困った住人達

2005年7月10日 日常
一週間前に引っ越してきた下の階の住人には困ったものだ。

先週は、階下の住人が大音量で窓を開けたまま音楽をかけていた。ベランダに人が居たので夫がベランダ越しから、「音量を下げてください」とお願いしたら「この曲がなんだか知りたいの?」と聞き返して来たから絶句!

隣人に迷惑がかかっている発想が無い、なんてのん気な台詞!夫がもう一度言ったら、音を下げたけど。その音楽は重低音で壁や耳の奥に振動しているから苦痛そのもの。

先週の月曜日の祝日には、早朝からベランダで大声で電話で話している。みんなまだ寝ているって!

昨晩は、夜中の一時まで大音量の重低音。もちろん警察に通報したが、緊急の事件じゃないから警察もすぐに来やしない。一時間経って、二度目の通報をした。重低音が鳴り止んだ五分後に警察が来た。

しかし、これは”現行犯”じゃないと警告できないから、どこの家がうるさかったか分っていても、鳴り止んだ後じゃ警告は出来ないんだって。くやしい!

今日は、同じフロアーの住人がゴミ捨てする現場を目撃。彼らも新しい住人。ゴミ箱からゴミを一つづつゴミシュートに流し入れている。思い余って「ゴミ袋を使った方がいいですよ」と注意した。そしたら「僕はここの住人じゃないですから、客ですから」と言い訳していた。だから、ゴミ捨て場の回りが屑で汚れるんだよ。それも、最近特に!

この半年で、このアパートにマナーの悪い住人が急激に流れてきた。これじゃ、元から居るマナーの良い住人が「そろそろ、引っ越し時」と思うよ。

現に、私達も早く引っ越したい。もうアパートは疲れた。夫の試験も就職も決まっていないから身動きできないこの苛立たしさ。この苛立ちで夫の試験勉強の集中が鈍る。

こうやってマナーの良い住人が離れて行き、マナーの悪い住人ばかりになって地価が下落し、ゲットー化して行くんだろうね。そのプロセスを見ているようだ。

月曜日に夫がアパートの管理事務所に話しに行く。
06月28日付 朝日新聞の報道「両陛下、様々な慰霊碑に供花 バンザイクリフにも足運ぶ」へのコメント:

サイパンに、「バンザイクリフ」と「スーサイドクリフ」と言う、海岸沿いの絶壁の崖に名前があると初めて知りました。すごい名前で衝撃を受けた。

悲しい名前ですね。

戦後、60年経った現在、両陛下が慰問することで忘れ去られた過去に焦点が集まるので良いと思います。

アメリカに来て気づいたのは、アメリカは軍事国であるからだろうが、退役軍人や亡くなった軍人に対して敬意をいつも払っていること。

日本は過去を帳消しにして、知らん顔風じゃないかな。

夢★少女

2005年6月28日 日常
毎朝、夫に起こしてもらいながら、さっきまで見ていた夢の話を報告する。

★一昨日は、恋愛物。夫と結婚するか別の男性と結婚するか迷っていた。夫が「そうゆう夢は嫌いだ」だって、可愛いことを言う。夢の中で私は別の男性を選びたがっていたのは話していない。

★昨日は、学園物。普段、思い出したことも無い、中学時代の女子達が沢山登場。懐かしい気持ちになった。皆、元気かなぁ。

★今日は、恋人が力士。二人ともすごくラブラブだった。キスが餅餅して美味しかった。多分、出典先は、毎日、普天王のBlog http://futenou.ameblo.jp/ を読んでいるからかなぁ。そう言えば、その日にニュースで舞の海を見たっけ。貴のニュースか?現実で力士の人と付き合いたいとは思わなかったけど、夢ではOKだった。小デブの夫を見慣れたせいかなぁ。

いつも寝る前にどんな夢が見られるか楽しみにしている。

夢の方が現実の生活より楽しかったりするから・・・。

なぁんか、さびしぃぃじゃん。

感想文

2005年6月12日 日常
映画のレビューを書いたら、早速、検索して飛んでこられる方もいて恐縮してしまう。だって、私の感想なんて全く参考にもならないから。

アメリカのネットで、映画のDVDがレンタルできる会員になっているから、日本の映画を見ているんだけど、日本映画って面白いのに余り当たらないね。面白い映画があったら教えて欲しいくらい。

一応、レンタルしたDVDの記録用メモにしようかなぁって思ったけど・・・。昨日は、私のお気に入りの「バタリアン」を見た。この映画は90分だから日本のテレビでもノーカットで放送したっぽい。目新しいカットとか無かったし。

これは四つ星なんだけど、しかし名作の「東京物語」が二つ星っていうのも、我ながらセンスの悪さがもろ出ていて恥ずかしいかも。

先日は、「Lost in translation」を見たが、日本語感覚で話す英語で話しかけられるとウザイなと思ったくらいだ。ちょっとアメリカ人の気持ちが分ったけど。でもアメリカで私に一生懸命、日本語で話しかけようとする人なんていないから、英語で話しかけて貰って有り難く思え!なんて思った。

一緒に見ていた夫は「何で日本に居た時、ストリッパーが踊っているバーに連れて行ってくれなかったんだ」とか言っているし。

しかし、日本の映画サイトの映画通が書く感想を見ると、「なるほど」と納得したりして、そうゆう風に見ると面白いんだと思った。

松花堂弁当

2005年6月9日 日常
最近、非常に夕飯を作るのが辛い。

先日は、せっかく作ったeggplant parmesanを夫が気に入らないって言うから全部捨てた。しかも、三日分くらい大量に出来上がってしまって数日間は夕飯作らなくていいやと喜んでいたのに。夫に合わせて作ったアメリカ食なのに。ムカつく。

和食が食べたい。食べたければ、自分で作るしか無い。自分で作る和食にも限りがある。自分の手料理に飽きた。たまには誰かが作ったものが食べたい。松花堂弁当でいい、コンビニので十分だから。

台所に立ちたく無い日とか、夫は外食にすればいいと言うけど、その外食は私が食べたいものじゃない。アメリカの家庭だったらピザでいいやとかになるだろうが、ピザは私が食べたいものじゃない。

近所に和食レストランはあるけど、寿司、天ぷら、照り焼きチキンなどばかりで、私が食べたいのは煮物や焼き魚やトロロとか普通の夕飯の献立。

火事になると

2005年6月7日 日常
朝の6時頃、外が消防車のサイレンで騒がしく目が覚める。どうやら前のアパートが火事らしい。私達が住んでいるアパートでなければ他人ごと。窓の外を確かめることも無く寝続ける。

外から、消防隊が「火事ですので、外に避難して下さい」と拡声器で何度もアパートの住人に呼びかけている。

本当の火事だとああやってマイクを使って呼びかけるんだぁ。ここのアパートの住人は普段、誤報で練習を積んでいるから大丈夫だよ。などとぼんやり考える。

ちょっと心配になって、「ねぇ、火事を見ないの?」と夫に見させに行かせようとしたら、夫は「眠いから見ない」だって。野次馬の夫でも、疲れていると起きようともしない。

8時に朝の犬の散歩に出たら、まだ住人が外で避難状態になっていて、消防車は撤収の準備に入っていた。アパートに取り残された犬がベランダから吠えていた。その犬は、普段は大人しくて吠えないのに。住人も犬も、2時間もお気の毒に、でももう終わって良かったねと思った。

がしかし、後から夫がそのアパートに住んでいる友達から聞いた話だと、結局、安全のために正午まで家に戻ることが出来ず、他のアパートのソーシャルルームで全員待機していたとのこと。

それも、殆どの人が寝起きの姿で財布も持た無い状態で、身動きが出来ず待機場所で待つしかなかったらしい。思ってた以上に大変なことになっていた。

火元は、壁にある電気のスイッチから突然に出火したらしい。火はその家と、その家の上の部屋だけで済んだ。リフォームの繰り返しで一見キレイに見えても、アパートの中身は古いままなんだ。恐ろしい。

その友達が教えてくれたのが、同じ階に難聴の老人が住んでいて、避難する時に友達がドアを叩いて何度も知らせようとしたけど、通じる訳も無く・・・。

外に出てから、消防隊に老人のことを伝えたら、消防隊は出動する時に一緒にそこに住んでいる体が不自由な人のリストをコンピューターからプリントアウトして持っていたとの事だ。

このようなシステムがあるなんて知らなかった。あると安心だと思った。あと、普段の近所付き合いも大切だなとも。

アパートで火事になったら、何時また部屋に戻られるか分らないので、犬と財布と着替えられるなら着替えた方が良さそうだ。

夫が火事のことを夫の姉に電話で話したら「良かった。もうすぐあなた達がそのアパートから引っ越すから!」と少し怒っていたらしい。些細なことだけど、お姉さんが私達の為に怒って可愛い、いい人だなぁって思った。
伊東家の食卓の裏技を見て作ってみた。
写真の蒸しエビ餃子。サイトでは更新されて見られない。

裏技は家庭で透明感ある皮が作られる紹介。作り方を見ると、材料がアメリカでも手に入るので試してみることにした。ジャガイモから皮を作り、具のエビはカクテルシュリンプにした。

皮を手作りって言うのが、裏技だろうがなんだろうが手間がかかって疲れた。失敗しないように、分量も量りで量った。

出来上がりは、外で食べた方が楽かな。チャイニーズのバッフェでも食べられるし。

だって、初めて作って薄い皮なんて作れないよ。(原因はこれ)確かに透明感はあるけどね。夫は一個しか食べないし。

これを捨てるなんて、私の料理した時間を無駄にするのと同じだから、私が全部食べた。

何でも一から手作りしたい人にはいいかも。

面倒な裏技もあるってことです。

バケーション

2005年5月29日 日常
先週の日曜日の義理姉宅のパーティーの時に、我が家の犬を夫の母に預けた。犬はしばらく義理母の家で過ごす事も知らずに、義理母の車に乗り込む。ドライブ好きだから疑問も無く。その姿が、ちょっと可哀相になる。

月曜日は、犬の散歩も無く旅行の準備に専念できた。夫は心配で母親にもう電話している。返事は「犬はイビキかいて寝ているよ」だった。

火曜日に、車で7時間かけてカナダのナイアガラの滝に行ってきた。後々、旅行記でも書くつもり。

最初の5時間は私が運転した。初めての長距離だったが、田舎の高速だったので楽だった。すごく美しい森の景色が見られたが、同じく高速で命を落とした鹿のsplatterにも遭った。

三泊して金曜日には帰宅。メモリアルデーの渋滞に巻き込まれて8時間かかった。最初の4時間が私。

長距離は二人合わせて10時間が限界だと分った。義理父夫婦の新しいフロリダの家には車で18時間かかる。彼らは何回も往復していて若いなぁと感心した。遊びに来てと言われているけど、車じゃ無理。飛行機でしょ。

今日の日曜日の午後に義理父夫婦と義理姉家族が私達の住まいの方に用事で来るので一緒に食事。その時に、義理姉が我が家の犬を連れて来てくれる。

土曜日と日曜日の半日まで犬が居ないから、まだまだバケーションを楽しんでいる感じ。犬の事は大好きだけど、たまには散歩や世話から解放されると嬉しい。

明日は卒業式

2005年5月20日 日常
今朝は8時からフードショッピングに駆けずり回った。明日は夫の卒業式で、式の後にウチのアパートで夫の家族、親戚と食事をするから。

帰宅後は、絶好の窓掃除日和の雨!なので、バケツの水を窓にぶちまけて洗う。晴れだと、歩いている人に”突然”水がかかってしまうから。内側は雑巾で拭いたけど。

その後、掃除や夫の写真を飾ったり、普段使わない食器をクローゼットの箱から出したりして、面倒臭いって思った。

この二ヶ月間、このパティーの事を考えると落ち込んでばかりいた。だってやりたくないんだもん。ひどい妻だよね。外食でさっさっと済ませたかったのに、色々な事情でウチですることになった。

面倒臭いと思いながらも、良く見られたいという外面が救いになって、せっせと可愛い夫の為に精を出している。まだまだ、やることが沢山ある。

旅行鞄

2005年5月13日 日常
ソフト型のスーツケースを買った。29インチで一回りづつ小さいスーツケースが二つ付いている。そして洗面ポーチと衣文かけバッグも付いている。セットで約七千円くらいかなぁ。十年保障付き。

前回は、サムソナイトのハードスーツケースだったのだが、ハードケースとかサムソナイトとか品質やブランド信仰も捨てて、ただ安さだけで買った。

お金が無いとこだわりさえあっさりと捨ててしまうものです。

スーツケース買って、少し気持ちが落ち着いた。なんか、スーツケースが無いと日本にいつでも帰れないから距離が更に遠く感じていたから。

航空券買う前に、スーツケース買わなきゃ、しかし何かと物入り、やっぱりキャンセルかなぁ、みたいな。さっと飛び立てないとでも言いましょうか。しばらくは日本に帰る予定は無いけど安心感がある。

近く、旅行に行くので使う予定は有るので楽しみ。
只今、夫が試験の為、ひっそりと過ごしています。来週は卒業。

なので、先週の土曜日は夫のクラスの先生が主催してくれた卒業パーティーに行って来た。

年末にクリスマスパーティーに行った先生の家。今回はメキシカン料理がテーマで、ホストの先生が割り当てた料理、食材を生徒が各自持ってくる。

夫は私の為に料理しなくていいのを選んだそうだ。サワークリームとかチーズとかサルサとか買えば済む物。

その中にチリペッパーがあって、すぐに食べられるように家で輪切りにして持っていく。多分、ファラピーノ?とか言う名前。(写真の緑色の方)先生が「切った手で目を擦ると痛くなるから、手袋した方がいいよ」とアドバイスしてくれた。

実際に切ってみたら、ピーマンみたいに中にぎっしり種が詰まっていて、それを出すには手袋では出来ないので素手でした。目を擦らなきゃいいだけだし。

それが、間違いの元で後から手が火照って激痛が始まり、石鹸で洗っても痛みは治まらなかった。しかし、先生の家に着くころには痛みが治まった。

パーティーに集まった生徒達は彼氏や彼女、結婚相手を連れてきていて、だから私もいるんだけど。夫が後から「最初、レイコはずーっと笑顔で怖かった」と言われた。良い人演じてたからね。むっとしているよりはいいと思うけど。

連れが居るパーティーだからか、会話は映画の話が多かった。それにしてもアメリカ人って映画が好きだなぁって思った。

私に気を配ってくれて日本映画の話をしてくれる人がいて嬉しいけど、「ゴジラの最初のシリーズ見たことある?どう思う?」と聞かれても古過ぎて(マニア過ぎて?)分らなかった。

このクラスは一年間の実習生のクラスで、先生と生徒が仲良く楽しかったらしい。夫は学生生活の良い思い出となったと思う。

私達はその後、9時半後ごろパーティーの途中だが帰る事にした。理由は犬。犬がいるとのんびり出来ないのは仕方が無い。

シャワーを浴びてる途中に、忘れていた手の激痛が再発した。火傷と同じ。熱いものに触れると痛みが走る。私が痛みで苦しんでいるのに、夫はのほほんとネットをしているから、「治療法とかネットで検索しようと思わないの?」と私に言われて検索し始める。

検索結果、チリペッパーや唐辛子を手で触って肌が痛い時は、
それは油なので、石鹸で洗う、アルコールで擦る、牛乳やヨーグルトをつける、その後、ローションをつける。

更に私は化粧用のクレンジングオイルでも手を洗った。全て試したが結果は直らなかった。まるで気休め。水に触れると痛みが和らいだが、その後はまた痛くて苦しかった。

薬好きな夫から痛み止めの薬を飲まされた。外からの痛みだから効くとは思えないから、そんな事で一々飲みたくないんだよね。私が心配していないとなじった手前、飲んだけど。

翌朝、湯に触れると少し沁みる感じだったが、ほぼ治ったみたい。良かった。

今思えば、手袋を勧められたけど、手袋しないとどうなるか教えてくれれば絶対に手袋したのに!一言足りないよ!
ババロア二回目!

つい最近の日記に書いたのですが、一回目の前回は食べたい一心で何も調べずに適当に初めて作ったものの、それなりに美味しかったです。ちなみに苺ババロアです。しかし、クリーム、苺と水、牛乳と三層に分かれてしまっていました。

今回は、相互リンクの「ハルさん」と「りなりんさん」から助言を頂いた上に更にネットでも調査して準備は万端。

苺ババロアの美味しいレシピはリンク先の「ハルさん」のサイトのおやつ日記にあります。ワインとレモンが入って、適当のレシピとは全く違います。

苺に砂糖をまぶすと柔らかくなります。(りなりんさん情報)ミキサー無しにはありがたいです。

注意点は、溶けたゼラチンとメインの味を混ぜた後は、氷で冷やしてとろみがつくまで混ぜる!それに七分立てのホイップクリームを混ぜると分離しない。(ハルさん、りなりんさん情報)

これを知ると知らないとでは味が違います!

今回は、苺は無くてキウイがあったのでキウイババロアにしようっと思い立ちましたが、キウイと牛乳って、ミルクティーにレモンを入れるみたいに分離するかな?と思い少量で実験したら、やはり分離しました。

なのでキウイはソースにすることに。今回もキウイを煮込みにして、砂糖とサングリア(ワインクーラーみたいなの)を入れました。

ミルクババロアを作って、その上にキウイソースをかけて出来上がり。(省略し過ぎ、もう出来てる)

七分立てのホイップに混ぜたから、ふわふわですよ!前回のは美味しいと思ったけど、プリプリしていたからどちらかというとゼリーだったかも。ババロアと呼ぶには遠い出来ばえでした。

今回のはまさにババロア!ふわふわが違います。

キウイソースは煮込んだので変色してしまい、グリーンの色が濁ってしまいました。煮込みは駄目だね。でも、酸味が甘いミルクババロアに合って美味しい。

手作りだと甘さ控えめに出来て、日本のデザートの味ですなぁ。アメリカでこの味を探すのは難しいかもしれない。夫も誰も食べないから、一人で食べています。太りそう。

アルゼンチン

2005年4月30日 日常
二年前くらいに日本語の個人レッスンをしたアメリカ人のマリア、マリちゃんの家に行ってきた。

たまにマリちゃんとメールのやり取りをするのだが、この前のメールでは、マリちゃんのお母さんの職場の人がマリちゃんが日本大好きだと知っているので、日本旅行に行った時に時刻表やお菓子のパッケージ、レシートをあげたそうだ。

それを知って、えーーそんなんでいいの?と思った。良かったら私の日本で撮った写真とか日本の物とか見る?と聞いたら、見たいと言うので見せることにした。

久しぶりに会ったマリちゃんは美しくなっていて、「美しくなって!ベニロペ・クルスに似ているって言われない?」と言ったら、「言われない」と笑っていた。

新しいハンカチと、二年前のファッション雑誌JJをあげたら喜んでくれた。「今、これが(セクシーキャミソール)アメリカで流行っているから、日本のほうが先を行っていると思う」と古い雑誌だけどけなすような事は言わないで良い子だな。

カタカナって殆ど英語だから、カタカナが読めれば大体書いてあることが分るよと教えてあげた。

例えば、「女子力アップの水着でオンザビーチ」「テラコッタ肌に似合うゴールドサンダル」

マリちゃんが「テラコッタって何?」って言うと、お母さんが「植木鉢の色よ」と教えていた。

写真は、都内や庭園の風景、実家の近所の写真、新婚時代に住んでいたアパートの和室(夜には寝室に早変わり、いやらしくないよ)、歴史博物館の昔の日本家屋とか。

あと、高校生のマリちゃんと同じ私が高校生の時の写真も見せた。丁度、私のクラスに留学生のアメリカ人の女の子もいて一緒に写っているから、マリちゃんも留学したがっているからいいかなって思って。

しかし、私の写真は実はマリちゃんが生まれる前だったからびっくり。時が経つのは早いこと。そう言えば、留学生の子の髪型がクリクリパーマで80年代そのものだった。

日本文化が少しでも伝わったみたいで、マリちゃんは「早く日本に行きたい!」と言っていた。

その後、お母さんも一緒に三人で近所のコリアンマーケットで買い物しに行った。マリちゃん親子は食べ物の好奇心が高く、色々と試食したりして気に入ったら買っていた。

私がマリちゃんに「これって日本の朝食に食べる大豆なんだよ」と納豆を教えたら、「食べてみる」と言われて、「でも、匂いがあって日本人でも嫌いな人がいるから」と慌てて付け加えたら、「合わなかったら食べないから大丈夫」と言ってくれた。なので「ニオイひかえめ」と書いていあるのを選んであげた。

家に戻ると、19歳のカッコイイお兄さんが素早く家から出てきて荷物を運ぶのを手伝ってくれた。

夕飯にお母さんがパエリアを作ってくれた。マリちゃんの両親はアルゼンチン出身で、アルゼンチンのお茶とティーカップ、お茶用の銀製のストローなど見せてくれた。

あと、水を炭酸水に変えるポットで炭酸水サルザー(多分こんな名前)を作ってくれた。そのまま飲んだり、ワインと割って飲むそうだ。

パエリアも美味しくて、勧められるままにお代わりしていたら、ご家族の皆さんが笑いながら私の食べっぷりを見ていた。

食後のデザートをしながら談笑。

お父さんが「日本でもタンゴって人気がるんですよね?このCDは日本人のタンゴなんですが」とYoYoMaのタンゴのCDを持ってきた。「彼は日本人では無いですね」と残念。

「でも、日本でタンゴは人気ですよ。私の母はタンゴのコンサート行ったことありますし、子供の歌でタンゴの歌もあります」と言って、なぜか私は懐メロの「黒猫のタンゴ」を歌う。しかし、それがウケてくれた。(中森明菜のタンゴ・ノアールとか思い出さなかったっけ)

マリちゃん家族は知的で好奇心旺盛で良い人達だった。子供の興味があることに付き合ってあげているのも素敵だなと思った。

お兄さんとマリちゃんは本当に仲良く、良い子供なので、それを両親に言うと、「親戚も居ないアメリカで家族だけだからお互い助け合っていて仲が良いんだと思う。だから兄妹喧嘩も無いのよ」と教えてくれた。

同じアメリカに住む外国人同士って言うのも、視点が共通する部分が多く共感できて、一緒にいて居心地が良かった。お互いの文化交流が出来たりするのも良い。

アメリカ人といるより楽しい。

すごく楽しかった!まるで私が留学生みたいになった感じ。
今日、アーミッシュの卵屋さんでアジア系の女性二人が卵を買っていた。

3ダース買って、アーミッシュのおじいさんが紐で梱包している途中でその女性の一人が「one more! one more!」と大きな声で連呼していた。そして、おじいさんがもう1ダース追加した。

一緒に居た夫が小声で「one more pleaseって言えないのか。無礼だな」といらついていた。

私が「多分、同じ国の人としか一緒にいないから(生きた英語と言うか)英語的態度を知らないんだよ」と夫に話した。周りのアメリカ人はそんな風に思っているのかと思うと同情したくなる。

きっと女性はおじいさんが梱包を終わらない内に早く言おうとして声が大きくなったんだと思う。

「もう一つ、もう一つ」と意味は通じるけど、この場合は「one more please」と一度だけ言った方が大人としての品が出ます。声が大きく「one more」だけ連呼すると威張っているように周りには聞こえてしまうから。

その人が買った後、もう一人の女性がおじいさんに卵を値切っていた。「私の姉妹には4つ買ってXXドルだったでしょ、私もその値段にして」と言っていた。

おじいさんは実際にその値段にしたのか分らないけど、ちょっと困り気味だった。アーミッシュの良い人そうなおじいさんに値切りの交渉なんて思いもよらない出来事だったので驚いた。

アメリカの自営業もしくは小売商売でも余り値切りはしないのが通常だ。駄目元で、知っていて交渉だったら逞しいけど。

我が道を行くでパワーのある二人の女性だった。私にも少し分けてもらいたい逞しさだ。

せっかく、英語も話せているのに表現が一つ足りないだけで無作法な人と見られてしまっているから本当に勿体無い。教科書から出てきた英語だけじゃ駄目なんだなぁ思った次第だ。

私が言うのもなんですが、もう少しこの国のやり方、話し方を知ればもっと物事が簡単に運ぶのに勿体無いなぁと思った。

こうゆう生活法式やマナーの本とか書いたら売れるかなぁと思ったり。マナーの個人レッスンとか・・・。

煮てみな

2005年4月27日 日常
苺、生クリーム、ゼラチンも買って準備万端。

相互リンクのハルさんの苺ババロアを見て、食べたい衝動が突っ走る。

ジューサーもフードスライサーも無い。フォークの背で苺を潰してみる。一個で疲れた。

ひらめいた。

苺ジャムを作る時みたいにしよう。

苺を煮たらどろどろになった。

すっぱかった苺に甘味が出て一石二鳥。

やれば出来るもんだ。

手作りは美味しい。

★参考までに、

苺(砂糖で煮込んでドロドロにする)
生クリーム
牛乳(カロリー控えめ向き)
ゼラチン(少量の水でふやかして、電子レンジで溶かす)(←これを知らなくて戸惑う)
砂糖(お好きなだけ)

全部混ぜて、冷蔵庫で冷やすだけ。
素晴らしく簡単です。

まとめて一週間

2005年4月25日 日常
一週間、日記をサボっていました。

気持ちが沈み気味だったので。

今日、まとめてUP。

傍から見たら私なんて暇な専業主婦だろうけどね。色々とストレスもあるのです。

誰か、「一緒に日本に帰ろう!」って誘ってくれないかなぁ。

ダイナーで朝食

2005年4月23日 日常
食料品市場に行くから、朝食をダイナーで食べる。

食べたのは、ソーセージ・グレイビーソースとビスケット。

グレイビーソースは、ソーセージ入りホワイトソースで、ビスケット(ケンタッキーにあるのと同じ)の上にかかっている。不味い。

不味いものを食べると、金返せとか、不味いもので太りたくないから吐きたくなるとか、色々後悔してしまう。

どっちも実際にはしないけど、そうゆう気分になる。アーミッシュのお店だったんだけど、ここのお店は以前もハズレだった。夫曰く、カントリースタイルの昔ながらの料理らしい。

隣のテーブルでコーヒーと苺のパイを食べているオジサンがいて、あれにすれば良かったと、子供のように他人のものを羨ましく思った。

Earth Day

2005年4月22日 日常
「地球の日」らくし、夫が「地球を救いに行ってくる」と学校の裏の小川のゴミ掃除に出かけた。

学校のグループの活動で、先日会った先生から私も一緒に誘われたけど、やっぱり行くのは止めた。ゴミ拾いなんて一人でも人手が多いほうがいいんだろうけどね。夫が学校の友達と気兼ねなく一緒に居て欲しいから。私がいると夫は私に気遣ってくれるのが悪い。

先生は皆の分の手袋を用意して参加しているのに、サボる生徒もいたらしい。終わったら、皆でバーに行ってビールで打ち上げして、ほろ酔いで夫が帰宅。夫が楽しんだ様子で、私も嬉しい。

デジカメ

2005年4月21日 日常
クレジットカードのポイントで変換したデジカメが到着。

あんなに欲しがっていたのに、説明書、それも英語で読む気力がないから放置。(今でも放置中)

感想文

2005年4月19日 日常
ネットでレンタルしたDVDの映画が到着。

返却してから次の映画が送られるので、一日で二本続けて見る。思っていた程、面白くなかったから日記のレビューに書こうか迷う。

感想文が苦手だった人がレビュー書くのもどうかと、それも迷う。

そう言えば、小学生の時に母に手伝ってもらった感想文が入選してしまった。賞じゃなくて入選で良かったけど。

早速、この前に書いた映画のレビューで検索して来る人がいる。検索して来る人に恐縮してしまいます。

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唯

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