行こう!と勧めてくれたから行ったけど、やっぱり味と値段が釣り合わないから満足感が無い。だから、不機嫌になって苛ついた。

夫は私を見て、がっかりしていた。

その後、その店の並びにチーズフォンジュのレストランを見つけた。店の外に出ているメニューを見たら美味しそうで和食より安かった。店内も混んでいた。やっぱり和食レストランはビジネスチャンスを逃しているよ!もったいない。

今度は、チーズフォンジュに来ようと決めた。

美味しいお寿司を食べたければ、日本に帰るしかないんだけど、分かっているけどお寿司が食べたいから同じ間違えを何度も犯してしまう。

あぁ、ウニが食べたい。

家事話し

2004年10月26日 日常
掃除機かけと洗濯は毎日している。子無しの専業主婦だからこれくらいはサボらずやらないとね。

働いていた時は、夫が洗濯で私が掃除。掃除は、だいたい週に一回だった。しかし、その一回を逃すと二週間に一回、そして三週間に一回、やがて月一回と酷いものだった。

以前の住まいは階段があって掃除機の上げ下げが面倒臭く、掃除機が二台欲しいと言ったら、夫に却下された。現在の住まいはアパートで階段が無いから掃除が簡単。

子供の頃からアパート、マンション住まいだったから、階段が無くなって本当に楽だわぁ。階段が二つあったから、階段掃除だけでも大変だった。私って一軒家に向かない女なのねぇと思った。なんか安っぽい。

洗濯は、日本の洗濯ばさみが沢山付いている写真のようなのを二個とハンガーで一回分の洗濯ものが全部干せる。空気が乾燥しているので一年を通して室内干しが出来る。さすがに雨の日は、湿度が上がるので洗濯は中止にしている。

夜に洗濯物を取り込んで、乾いた洗濯物を乾燥機に入れて柔軟シートと一緒に3分間回す。最後に乾燥機を使うと洗濯物が柔らかくなるから。

乾燥機が一番、電気代がかかると分かってからは、この干し方にした。これだとかなりお特。ベランダはあるが、誰も洗濯を干している人なんていない。

実は、夫と私の洗濯物は別々。今日は私の分で明日は夫の分で分けている。ある日、ゴム手袋して夫の洗濯物を洗濯機に入れていたら、夫が「俺のは汚くて触りたくないんだろ?」と言われて慌てた。「違うよ、洗濯機のお湯が熱いから(本当)」と言ったら、「ふーん」と疑わしいくも納得していた感じ。分けているのってヒドイのかな?

< 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14

 
唯

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索