★三日分まとめてUPしました★

ひっそりと家で過したいのに、夫が外に出なくちゃダメだと言うので、ジーンズを買いたいと思っていたからOLD NAVYに買いに行くことにした。

日曜日は、イースターサンデーだから学校や職場が休みなのか、人が多くて混んでいた。店内で子供に叫ばれると苛付いて、なにも今日私がわざわざ買わなくてもいいんじゃないのと思える。でも夫がせっかく付き合って来てくれているから耐える。

ジーンズはサイズと足の長さが合うのって全然見つからない。身長なんて皆バラバラだしね。身長164cmだが、あと2、3cm高いと長さが合うようだ。結局、ジーンズの棚の中から私に合ったのがホワイトジーンズだった。ブルーと一本づつ欲しかったけど、ブルーは見つからなかった。ホワイトジーンズ、お買い上げ。

目の前にあるTJmax(国内ブランドの寄せ集めディスカウント)にも寄って見ると、さっきOLD NAVYで見た客が多くいた。みんな流れる先は同じなのね。ここでも合うジーンズが全然無い。

ここで赤いTシャツに胸に銀色のドッツでAC/DCのロゴが入ったのを見つけた。おしゃれでカッコイイ。タグを見たけど、これがオフィシャルかどうか判らないが、スラッシュ”/”がジグザグで正式ロゴと同じだった。こうゆうの十年以上前に見つけたら、もっと嬉しかったかも。

これも赤だけど、襟や肩が鋏でカットされた80年代のカットTシャツ風だけどちゃんとミシンでまつってあって、今時風にぴっちりと体のラインが出るTシャツがあった。胸にロックスターとかロックチャイルドとか若者ウケしそうな単語が入ってあるけど真ん中に87と数字が入っていて、それが私のツボにハマリ気に入った。

この気に入った二枚を見つけたら、ショッピングモードのスイッチがONになったみたいで、全てのハンガーの端から端まで一気にチェックして、5枚ほど他に見つけた。全部試着してみたら、オシャレな服は着る機会も無さそうだし、結局その赤のTシャツ二枚を買った。同じ色だけど、白のジーンズに合うからいいか。

夫がアロハシャツが欲しいと言って選んできたのが、オヤジが着るような実写っぽい絵が付いたシャツだった。「本当にこれが欲しいの?」と聞いたら、欲しいって言うからぶっ飛んだ。趣味が悪すぎる。私が代りに選んであげようと探したけど、いい柄が無かった。私が「これが本当に欲しかったら買えば」と言っているのに、「レイコが気に入らなければ要らない」といじけてしまった。

買い物したら、少し気分が晴れたから良かった。以前、日記にも書いたが義理叔母の名言、「ショッピングはセラピーよ」を思い出す。夫に、今日は買い物に一緒に行ってくれてありがとうと伝えると、俺は何でもお見通しさ、みたいな態度で嬉しそうだった。

家に帰ってから、全部着てもう一度確認してみる。Tシャツとジーンズの色が合ってカワイイ。「三十過ぎに見えないかも☆」なぁーんて鏡に向かって言ってみたら、夫が「見えない」と相づちを入れてくれた。これも夫の優しさかな。

印度カレー

2004年4月8日 日常
落ち込みを引きずって、起きたのが午後の二時だった。夫にいつも通りに戻ってとお願いされる。何にもする気になれない。泣いたり、やる気が失せたりした時に生理が来ると、これも全てPMSのせいなの?と思ったり。

PMSのせいだったら、心の均等を失った時に日本行きを止める決断をしてもいいのか?と自問してみる。行きたい気持ちの方が多いけど、あの狭い家で姉達や父と一緒に過すと思うと、面倒臭い気持ちの方も同じくらい多い。だからすごく迷うから、まだキャンセルしてない。

食事も作る気になれないし、食欲も無い。夫が「中華でも食べる?」と聞くから、「中華の気分じゃないけど買ってきてくれるならいいよ」と言うと、「一緒に外に出なくちゃ駄目」と言うので、「それなら食べない」となる。

本当は和食が食べたいんだよ。コンビニの弁当でも良いくらい。でも、そんなの無いしね。

夫が、私がいつも行きたがっていた印度レストランのお持ち帰りメニューにすればと勧めるので、目新しいと何となく食欲も出るので、そうすることにした。

レストランまで行って、そこでオーダーして出来上がるのを待つ。店には客が入ってなかった。対応した印度人の女性は落ちつた物腰で、初めての私に丁寧に説明してくれた。辛さが、大中小と三段階あるけど、それはアメリカ人向けで、印度人向けだともっと辛いんだそうだ。それも作れるよと言ってくれたが、私は辛いのは大丈夫だけど初めてだから無難に中のチキンのハーブカレーにした。

オーダーを取ったその女性がウエイトレスの若い女性を大声で呼びつけて、オーダーを厨房に持って行かせた。それが怒鳴りつけている感じで、ちょっとびっびった。豹変した感じで恐かった。

チキンカレーは、ご飯もカレーもハーブが利いていて美味しかった。日本のカレーとは別物で、日本で食べた印度レストランのカレーとも違っていた。私が嫌いなアジア系の日本版の紫蘇の葉みたいな葉が入っている味がした。もしかして、入っている?確認するのも嫌だから、除けて食べた。

たまにカレーが食べたい時があるが、夫は嫌いなのでレトルトで一人で食べていた。これからは、カレーが食べたい時は、ここで食べてもいいかな。でも、感動するほどの美味しさでもなかったから、レトルトの方が安いかも。ってセコイ計算が頭をよぎる。

落ち込んで泣く

2004年4月7日 日常
夏に日本に遊びに行く予定をしていたのだが、姉の意地悪な言動にムカついたので、行くのを止めることにした。もう性格がきつくて敵いません。これじゃ彼氏も出来ませんよ。

実家は、客間なんてないからどっちかの姉の寝室で一緒に寝起きをするんだけど、どっちも荷物が多くて狭い。洋服を買ってばかりで減らさないし。夫は、姉達は昼間はいないんだから関係無いと言うけど、夜や週末に狭い部屋で顔を合わせて、あのきつい性格を当てられるのが耐えられない。普段ひっそりと暮らしている私にはなお更。私が「早く誰か結婚して出て行けば部屋が空くのに」って夫に言ったら、「それは自己中心的だ」と言う。そうかなぁ。

定年退職した父は、暇だから昼間から飲んでるみたいだし。きつい姉達に酔っ払いの父。あぁーー、実家って寛げる最後の楽園みたいな場所なのに。高い交通費払って行くのに、実家で姉達と喧嘩して嫌な思いをしたり、酔っ払いの父親を見たりするのも、気が重い。

私には帰る所が無いと思うと、落ち込んで泣いた。日本に帰ってもホテル住まいなんて出来ないから、やっぱり日本=実家になる。だから、実家に帰れないと、日本にも帰れないと同じ。

実家の母に姉のきつい性格が嫌だから、やっぱり帰るのどうしようかと電話で話すと、母は高い交通費払って嫌な思いをするのも損だから、今回は無理して来ない方がいいんじゃないと言われる。姉達がスキーで居ない、正月に帰ることにすることにした。日本の正月は何年もしてないし。

母も姉にもっと笑顔でいなさいと言ったことがあって、姉から意味も無く笑ってられないと言われたそうだ。はぁ、分かってないね。ダメだこりゃ。若い時は若さゆえに性格は尖っていてもいいけど、三十過ぎたら丸くなって穏やかな人になって欲しいよ。

さんざん泣いて鬱状態になって、夫も困っていたけど、母と電話で話して正月に帰ることにしたら少し落ち着いて来た。夫が母のことを私の神様だと言っていた。何でも母の言うことを聞くからだそうだ。私は母の信者か。

最後に帰ったのは二年前か。チケットは予約してたのに。キャンセルしなくちゃ。まだ支払いはしてないから良かったのかな・・・。

日本に帰りたい。

薔薇色の頬

2004年4月6日 夫婦
近所のOUTBACKと言うステーキ屋に行ってきた。もちろん田舎の郊外、チェーン店ですがな。

夫が行きたいと言うから行ったのに、ハンバーガー食べているし。そして迷っている私にシーフードを勧める。っつーか、ステーキ屋に来た意味ないじゃん。

私はステーキを食べたけど、コリアンマーケットのカルビの方が脂が乗っていて美味しいよなぁ。レアだけど、噛むのが疲れる。いっそのこと、薄切りにして牛肉の叩きみたいにしてポン酢で食べたい。

ウエイターの男の子が、アメリカの好青年の代表みたいに爽やかな感じで救われた。背が高いからか、オーダーを取る時は膝を付いていた。日本のサービス業みたいでいいよね。肌が染み一つ無いツルツルで私好みでカワイイ。

「あなたも昔はそうだったのにね。染みも皺もなくてツルツルな肌で、頬が薔薇色のように薄っすらとピンクで可愛かったのに」と夫に一々言う嫌みな妻。改めて書くと少年好みのオバサンって感じで恐い。

以前、義理叔母と話していて、私が昔の夫の可愛さを上記のように薔薇色の頬と言ったら「頬が赤い人っているよね」とあっさり言われた。赤ら顔とは違うんだよねぇ。すべすべの肌に透き通って薄っすらピンクなの。(何度も言うな)この良さが分かる人はいないのか。

私達の後ろの一人で来ている男性客も「君はいいウエイターだ。マネージャーに報告するから呼んできて」と言っていた。私達が聞き耳を立てて聴いていると、その男性は確かにウエイターの事を褒めたけど、去年の夏に来た時すごく待たされてサービスが悪かったとマネージャーにネチネチと愚痴っていた。一年も前のことをよく言うわ、と夫婦で呆れる。

マネージャーは若い女性だったけど、黙って話しを聴いて最後に「ご意見ありがとうございました。(ニッコ)」と笑顔を見せて応対がお見事だった。若いのに出来ている。変な客が結構多いんだろうねぇ。

私は半分もステーキを残してしまったので、お持ち帰りにして犬にあげた。始め小さく切ってあげたら、噛まずにあっと言う間に飲み込んでしまった。なので次は大きめに切って味わって食べて貰おうとしたら、同じく噛まずに飲み込んだ。結局、同じだった。
時間に追われて生活している訳じゃないから、一時間の時差なのにあっと言う間に一日が過ぎていく。

今日は以前日本語を教えていたマリちゃん(アメリカの中学生)からメールを貰う。そう言えば、前に何度も日本語の質問をされて最後は疲れてと言うか面倒臭くなって返事を出さなかった。ヒドイ大人。めげずにまたメールしてくれて、嬉しいよ。

今回は、春休みで明日は手巻き寿司と味噌汁を作るんだそうだ。もう一品作りたいから何かお薦めしてと聞かれたので、本やネットでレシピを探す。日本人家庭なら普通に有りそうな調味料とか無いだろうし、意外と作れないのが多い。手の込んだのも教えても作らないだろう。たどりついたのが和風ドレッシングの醤油味と生姜味。我ながら良い選択。(自画自賛)

日本のアニメ好きのマリちゃんは今は「名探偵コナン」が好きなんだそうだ。今でも日本でやっているのか?実家に帰ると私の姉がコナンのオープニングの歌を一緒に唄いながら見ていた。なんか無邪気と言うか・・・。なので、コナンは私の三十ん歳の姉も好きだよと教えてあげる。一緒に歌っていることは言わないけど。

マリちゃんには、一人で日本語勉強するのは大変だけど、ひらがな、カタカナ、数字や曜日は一人で覚えられるよと伝える。(以前に教えてある)

夏時間開始

2004年4月4日 日常
今日から夏時間です。時計の針を一時間早めるんですけど、仕事していた時は体が時計に合うまで辛かった。普段、仕事のストレスで眠れないのに、さらに眠れなくなったから。

アメリカの薬のコマーシャルで睡眠薬が多いから、眠りで苦労している人は多いのだろう。夏時間は、日が延びて夕食後も外が明るいと買い物に出る人が多いから経済効果もかなりあると思う。時計の変更で睡眠に苦労している人が実は過半数だったりしても廃止になることはないんだろうね。冬の夜のモールなんて閑散としているけど、夏の夜は昼間より人が多いくらいだし。

今朝は、九時に起きたが夏時間だからもう十時だよ。夫は一時間早く起きてバイトに行った。今日一日は時間が早く流れていくようだ。

他に薬のコマーシャルでよく見るのが、ダイエットのサプリメント、胃もたれ、アレルギー、あと鬱病もある。急降下のゲリピーもあったな。日本の二日酔いとか飲み過ぎ、肌荒れの薬は見ないかなぁ。そうゆう薬は存在するけどコマーシャルは無いみたい。

ダイエットのサプリメントはそれに頼るより、食生活を見直した方が痩せるのが早いんじゃないの?と思うけど、そうゆう食生活の間違えに気付いていないのかも知れない。

四月は雨が多く降る。朝の犬の散歩の時は雨だったが、戻ったらすごい勢いで雪が降っているし、今はまた雨が降っている。

私が渡米した時は、丁度この時期だった。まだ草木も芽生える前で、茶色の木の枝ばかりが目立ち、やたらと落ちているゴミが目に付いた。雨が降って寒いし、空はいつもどんよりしているし。薄汚れた印象を受けた。義理家族は最低だったし。何もかも最悪だった。だからこの季節になると思い出が蘇って今でも落ち込む。こうゆうのもトラウマって言うの?

しばらくすると暖かくなる訳だが、そうなると緑が多くなって、落ちているゴミも伸びた草で隠れて見えなくなる。この季節に初めて来たなら、「緑が多くていい街ね」なんて思ったかもしれない。第一印象って何でも大事ですな。

お久しぶり

2004年4月3日 日常
ちょっと日記をご無沙汰しておりました。まぁご無沙汰はダンナとのセックスも同じ。(誰も知りたくないって)

特に、劇的な日々を過していた訳じゃない。夫がPCをずっと使っていたのでタイミングを失っていた。「聞いて!」と言うような内容も特に無いのだが、これは脳の体操なので、日本語で文章を書く事は必要なんだよなぁ。「ちっ、唯レイコ、今日も書いてないよ!」「無駄にカウンターだけ回しやがって」と思われているかも知れない。ラーメン食べに来たのに、今日は定休日とかだったら、そこの店の足も遠のくよなぁ。日記やHPもサービス業と似たようなものだ。

PCを使えないと、すること無いんだよね。私の体はPCオタクになっているみたい。夫に邪魔にならないようにひっそりと寝室でテレビを見ている。暇なら、もっと有意義なことをすればいいんだけど、英語の勉強をするとか。そう思いながらも、こうゆうのって、やる気が出る時期ってあると思うから、その時にやればいいと思っている。なので、やる気無しのまま。

こう書くと、ご隠居みたいな生活だな。今まで趣味も無く働くことに追われてきた感じだったから、専業主婦になって一年経っても未だ暇を持て余している。

先日、昼間たまたま観た映画が高校生の時に授業で見せられた映画だった。すっごく妙な映画で以前に夫にも思い出話しで聞かせていたくらいだ。映画レビューをしようと試したが検索されなかった。

タイトルは「Quest for Fire」。

原始時代の人間社会で、火を巡って戦いを繰り返すのだが、文明が進んだ村と出会って火を起こす技術を知る。高校生に衝撃的だったシーンは、所構わずバックで性行為をするシーンだ。最後には文明が進んだ村の女性が、今で言う正常位でセックスするのを教える。アイコンタクトしながらのセックスの始まりは、改めて見ると奥が深いけど。当時の高校生は爆笑していただけだ。裏では先生のことを「アイツ、あんな映画見せてやっぱり変態だよね」と引いていたな。あの時の生徒の中でこの映画をもう一度見たのは私くらいだろう。15年ぶりの再会っすか。

このサイトのジャンル「おしゃれ」から「家族・子育て」に変更しました。おしゃれネタは全然無いし、登場人物、家族しかいないしって事で。
毎日、せっせと腕立てと腹筋をしている効果で腕の筋肉がムキムキとしてきた。この力こぶを見ると嬉しくて堪らない。毎日、続けてきた甲斐があったと言うものよ。これからも腕の中でムキムキを育ていくのを楽しみにしていこう。

以前も話したが、アメリカの女優や歌手はちょっとした腕の動きでムキムキが見えるほど鍛えている人が多い。私はその何気ない仕種で筋肉が見えるのが美しいと惚れ惚れする。

腹筋は全然育たない。今だにお腹いっぱいに食べると、腹がだらしなく出る。まだプヨプヨ状態だ。6パックなんてまだまだ遠い先だ。この腹さえへこめば、どんな服にも合うのに。

シャワーから出た後、お決まりのムキムキポーズで悦に入る私。夫にすごく硬いから触ってごらんと言ったら、思いっきり乳を掴まれた。触ると頃が違うんじゃぁー!「あっち行け!」と突き飛ばそうとしたら、待ってましたとばかりにじゃれ付いてきた。だからー、その気が全然無いんだってば。ロボコンパンチで反撃したらやっと諦めた。

夜、実家の母と電話で話す。私の腕の筋肉はムキムキですごいよと報告したら、母は返事に困っていた。「えーっと、それっていいことなの?」と言われた。まぁ確かに日本では筋肉質は余り美としては認められていないかもしれない。健康な食事でみんな痩せているしね。「筋肉が付くとしまって見えて、いいことなんだよ」と言うと、「良かったね」と取りあえず言われた。

今日から父が定年生活に入った。母は父が一日中家にいるのがウザイみたい。父は昔の人だから世話がかかるしね。世話がかからないウチの夫さえウザイし。だから気持ちは分かる。休みの日は朝からビール飲んでいた父だったけど、毎日が休みになったら朝から飲むのはヤバイね。そうゆうところも気を付けて貰いたいものだ。

やる気なし

2004年3月21日 夫婦
すごくお寿司が食べたい気分だったので、中華と和食のバイキングのレストランに行ってきた。本当は美味しいきちんとした所に行きたいけど、金銭的にきついので妥協して安い所に流れた。バイキングの寿司も結局しょぼくてダメだ。夫はエビとモッツァレラチーズの揚げ物しか食べてないし、もうバイキングはいいやって感じ。日本の本物のお寿司が食べたい。

夫はロースクールの勉強に悩んでいる。頑張ったところで上には成績のいい人がいる。私が思うに、育ってきた学校の質や、子供の頃から勉強が出来たとかが根本的に違う気がする。夫は高校まで全然勉強に興味が無くて成績は中だった。私も同じだったから少しは状況が分かる。夫にそのことを伝えたら夫もそう思うと言っていた。

あとバイト先の店で従業員と楽しく働いているのを見ると、この人はブルーカラータイプの人なのかもと思う。それも夫に言うと、本人も実はそうかもって思っていたらしい。じーっとしていられない人だから、動き回って働いている方が向いているみたいだ。

なんとなく本人が普段思っていたことを言葉にして出してしまったようだ。私はあなたのことを解っている。でも、とにかく卒業して弁護士の資格は取った方がいいからと伝える。

だって自分でロースクールに行きたいって決めたんじゃん。ってそれえは口には出さないけど。最後まで成し遂げて欲しいものだ。

夫がムラムラと忍び寄って来たが、なんか惨めな雰囲気の人だとやる気が起きないんだよねぇ。ってヒドイこと思っているよね。これも口には出さないけど。それにお腹が一杯で本能の一部が満たされていると、やる気が湧かないものある。だからお腹が一杯だからヤダ、触るな!と言ったらいじけちゃった。他に言い方あるよね。

ブラウニー

2004年3月20日 日常
アメリカのスーパーで売っている、粉とか砂糖とか全部入っていて、後は家で卵とか混ぜて焼くだけのブラウニーを買って作っていた。夫は美味しいと言って食べているけど、私はすっごく甘くて飴が溶けたみたいで、一口でもう沢山状態。

日本のお菓子の本を見たら、ブラウニーは簡単そうなので作ってみた。ほんのり甘くて美味しい出来上がりに大満足。ちゃんと中もしっとりしている。

夫に食べさせたら「全然味がしない」と言われて一口食べたらもう要らないってさ。

「あなたの味覚はアメリカの食文化のすごく甘くてしょっぱい物しか受け入れなくなっているんだよ。だからあなたも皆も太ってんだよ」と言っても気にする様子も無い。

こんな味覚で育ったら太るはずだよ。恐るべき食文化。

この前も手作りでレアチーズもどきを作ってみた。自分で甘さ控えめで作った方が、店で買うよりもずっと美味しい。もう美味しい物が食べたかったら自分で作った方がいいみたいだ。

負傷した兵士

2004年3月19日 日常
今週はまた雪が降った。もう寒いのは疲れたよ。夫が「土曜日には春が来て冬は終わり」と言うけどさ、たしかに暦の上ではね。

夜、テレビの報道番組を見る。イラクで負傷した兵士達を紹介していた。見ていて胸が締め付けられる思いだった。まだ二十歳そこそこの若者達が戦争へ行って、腕や脚を失って戻ってくる。入隊したことに後悔し、テレビのニュースで死亡者の数だけさらっと流すだけに不満を覚える。やりきれない思いが伝わってくる。

かつてベトナム戦争で腕や脚を失った元兵士達がボランティアで彼らを慰問していた。彼らは義肢を付けて生活している様子も紹介された。絶望を乗り越え今は健常者と同じように生活しているが、そこまで達するには時間がかかったろうと思う。

母親が必死になって看病する姿。若者も親のありがたさを感じていた。そしてリハビリはとても辛そうだった。

戦争から一年経ったが、殆どの人が戦争など関係無く生活している。戦争が終わる時が来ても、彼らが失ったものは戻らない。しかし、これからの人生を腐って生きて欲しくないと強く願うばかりだ。そして、彼らを埋もれた状態にして欲しくない。国民の前で称えて欲しい、そう願う。

犬に選ばせる

2004年3月16日 ペット
夫が学校の勉強でPCをずーっと使っていたり、ちょっと落ち込み気味だったりで日記の更新を怠っていた。こうゆう時、PCが二台あればいいのにって思う。夫はワードだからネットに繋がって無くてもいい訳だし。

日記は習慣と言うより勢いで書いているから、空くとずるずると遠ざかってしまいそうで何だか恐いわぁ。日記を書かないと頭を使う事が無くなるからボケそうだ。

落ち込んだ時は何にもしたく無くなる。特に外に出たくない。だから犬の散歩が苦痛でたまらなくなる。夫に代りに行ってとお願いしたら、嫌がられた。犬に選んで貰おうと提案したら、しぶしぶ受け入れてくれた。

犬を前に2mくらい離れた所から二人で並んだ。けど二人とも無言。「なんで何も言わないの?」と聞いたら「来て欲しくないから。レイコも何も言ってないじゃん。それに目も合わせていないし」あなたもね。夫が「二人で押し付け合ってカスターが可哀相だよ」と罪悪感を感じているらしい。だったらあなたが行けよとは思っても言わないけど。で、二人で同時に名前を呼ぶことにしたら、犬が夫の方に歩いて行った。わーい。負けちゃったけどいいの。愛情深い夫の方が好きなはずだしね。
YA★OO!のパー★ナルズ、何気に見ちゃう。(検索で引っかかって欲しくないのであえて伏せ字)

みなさんネットで顔写真を晒していて大丈夫なのかと心配もするが、顔写真がなくちゃ見る気もしないよなと納得もする。50代以上の方達のメッセージが丁寧で文章もしっかりしていて、美しい日本語と言う言葉が思い付く。若い人もこのくらいしっかり自己表現した方がいいんじゃないのと余計なお世話か。染み一つ無い肌がきれいな高齢の女性を見ると、秘訣は何ですかとメールで聞きたい衝動に駆られる。

老いも若きも既婚って書いてあるのに下心たっぷりのメッセージを見ると、おいおいとツッコミも入れたくなる。顔晒してそんなこと書いてもいいのか。

アメリカ版もまたハマる。私と同い年で検索した女性達は、実年齢よりかなり上に見えた。それって太っているから?これだったら、私ってまだイケルかもと勘違いしたり。

アメリカ版では、シングル対象になっている。不貞の雰囲気は取りあえず無い。同性の友達がいないかなと思い見たら、同性同士を探している人の殆どがゲイのようだ。

男性で高収入、高学歴の人は同じ条件の人を探している。って事は、無職で高卒の私は相手にされないことか。何気にこの事実を目の当たりにしてショック。いいなと思うと、同じ人種で探している人が多かった。私は人種で選ばれていないのね。夫がいるんだからいいじゃんって思うけど、自分が選ばれない対象と分かるのも、ちと堪える。男性もまた太目の方が多かった。

顔が出ていると、顔合わせするにしても無駄足運ばなくていいよね。顔も好みだから大切なポイントだし。

以前からアメリカのタウン誌の出会いのページを見るのが好きだった。自己紹介がユニークで面白いから見ちゃう。アメリカっぽいと思ったのが、容姿、人種、職業、とか具体的に希望を言っているところがはっきりしていていい。

朝食、同性結婚

2004年3月12日 日常
ウチは夫婦別々に朝食を取る。私はご飯と納豆や野菜スープが多い。夫はシリアルやワッフル。

今朝は夫が食べる物が無いと言うので、付き合って近所のダイナーで朝食を取る。スクランブルエッグを注文したけど、出てきたのは炒り卵だった。やっぱりね。ちなみにオムレツだと薄焼き卵包みになる。ここだけじゃなくて、他の店もこんな感じだ。これだったら自分で作った方が美味しいよなぁ。

こっちの料理番組で観たスクランブルエッグはちゃんと半生だったから、一応スクランブルエッグの定義は間違っていないようだ。一緒に食べたフレンチトーストは油っこくて、途中から胃がもたれて半分も食べられなかった。夫のベルギーワッフルの方が美味しかった。

その後、市場でアーミッシュのアップルパイを買う。中の林檎は白くてさっくりと歯ごたえがあり美味しい。林檎がドロドロに煮込まれているのは歯ごたえが無く不味いから嫌いだ。スーパーで売っているのはこれ。

夜、ニュースで同性結婚に反対している人は全体の59%と見た。私は、同性結婚に賛成派だ。ゲイの人も結婚の選択肢があるべきだと思う。同性愛、異性愛、人間同士が愛し合うのには変りは無いと私は考える。生活する上で社会的保証は平等に必要だと思う。同性愛の立場になって考えたら、保証のない生活は辛いだろう。彼らが「私達は結婚制度なんて要りません」と反対するなら分かるけど、反対している人達は異性愛だ。

アメリカってリベラルなイメージがあるが、実はかなり保守的だと思う。中絶問題にしても然り。自分の人生の選択は自分で決めたい。そう思うのは私だけじゃない。

しかし、保守的と一言では括れない。周知だが、その向こう側には宗教が絡んでいるから割愛する。
今日もアパートの修理は来なかった。もういつでも来やがれ。

夕方、夫の従兄弟にマッサージをしに行く。

義理叔母が今日あるイベント会場に行ったので、そこで働く小学時代からの友達に挨拶しに顔を出したら、友達はやたらと癇癪を起こしていたそうだ。

義理叔母「はぁー、年を取ると癇癪持ちになっちゃうのかしらね。私はあんな風にはなりたくないわ」

レイコ「生理が終わったからじゃない?」

義理叔母「PMSってこと?」

レイコ「じゃなくてもう生理が無いってこと」

夫「更年期って言いたんでしょ」

レイコ「そう、そう」(私に慣れている夫は察しが早い)

義理叔母は、気を付ける心構えがあれば大丈夫だと思う。それより、姉の義理母が癇癪持ちになりそうな予感がする。

今日は施設に女子大生のボランティアの方達が来ていて、子供達の遊び相手をしていた。マッサージが終わった後、義理叔母が本を出してエリックの膝の上に乗せていた。こうするとボランティアの人が本をエリックに読み聞かせしてくれるんだそうだ。膝に本を載せている姿がカワイイ。

ボランティアの若い女の子達は、夜なのにこうやって活動をして偉いなと感心する。学校の単位に入るのかなんだかは知らないが、行動する事に意味があるよね。

義理叔母は、「どの人がボランティア?」とスタッフに聞いていた。「叔母さぁーん、若いんだから一目で分かるじゃん」と心の中でツッコミを入れる。たしかに、義理叔母の派手な女子高生の娘と比べればかなり地味だけど。

帰宅してから、留守電に義理父の奥さんから留守電が入っていた。「お葬式に来てくれてありがとう。あなた達の結婚記念日を忘れていてごめんね」と入っていた。なんて気配りな方なんだ。私達夫婦でさえ地味に祝っただけで、全然気にしていないのに。

奥さんと電話で話す。声がすごく落ち込んでいた。私が「お母さんが大切だから、私達の結婚記念日のことなんて気にしないで下さい。それに、日本だと両親が子供の結婚記念日を祝う習慣も無いですし、私は気にしていないですから」と伝えたら、「日本はそうなのねぇー」と驚くと言うか、二人で異文化交流した。

奥さんの娘さんの出産の話しになったら声も普段通りに戻って来た。初孫だから、とても楽しみなのだ。奥さんは娘の出産に手伝いに行くので、これから忙しくなるだろう。悲しみばかりではない、喜びもすぐそこに待っている。
クローゼットのドアが三個所壊れたので、今朝アパートの事務所にメンテナンスのお願いをした。しかし一日中、待っても来やしない。暇な主婦なりに色々と家事の手順もあって予定が崩れるのよ。掃除機だって朝かけたいけど土足で修理に来るだろうから、かけないで待っていたし。洗濯だって部屋干しする分も乾燥機だし。(外では干していない)来られないなら来られないで一言欲しい訳さ。

夕方、帰宅した夫にどうなったか聞きに行かせる。事務所のマネージャーが「何百世帯もあり、修理する人が四人だけで毎日ヒーターが壊れたとか何件もあるのですぐには行けません」と私には関係ありませんっぽく言われたそうだ。

すぐに来れないんだったら始めにそう言えよ。っつーか、そうゆうのを管理するのがあなたの仕事じゃないの。修理を請け負ったのを、修理する人に流すだけだったら、高校生でも出来るんじゃない。「今、混んでいるので三日後になります」とか言えないのかね。

詫びもなく責任転換しか出ない、やっぱりアメリカ人だねと思っちゃう訳よ。

身辺整理

2004年3月8日 日常
いつかやらなきゃと思っていたのだが、昨日のお葬式とかきっかけになって今日実行することにした。それは古い写真の整理。

整理と言っても、写真屋の袋に入ったままの写真をアルバムに張ったりとかじゃない。若気の至りで撮った写真の整理です。自分の死後、いくらなんでもこの写真は人様にはお見せできないだろうと言うのを、写真とフィルムごとシュレッターにかけました。

どうゆうのかと言うと・・・

・下着姿 (海外旅行で買って、可愛かったからつい・・・だからって普通は撮らないだろうと写真を撮ってくれた姉に言われた)(実家の畳の上、背景にベランダの洗濯物)

・厚化粧でボディコンを着て、決めポーズ (背景が下水溝)

・ギターを持って厚化粧、ブーツにG短ぱん(ぷっ) (背景が街工場の壁)

・成人式の振り袖でわざと変な顔した超ブス顔

自分で見て笑える写真の数々。若いっていいね。

どんなに決めポーズでも背景に生活感が漂っていて意味無い感じ。それに背景がゲットー出身な感じも否めない。日本の住宅街って色々ごちゃごちゃに混ざっているじゃん。って言い訳。

残した方が、私の死後に笑いをもたらす効果があっていいかも。いや、思い出はなるべく美しい方がいい。

嫁に出た時に持ち物全部を持たされたが、唯一実家に残してある物は昔の彼氏達の写真とラブレター。なので私が先に逝っても夫の目には触れることもない。

今まで気にしなかったが、私達夫婦が一緒に死んだら私の実家に誰も連絡できないことに気づく。逆に、私の実家が私達に電話をし誰も出なくて不信に思っても、確認する手だてが無い。

これって重要だよなぁ。連絡先が分からないと死後、家族に迷惑かけることになる。火葬は一般的では無いアメリカだから、腐る前に埋葬したいだろう。けど私の実家に連絡が取れなければ冷蔵するのか。こうゆうのも一々お金がかかるだろう。とっとと埋葬したら、最後に顔を拝めないまま埋めたとか、文句が出たりするか。近い内に夫と私の実家の住所交換をすることにする。

私の所持品は、実の姉に整理に来て彼女達の判断で処分して欲しいと願うが、姉達が来る必要が無いと思えば来なくてもいい。義理家族で処理して欲しい。そうゆう事も全て伝えておく事にする。

私に子供がいなくて死んだら、火葬にして日本に戻りたいと思う。だって夫が再婚したら、お墓参りだって新しい奥さんの手前、来られなくなるかもしれないし、夫が死んだら夫は新しい奥さんと一緒の墓地になると思うから。

今から、死後の一人ぼっちを心配しても仕方がないか。お墓参りなんて二親等くらい迄だろうから、百年後は生きている家族も皆この世にいなくなる。人は生まれた時から所詮は一人とか哲学っぽい台詞も思い付くけど、でもお墓の中で皆で骨を寄せ合っていたいと願ったりもする。

夫に新しい奥さんのことを話したら「新しい奥さんなんてクソ食らえ、一人でお墓参りに行く」と可愛いことを言ってくれたけど、甘いね君。新しい奥さんになったら、新しい奥さんの色に生活も染められて行くものよ。
義理父の奥さんのお母さんが亡くなり、お葬式に行ってきた。奥さんのスピーチは涙ながらだったがユーモアも交え愛情深く素晴らしかった。

儀式の後、皆で車で連なり墓地へ別れの挨拶に行く。実際には埋葬されるまでは見ない。雲一つない青空で暖かな春の一日だった。こうゆう日は穏やかな気持ちになれる。雨で嫌だ、寒い、暑い、というネガティブな感情も無い。

普段、墓地には行くことも無いので、なんとなく他の墓標に刻まれた生没日に興味が惹かれた。だいたいここ10、15年に亡くなった方ばかりだった。しかし、生れが1900年初期なので軽く百年前になる。墓石を見た後、現在ここにいる人達全員、小さい姪と甥達さえも百年後は亡くなるんだなぁと、人は生まれて亡くなると言う当たり前の事を何となく考える。

その後、義理父と奥さんの家で立食の食事会になった。50人位の人達が所狭しといて雰囲気で疲れた。今朝は軽く食べただけで、ずーっと昼過ぎまで飲まず食わずだったので、すごくお腹が減っていた。一通り食べ終わったら、義理姉が「やっと食べ終わった」ぼっそと私に言った。そんなすごい勢いで食べてたのか。

帰る時に、みんなで奥さんに挨拶をしたけど、アメリカ人の義理姉の挨拶を見た後、私の言葉足らずの挨拶に我ながら気が滅入った。私だって同じくらい奥さんのことを思っているのに。

その後、うちの犬を義理姉宅の犬と一緒に留守番させて貰ったので寄る。私は犬はアパートで長時間留守番できると思うのに、夫は犬が吠えて近所に迷惑がかかるかもしれないから一緒に預かって貰うときかない。義理姉家族も疲れて早く身内だけで寛ぎたいだろうに、夫が一時間かけて戻るから少し休みたいと十分ほど居座った。私は彼らの早く帰れモードを敏感に感じたので気が休まらなかった。

もう、犬を連れて移動するのも、義理姉宅に預かって貰うのも、毎回往復二時間かけて地元に行くのも疲れた。しばらくは夫の地元には行きたくない。

今日の葬儀で思ったことは、服装がカジュアルだと言うことだ。これは今日に限ったことではない。アメリカで冠婚葬祭に何度か出席したが、喜びも悲しみも服装の規定が曖昧だと感じた。伝統が薄れてきているのか。葬儀は結婚式と同じでフォーマルな儀式だと位置づけされていないのか。

強烈だなと思ったのが、赤のセーター、赤のコート、普通の地味な普段着、地味でも何とも無いカラフルな普段着、トレーナーとか。せめて地味なスーツとか着ればいいのに。なぁーんか、どうかと思う。年配の方達が平気でそうゆう装いをしている。皆それなりにお金もある人達なのに。

黒を基調とした地味な服装の人も、もちろんいる。しかし日本の喪服の全身黒の装いの人はいない。唯一、喪主の奥さんと私達夫婦だけだった。

元気が無い

2004年3月5日 日常
今日の犬は元気が無い。大好きな散歩は歩く気が無いみたいで、トイレを済ませて適当に切り上げる。診察の疲れが続いているのか、予防注射の症状なのか。

夫も元気が無い。(犬の次かよ)学校で夏休みの仕事の相談をして来たのだが、思っていた程良い言葉が貰えなくて落ち込んでいる。この夏のバイトが就職に結びつくみたいで、ショックを受けている。頭痛がすると言うので首から顔、頭のマッサージをしてあげる。精神的からくる頭痛は、薬を飲んでも治らないのでマッサージが効く。

夜、夫がバイトに出かけている間に義理姉から電話があったが、出ないで留守電に切り交わせる。「父から電話があって奥さん(再婚相手)のお母さんの延命措置(この二週間危篤状態)を今夜か明日にでも解除するので日曜日はお葬式かもしれない」とのこと。

重要なので夫のバイト先にすぐに電話をかける。夫にお姉さんに電話してと伝える。一分前の電話だから「私は犬の散歩で電話に出られなかったって言い訳して」と念を押す。

そして喪服の準備をする。日本のオールシーズン用の喪服を持っているが、ポリエステルの生地が夏っぽいのでやめる。黒のウールのジャケットとロングスカートにする。このスカートは半年前だったら太って履けなかっただろう。
カスター:ビーグル♀、推定年齢11歳。施設から二年前にアダプト。

犬の爪を切りにペットショップの美容室に夫と行く。家で私がシャンプー、耳掃除はしているが、爪だけは切る方も切られる方もお互いビビって出来ない。

飼い始めの頃は、犬にも慣れていなかったし、どうしたらいいか分からなかったので、毎月犬の美容室に連れて行ってシャンプーから全てしていた。私さえ毎月美容室に行っていないのに。

爪を切り終わった後、今年の犬の健康診断をそろそろしないとね、思い付いて「飛び込み歓迎」と表示が出ている隣の診療室に行く。

愛想のいい看護婦が犬の問診をする。看護婦が「カスター、こんにちはー!」と近づくと、カスターが「触んじゃねーよ」と唸り声を出す。夫が後からそのことについて「カスターって礼儀正しいよね。触んないで下さいってきちんと相手に伝えているんだから」解釈は間違って無いけど・・・なんか違うような気がする。

医者が登場して触診になるので「噛み付き防止の為に犬の口にマスクをしましょう」となった。そのマスクした姿を見て夫婦で「かわいいー」とそろって出た。医者と看護婦は失笑していた。犬にとってみれば、屈辱的な姿で「かわいくねぇーよ」と思われているだろう。

注射になると犬が暴れて看護婦が押え込む。夫は可哀相で目をそらしていた。それを見て、医者が「男の人はこうゆう苦手ですから」とフォローをしていたけど、笑っていた。

夫がくだらない質問を長々と医者に聞く。まるで夫の母親にそっくり。見ててウンザリしたので「もうそんな質問するのやめなよ」と伝える。質問も要点だけ言えばいいのに、前置きの話しの方が長い。親子って似るんだね。

診察代は結構な値段だったが、その日は平日サービスで診療室代が無料だった。カウンターにあった15%引きのクーポンを使ってくれて、$50浮いた。合計$80でした。$100以内に納まったから良しとしよう。

帰宅後、お疲れの犬にご褒美の犬用クッキーを与えた。私達が見てない隙に、犬はクッキーをソファーの裏や鏡台の下に隠していた。その姿がまたかわいいので夫婦で「かわいいー」を連発。誰も取らないのにね。

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唯

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