あるBlogの話し

2004年10月17日 日常
それは夫のバイト先の男性の別れ話しだった。

夫「以前”キル・ビル”のDVD貸してくれた彼、二年半付き合った彼女から振られたんだって」

レイコ「どうして?」

夫「分らん。だから彼がその後、彼女が持っている”ダイアリーノート”を見たら、彼の文句ばかり書いてあったんだって」

レイコ「彼女がBlog持ってたんだ」

夫「Blog? で、デートしている時、彼女は文句一つ言わないのに、そのダイアリーには彼氏の文句ばかり書いてあって、別れる一週間前にもう別の男性とデートしていたのも日記から知ったんだって」

レイコ「それって、驚くよね」

日記でストレス解消している彼女の気持も分る。けど、彼が読むには惨いような。

彼は付き合っている時は彼女のblogには興味が無くて読まなくて、別れてから読んでみて余りにも両極端の彼女を知ってショックを受けたらしい。

その別れ話を聞いて、色々と感想が思い付く。

彼女は、もっと彼の前でも地をさらけ出しても良かったのではないのかな?

本当は彼女は自分のblogを読んでもらって、彼に理解を求めていたのだろうか?

しかし、文句言っている日記のアドレスを教える事自体が、もう何も恐れていないよ。

「そこが知りたーい」と思った。

夫が「妻も日記を持っているから興味があるかも」って言ったら、彼氏は彼女のアドレスを教えてくれたそうだ。(簡単に教えていいのか?)でも、読んだ後の感想とか、批判は聞きたくないから話さなくていいって言われたそうだ。

別れたからどうでもいいのか他人にアドレスを教えてくれる辺りがドライだなぁって思う。

私は夫にも誰にも知っている人には自分の日記は読まれたくないな。でも、別れたり、死んだりしたらどうでもいいや。

しかし、夫がblog=ダイアリーノートと思っていたことが可笑しい。

肉食その後

2004年10月12日 日常
あれから、肉を食べてます。(早っ)

肉はアーミッシュの肉屋で買うことにした。信仰深く、伝統的な暮らしをしているアーミッシュの方達なら虐待しない感じがするから。

肉を買っている時に店員のアーミッシュの若い女性に、この肉は彼らが生産しているのか夫に聞いてとお願いした。

夫「妻が何やら某大手のフライドチキン反対派の養鶏場のビデオを見てから、養鶏場のことが気になって、この肉はあなた達が生産しているのか知りたがっているんだけど?」と聞いた。

その若い女性は少し動揺して、「ちょっと分らないから聞いてくる」と男性の方に聞きに行った。

レイコ「はぁー。簡単にあなた達が生産しているかどうか聞けばいいの。いちいち細かい話しをしたら相手が怯えるでしょ。本当にこうゆうところあなたのお母さんにそっくり」

夫「だったら自分で言え」

レイコ「私が言ったら余計怪しく聞えるの」

相手に私達が動物愛護精神でいちゃもん付けて来ていると思われたくないから、気を使って聞きたいのに。

女性が戻ってきた。

「うちで作っていません」

えっ。うちで作っているって看板出てるじゃん。軽くショック。でも、薄々そんな感じもしていた。アーミッシュの青果店だと、外注した野菜や果物が置いてあるから、全て彼らが作っているとは思っていなかった。

この市場で店を出しているアーミッシュの人達は中々商売上手だから、この結果に驚きはしたけど、やっぱりねと納得もした。

肉は買って帰ったけど。

その次の日、夫がバイト先でオバチャンにその話しをしたら、オバチャンの親戚がアーミッシュの農場で手伝いをしていて、アーミッシュ擁護の話しをしてくれた。

「外注している肉は、大手会社の巨大飼育場みたいじゃなくて、地元の個人経営の農家から仕入れていると思うから、虐待されていないと思う」

オバチャンは、アーミッシュの人はそんな酷い所から買い受けたりしない、と夫に対して失礼なっ!と少し怒っていたみたいだ。

私もその話しを聞いて、また納得した。大量生産と個人経営だったら、だいぶ違うと思う。しばらくはアーミッシュの肉屋で買うことにする。やっぱり肉の色が違うから、良い肉なんだと思う。虐待も嫌だけど、薬漬けの肉も嫌だし。

その元になった虐待のビデオの人達を責める気持は無い。嗚呼、人って簡単に馴れてしまうものなんだと思ったからだ。大量に効率よく生産することによって、目も気持も麻痺して来たのだろう。

良い事と悪い事の境界線を超えてしまうのは、悪い。しかし、慣れとは恐ろしいものだと、虐待同様にビデオを見て驚いた。

肉食

2004年10月1日 日常
先日、あるHPで養鶏、養豚、養牛場のビデオを見たら肉を食べる気が失せた。動物が殺されて可哀相とかじゃなくて、何も殺す前に虐待すること無いのに、だからだ。あぁー知らなきゃよかった。

そのビデオの最後に「菜食主義になろう」とメッセージが出ていた。かなり強烈な映像だったので、このメッセージはかなりインパクトを与えるだろう。

しかし、私は菜食主義者にはなれそうもないから、この画像のイメージが頭の中で薄れたころには、また肉を食べ始めると思う。

義理姉と会った時に、この虐待の話しをしてHPを見なよと話したら、「見たら肉が食べれら無くなるから見たくない」と言われた。義理姉はシーフードを食べないで、肉しか食べない人だ。だから夫も見ない。

そんなんで、とりあえず家に肉料理以外の夕飯を作る準備が無いので外食した。夫はチキン、私はシーフード。日本だったら、手軽にシーフードと野菜でしばらく過せられるのに。私だけだったら野菜炒めだけでもOKなんだけどねぇ。

夫が話してくれた学校の話し。

夫が学校の先生と話していて、先生が「日本語でI understandって何て言うの?」と聞かれて、夫が「解ったよ」と答えたらしい。

私が夫にムカついた時に捨て台詞で「解ったよっ!」と言うからだ。可笑しいけど、ちょっと笑えない。意味は合っているけど。

それを先生に教えるとは・・・。夫に「解りました」と正しい方を教えておいた。

腕枕

2004年9月30日 日常
テレビで日本のニュースが流れた。何だ?と思って見ると、独り寝で寂しい女性の為に男性の腕をした枕、そう「腕枕」の紹介だった。しばらくしたら、他局のニュースでも同じ「日本の腕枕」を紹介していた。

もっと他に流す日本のニュースがあると思うのだが・・・。

女の人が実際にその枕で寝ている映像が流れたのだが、女性の眉といい、髪型といい、ちょっと時代遅れの感じがして本当に今のニュースなのかと疑った。

以前、日本で男性用に女性の膝の形をした膝枕ってのもテレビで見たことあるけど。腕枕にしろ、膝枕にしろ本当に使う人がいるのか疑問だ。彼氏、彼女が出来た後に、相手がその枕を見つけたら、かなり引かれると思うし、その前に買うのが恥ずかしいよ。通販で買うのか?

私は普通に枕で寝るのが好きなので、夫が腕枕してくれても邪魔だと思う。なので、腕枕して寝るカップルってどの位いるのか気になるところだ。

一緒にニュースを見ていた夫が「レイコのお姉さんにプレゼントしよう」と言った。確かに彼氏いないけどさ。そんなのあげたら嫌われること間違いなし。

噛み合わせ

2004年9月29日 日常
引越ししてから行った近所の歯医者の診察がイマイチ信用出来なかった。歯が時々痛くなるのだが、神経痛と診断された。薬を処方されて飲んだら痛みが止まった。しかし、それ以降また歯が痛む。「本当に、神経痛かよ」と疑いは深くなるばかり。

信頼できる引越する前の近所の歯医者に片道一時間かけて行ってきた。夫も同じく予約して二人して検査とクリーニングを受けた。

やっぱり虫歯では無かった。どうやら寝ている間に噛み合わせが強かったり摩擦したりで、歯が神経痛になるらしい。前の医者の診断は合っていたけど、原因までは教えてくれなかった。

それを防ぐには、写真のようなマウスピースが必要なのだが、私は寝る時は歯の矯正治療後につけるリテーナーを付けているので使えなさそうだ。夫もこの医院でマウスピースを作ったのだが、ものぐさで使ってない。高かったのにぃ。

寝ている間の噛み合わせと夢って関係があるのかな?と疑問に思った。それと言うのも、私が見る夢はオドロオドロしい話しが多い。例えば、銃で撃たれて体に衝撃を感じたり、殺さないでと必死で哀願していたり、レイプされそうになったり、戦争で逃げ回ったり、等など。(出典先は何?)

映画は見ているだけだが、夢は自分が睡眠の中で疑似体験しているから、衝撃度が大きかったりする。悪い夢を見た後は、目覚めがかなり悪い。

なので、夢の中でびびっている間に歯を食いしばっているのかなと思った次第だ。

良い夢もちゃんと見ているとフォローも入れておこう。良い夢を見た時は、心が幸せになる。しかし、同時に切なくなることもある。それは、もうその世界は存在しないから。

ここの歯医者は夫婦だけで開業していて、奥さんが助手をしている。他の歯医者みたいに助手が先に検診したりしない。最初から最後まで医者が一人で診てくれる。医者のDr.Hは、「口を開けて、ありがとう」「こっち向いて、ありがとう」と、些細なことも丁寧な言葉使いで好感が持てる。

だから他の歯医者を探すより、たまにしか受診しないのだから、遠くても気に入ったDr.Hで行くことに決めた。

車の往復と二人の診察時間を合わせると長時間になるので犬も一緒に連れてきて、義理姉の家に診察の間お世話になった。夫は早速、叔父さんの話しを姉に話している。私が「本当におしゃべりだね」と呆れた。

私が義理姉に「で、明日あなたがD叔母さんに電話で話して、D叔母さんがK叔母さんに話して、K叔母さんがC叔母さんに話し、従兄弟のMに話しが伝わり、親戚中みんな知ることになる。そして、最後にあなたのお母さんが”みんなばかり知って、私だけ知らない”と文句を言うのよね」と言ったら、姉も夫も大ウケしてた。

この噂の伝達経路は、実際当たっている。いつも、このパターンで最後に義理母が知っていじける。叔父さんも別れた直後に身内から電話があって、ついつい話してしまったんだろうけど、まさか皆が知ることになるとは思わないだろう。

私が夫に「そんなにすぐに人に話すと、その内誰もあなたに打ち明けなくなるよ」と、子供に諭すような台詞を夫に言う。言いたい気持も分かるけど、実の姉が一番の要注意人物なのを解っていない!
ISBN:488202778X 単行本 松田 武 彩流社 2002/11 ¥2,940

アメリカの独立戦争のイベントに行ってきた。当時の戦争を広い野原で再現していた。空の大砲や鉄砲もドンパチならして雰囲気を盛り上げていた。兵隊達に混じって鼓笛隊もいるのだが、彼らは進行指示の役目をしているんだそうだ。

観客は坂になっている芝生の丘から見ているのだが、後ろの人も見られるようにマナー良く芝生に座って見ていた。たまに座っていない人を見ると「なんて自分勝手な」と思った。そうゆう人達は太っていたから、きっと太って座れないのかな?と解釈してあげた。

兵隊達の服装は全て当時と同じデザインと素材で作られている。実演が終わった兵隊の人達は、テントに戻って食事をしていた。そのテントには、当時の服装をしている奥さんや子供達がいた。食事も当時と同じものだそうだ。よく見ると、余り今の食事と変っていなかった。

そのテントに居る女性と話しをした。ご主人の服や自分の服も全部、その女性の手作りで、作り方も当時と同じやり方だそうだ。袖みごろの縫いあわせに特徴があるらしい。洋裁に詳しい人が聞けば、興味深い話しだろう。

当時の服装をしている兵隊や村人達は、皆ボランティアの団体の人達で、質問すると皆さん詳しく答えてくれる。多分、彼らは歴史家の方達で、趣味が高じて服装などにも凝ったのだろう。

珍しくカメラを持って行ったので写真を撮りまくった。カメラを持って出かけたのは何年ぶりか。こんな黒くて大きいカメラなんて今時いないよなぁ。数年前迄はみんなこれだったのに。

私はカメラ小僧になって兵隊や村人の人達を撮ったり(断りを入れて)、一緒に映って貰ったりした。でも殆ど人が年配の大人の趣味みたいで若者が居ない。たまぁに、若い兵隊の人がいても、恥かしくて「写真を取らせて下さい」と言えない。兵隊の服装のイメージは「ベルサイユのバラ」みたいな感じ。時代も国も違うから詳細は違うけど。若者の兵隊は美しいったらありゃしない。

子供が兵隊の服装をしているのも、またカワイイくて写真に撮りたいけど、今時は大人も敏感だろうから「まずは親に断りをいれなくちゃね」と思うと、恥かしくて聞けない。夫に「聞いて」とお願いしても、「嫌なこった」と断わられた。

夫が「レイコ・・・視線が恐い」と言われた時、私は飲んでいたレモネードのストローを咥えながら、子供を視線で追っていたらしい。そりゃ恐いわっ。危ない趣味の人みたいだ。

年配の兵隊の男性と話した。「誰が、偉い指揮官や兵隊役を決めるのですか?」と質問したら、偉い人の役は服装にもお金がかかるから皆やりたくないんだそうだ。意外な答えだった。

服装はもちろん、小物からサーベル、帽子、靴まで全て当時と同じモデルにしなくちゃいけないから集めたり作ったりするのも大変だと察しがつく。

太った年配の人が多い中、その男性はスリムで白髪と知的な雰囲気漂う顔立ちに青い瞳が似合っていた。この人、年取ってもモテルだろうなと思った。一緒に写真を撮りたいと思ったけど、また恥かしくて聞けなかった。

すごく楽しいイベントだった。来年もまた来たいと夫に言うと、行けたらねと返事。そうか、来年は夫の就職だった。就職先しだいでは、この土地に居るかどうか分らない。

不注意

2004年9月17日 日常
車のヘッドライトの消し忘れでバッテリーが上がってしまったので、バッテリーを新しく購入した。90ドル也。最後にその車を運転したのは私だった。それも、先日「うほうほ」と予想外のお金が舞い込んで喜んでいた日だ。

お金が「こんにちは」と言ったら、すぐに「さようなら」と言って去って行ってしまったよ。正に”金は天下の回りもの”ですねぇ。

私の不注意での出費と、AAA(日本でいうJAF)を呼んだので夫の学校のクラスをさぼらせてしまって、ダブルの罪悪感で落ち込んだ。夫は、バッテリーは変え時だったし、授業は一回の欠席は大丈夫だから気にするなと言うけど、なぁんか悪いよなぁ。

気にするなって言うなら気にしないけど、やっぱり90ドルは惜しい。悔しい。
スターバックスで夫が店員に「冷たくて甘くて、うーん、苦くないのってある?」って聞いたら、店員が何言ってんのコイツみたいな態度で夫を見ていた。今時、スターバックスのメニューをすらすら言えない奴ってダサイ(死語?)のかもしれない。店員にサイズを聞かれた夫は「スモール」と答えていた。やっぱりこれもイケテいないんだろうね。

本屋で、甥の誕生日プレゼントに「遊戯王」のコミックを買った。普通の本屋に、英語に直された日本のコミックが沢山置いてあって驚いた。メインのプレゼントは甥の希望で「遊戯王」のサントラのCDで、本はオマケ。

家でそのコミックを見たら、内容がティーン向きだった。テレビのアニメはどうだか知らないけど、これを6歳の男の子に読ませていいのだろうか?と心配になった。

夫が、取りあえずコミックは親に確認させて、読ませたく無かったら返品レシートを持って違うのと交換すればいいと言うので、読ませるかどうかは親に任せることにした。

遊戯王って日本だともう下火なのかな?しかし、甥は遊戯王ブーム真っ只中。なんでも遊戯王らしい。

今日、ちょっと興奮した出来事。

銀行で、小銭の両替機を使った。瓶に入った小銭を見て、夫に幾らあると思うか聞いたら、「17ドルくらい」と答えた。出てきたレシートはなんと、170ドルだった。どう見ても大過ぎ。

お金のトラブルは嫌なので、正直に銀行に「金額が多いんです」と言ったのに、「多分、前の人の分があなた達の方に流れたのかも」と言って、170ドルくれた。まじっすか?

宝くじに当たるよりスゴイよ。正直に申告したから後味も悪くない。いやぁ嬉しいぃ。うほうほですよ。奥さん。

父親

2004年9月12日 日常
先日、父親に誕生日の手紙を書いた。渡米してから、毎年カードを送っている。もう、送るの面倒臭いから、母に止めようかなって言ったら、可哀相だから出してあげてと頼まれたから出した。私の手紙一つで、実家が平和になるならお安い御用だわ。

私は父の事が好きじゃない。今でも父の悪行を聞くと苛尽く。自分の事ばかり考えている自己中心的な男。その男に家族は振り回されてきた。だから私が求める家族像は亭主関白より、カカア殿下の方が好きだ。その方が明るい感じがする。

以前、会社でいいなと思った男性が実家の話しをなぜか私にしてくれた。母親が作る料理を父親が団地中に聞えるくらい「まずいー」とふざけて言うと、その父親の背中に母親がバッチーンと平手打ちでお返しするんだそうだ。聞いていて、いいなぁと心底思った。

身勝手な父親に今更、娘達が「お父さぁん♪」と懐くと思っているのか。娘達をそうゆう風に育てたのは自分なのにね。いつも父は、子供は何々してくれないばかり。もうその台詞にウンザリだ。

本当に父親に贈りたい言葉は、「求めるばかりではなく、自分から与えよ」

はっきり言うといじけるから、「私の誕生日には手紙書いてね。いつも一方通行だと寂しいから」と書いておいた。初老の男を変えることなど期待してはいないけどね。多分、書かないと分かっている父親に罪悪感を与えて、私は抵抗しているのかも知れない。

私は時々、子供の頃の少女の私が目の前にいたら抱きしめてあげたいと考える。それは不可能だ。

だから日に何度も意味も無く夫に抱き付いて抱きしめて貰って慰めているのかもしれない。

合唱ファミリー

2004年9月10日 日常
週末に行く市場の外で催し物があった。私と夫はアーミッシュの手作りアイスクリームを食べながら眺めていた。

小さなステージでは、お父さんがギター一本で小さな三人の子供達とお母さんの合唱。微笑ましくも映るが、私達はちょっと引いていた。彼らが歌っているのが、

"I love Jesus, I love Jesus,I love Jesus♪"

ストレートな歌詞だこと。そのクリスチャンファミリーは、アーミッシュの方達のような、この社会と離れた世界にすんでいる雰囲気をだしていた。子供達は、今時のませた子供がアイドル気取りで歌うなんてことはせず、直立不動でマイクの前で歌っていた。無表情がちょっと恐かったわ。

歌い終わった家族に拍手は少なかったけど、私は大きな拍手を贈ってあげた。日本にいた時、カラオケでこうやってオヤジに大きな拍手を贈ってあげてたから、私の拍手は割と人より大きめに出せる。これは特技になるのか・・・などと思い出した。

夫が「気に入ったの?」と聞いたらから、「親はいいけど、子供が可愛そうじゃん」と言った。この白けた観客の前で歌うのって拷問に近いかもしれない。トラウマにならなければいいんだけど。お姉さん(あくまでも)は、ちょっと心配。

なんだよぉ

2004年9月9日 日常
日記を書いたんです。「本」と言うタイトルで。送信したら、タイトルは二文字以上とエラーメッセージが出たので、嫌な予感をしながら戻ったら、やっぱり全部消えていました。脱力です。もう同じ事は書く気にはなれません。

これから犬の散歩に行ってきます。さっきから犬のプレッシャーを浴びながら書いていました。もう、犬を待たせる訳にはいかないでしょう。上目づかいで睨まれています。犬なりに恐い顔作っているのでしょうか。でもかわいいです。行ってきます。
近所にある森の中の州立公園に夫と犬と一緒に行ってきた。犬は久しぶりの森の散歩で喜んでいた。犬が「うれしぃ」って話した訳じゃないけど、小走りで前にぐんぐんと進んでいる様子で分る。かわいいのぉ。

ここは乗馬の人も来るみたいで、小道の真ん中に馬糞がてんこもりに置き去りにされている。おぇぇぇ。公園の入り口でペットの糞は拾いましょうとビニール袋が配布されているんだから、馬の糞も拾って帰れ!始末が出来ないなら、来なければいいのに。マナーがなっていない。

小川ではカヤックで川下りしている人がいたり、水辺で遊んでいる家族がいたりしていた。私は川に入ったことがない。どんよりとした川底は、”木の葉や動物が自然に返っています”って感じでドロドロしていて足を入れるのが恐い気がする。川底が見えるくらいだから、水は澄んでいてキレイなのだろう。

夫は川下りしたいみたいだけど、ボートに乗るのに一旦川に入らないといけないから、それが嫌なんだよなぁと川を見ながら考える。

しばらく歩いていると私の脚が痒み始めた。特に腿。爪で掻くと肌がみみずばれになった。なぜ痒くなるのか分らない。ハイキングすると痒くなる。別の状況だとジョギングすると痒くなる。

そこでまた馬糞に出会うと、「きぃぃーー」と苛付いて、更に痒さが増した。夫が私の様子を見て、戻ることにした。一時間位歩いたから丁度いいかな。

夫は私を心配して気遣ってくれたのは少しで、殆どはこの苛ついた女と一緒にいるのは危険と察知して決めたと思う。夫は、そうゆう察知と決断は早い。

戻ったら義理母から留守電があった。多分、明日は祝日(Labor day)だから、会いたいのかなと思い、夫に「お母さんが会いたがってたら、会ってもいいよ」と言った。

夫が電話して、「明日、うちに来る?」と誘ったら、喜んでいたそうだ。良かったね。

夫が母親に私の痒みのことを話したら、アレルギーかもしれないと言ったそうだ。私が”家庭の医学書”で調べてみたら、掻いた後に皮膚が盛り上がる、あるアレルギーの症状があった。普通、痒くて掻いただけで皮膚がみみずばれにならないよなぁと考える。アレルギーって思ったことなかったから、この新たな発見に驚いた。

近所の美術館

2004年9月4日 日常
以前、田舎道のドライブ中に、小さい美術館を見つけたので行ってきた。地元出身の画家が中心だが、地元と言って全国的に有名な画家達ばかりそろっている。(私達は知らなかった)

私達が好きな地元の田舎道の風景が、百年前の姿で額に納まっていて感動した。緩やかな丘が連なる農場や小川が流れる森など、今も変わらない。写真のような細かい描写の油絵は、写真よりも遥かに強烈な輝きを放っていた。

この絵が家にあって一日中、私の視界にあったら心が安らぐだろうなと思った。家具の一部のような絵にはさせない。何も無い部屋は薄暗く、絵だけにスポットライトを当てて、その前に椅子を置いて眺められるようにしよう。だから、だから、持って帰ってもいい?と叶わぬ思いを想像をしながら絵を眺める。

全て見て回った後、下の売店に寄ってみた。売店には先程見た絵のポストカードやカレンダーが売ってある。そして家で額に入れて飾られるようにポスターも売ってある。

もしかして、私の思いが叶うかも?と思いながら、それらのコピーを見てみた。しかし、本物を見た後じゃポスターなんて飾る気になれない。素人目でも分る、全然、パワーがない。魂が抜かれた、抜け殻のようだった。

他には、ある画家の絵は物語の挿し絵の為に描かれたもので、その本が売ってあった。私に子供がいたら、この絵のシリーズの物語を全部買ってあげたい。自分用に一冊買おうかなって思ったけど、途中で読みかけた本が家に沢山あるのを思い出して止めた。

美術館の裏には小川が流れていて、そこでカヌーを漕いで川下りしている人達がいた。カヌーをレンタルして商売している人がいるので、夫は情報を聞いていた。9月いっぱいまで営業しているらしい。夫は川下りしたいと張り切っていた。

キャビア丼

2004年9月3日 日常
スーパーで売っている小瓶の安いキャビア。それを熱々のご飯にのせて醤油と日本酒を滴らして食べる。美味しいぃ。

(本当はイクラ丼が食べたいんでしょ?)

安物キャビアの方がイクラを買うより安い。だからモドキでいいの。

目の疲れ

2004年9月2日 日常
ここ数日、コンピューターの使用時間を減らして、一日一時間だけ使うことにした。なので日記もお休みした。日記は十分くらいでサッサと書けなく、意外に時間がかかる。

どうしたかと言うと、画面を見ると目が異常に疲れて、これは目を休ませなくちゃいけないのかもと危険を感じた。目がしょぼつくって言うのか、画面を見ると開けてられない感じ。うちの画面は19インチで大きいんだけど、それも効かないみたいだ。

目の体操、顔の筋肉の体操、ベランダで座ってのんびりと雲を眺めたりして(一番の遠くの物だから)目の休息に勤めていた。一番の効果はコンピューターを見ないことだと分った。

無駄にコンピューターを使っていたから、これからは時間を減らすように努めることにした。


老い

2004年8月25日 日常
今朝、犬の脇腹に腫瘍を発見した。夫が犬を抱きかかえようとしたら、犬が鳴いて初めて分った。同じ家に住んでいて気づかなかったなんて・・・。気づいた後になれば、やっぱり目立つし、どうして早く気づいてあげられなかったのか。

最近、犬の食欲が落ちていたけど暑さのせいだと思っていた。昨日の夜の散歩は元気がなかった。気付いてあげられなくて、ごめんねの気持でいっぱい。

実家の母と電話で話す。

先週、母の姉妹三人で温泉に行ってきたそうだ。母の二つ年上の姉は惚けの症状が見られたらしい。母の姉は、ご主人と自営業でずーっと忙しく働いている。

祖母が亡くなった時も思ったが、働き者で昔ながらの健康な食事をしていた人でも惚けてしまうのが不思議だ。どうしてこうなってしまうんだろう。

母が言うには祖母の時の症状と似ていたそうだ。祖母は惚ける前に一緒に外出するとすぐに疲れたと言っていた。そして、だんだんと行動範囲が狭くなり、余り動かなく家事もしなくなって、寝たきりになって行った。

母が心配で姉の息子に電話したら、家族も知っていた。母の姉には忙しくさせる為に自営業の仕事をさせているそうだ。私の母もそうした方がいいよと言った。

母は「○△ちゃん(母の姉)は、オシャレもしないし、休みの日も出かけないみたいだけど、お母さんはなるべく出かけるようにしているし、オシャレもしているから大丈夫」と言った。

母みたいに、忙しいだけじゃなくて、生活にメリハリをつける楽しみが叔母には必要なのかもしれない。母はもう姉と一緒に旅行に行くと疲れるから懲り懲りと言っている。母は良い人なんだけど、たまに冷たいなぁって思う事がある。

叔母は、オシャレする暇も無く、自営業で働いて子育てをしてきたんだろう。だから、母が連れ出してあげて、おしゃれする楽しみを教えてあげればいいのに。思うに、母も歳だし働いているから、そうゆうことするの面倒臭いのだろう。私は日本に居る訳じゃないし、何も手伝える訳でもないから、強くは言えなかった。

ギリギリ

2004年8月23日 日常
英語の文法のテキストをアマゾンで注文した。これはオキニのサイトの人が使っていてよさげだったから。私は英語のテキストは沢山持っている。しかし、どれも最後まで終わらせたことがない。

夏休みの宿題は小中高と最後になって終わらせていた。半べそかきながら31日の夜中に水彩画を描いていたこともあったっけ。この科目は来週まで授業がないから大丈夫とかギリギリまで伸ばして夏休みが終わっても宿題をしていた。夏休みが終わると宿題から解放されてホッとしていたりもする。自分から進んで勉強しようとするタイプじゃない。それは今も変わらない。

しかし、無駄に在米年数が増えているのに英語力が乏しいのはヤバイだろう、もう、ここら辺でどうにかしなくちゃと思った。ヤバイ自分に焦りを感じた。そして、もし子供が出来たら益々勉強なんてする気になれないだろう。時間を作って勉強するタイプじゃないから。だから、今が勉強するにはいい機会なんだろうな。

勉強嫌いにはテキスト一つとっても選ぶセンスが無いし、勉強方法もなっていない。しかし、このテキストはアマゾンでも評価が高かったからきっと良いはず。きっと・・・。

後はやる気だな。分かってはいるけどさぁ。テキストはあんまり早く届かなければいいのに・・・なぁんてちょっと思ってる。(性格、変れよ!)

筋肉美

2004年8月19日 日常
目標が無いと、すぐにだらけてしまった。それは、筋トレ。あんなに毎日励んでいたのにビーチ以来、ずーっとさぼっていた。

一応、ビキニ姿がマシに見られるようにが目標だった。なのに当日は何かと食事が増えて、腹がぽっこりと出てしまった。意味無いじゃん。体重関係無く、食べ過ぎると腹が出る。なので努力も一瞬にして消えた。

一昨日からまた筋トレを始めたら、体がきつかった。二週間以上のご無沙汰。毎日、している時は何とも思わなかったけど、やっぱり効果があったんだ。それが分っただけでも善しとしてこれからまた励もう。

「力こぶ」は一度見たら、失いたくないと思わせる程の説得力がある。私のは赤ちゃんのこぶし位しか無いんですけど。だからこそ、成長させてあげたいと愛おしさがある。

最近、思うのは体の美しさって筋肉なのかなぁって。筋肉のスジや盛り上がりに美しさを感じる。それは、引き締まった体の人限定です。同じ筋肉でも相撲取りの筋肉じゃなくて、体操選手の筋肉。

アメリカ人の女性モデルでも、お腹に筋が見えると美しさが倍増する。ただ痩せているだけじゃ、もう何とも思わない。
週末、叔母夫婦の海の家に行ってきます。夫の従姉弟達と叔母家族と過します。あんまり気が進みません。

今日は、これから夫の髪をバリカンで刈ってあげます。そして、荷造りして、オシャレして義理姉家族とミュージカルに行きます。その後、予約してあるレストランに行って、皆でビーチに向かいます。

こんな箇条書き子供の日記みたいです。

忙しい一日になりそうです。

日本語字幕

2004年7月27日 日常
昨日観た「キル ビル」のDVDのカバーの裏を何気に見ると日本語字幕の表示があるではないか。きゃー嬉しい。他のDVDの字幕は英語、スペイン語、フランス語ばかりなので。

いつも、DVDを見る時は英語の字幕を表示して観ている。その方が解りやすいから。

やっぱり、英語で映画やテレビ、本が不自由なく楽しめれば便利だろうなとは思う。

英語について少し。人が話すことって理解したい、理解されたいと言う気持が言葉として表れるんだと思う。英語に当てはめると、私はアメリカ人と交流する興味がかなり失っている。だから、言葉が溢れ出てこないんだと思う。必死になって英語を習得する意欲が低い。

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唯

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