何もやる気になれなくて、起きたのが2時。その後、掃除機かけて洗濯をする。久しぶりにコーヒーをいれて飲んだら、余りの不味さに後悔。やっぱりお茶だね。いつも犬の散歩は夫と二人で分けて行っているんだけど、今日は夫に全て行ってもらう。外に出たくない。

12月に友人達にホリデーカードを送ったけど、返事が来ない人もいる。もう友達止めようかな。でもさ、私から止めたら友達いなくなっちゃうんだよね。私は過去の中に埋もれて行くのか。死んだ人みたいだね。

今夜は珍しく母から電話があった。夫がちゃんと学校に行っているか気になったみたい。辞めないで行っているよと教えると、安心したようだ。

母の話しによると、私の二人の姉達はデートしている人がいるみたい。一人は本人から聞いたけど、もう一人は聞いてない。本気の付き合いになるまで言わないでいるんだと思う。私も変に期待しちゃうから、がっかりさせたくないんだろう。私は二人とも早く結婚が出来れば嬉しいよ。

母は「これが最後のチャンスだからね。逃したら結婚できないよ」と二人に発破を掛けたそうだ。そんな恐ろしい一言、よく言えるね。さすが母。私はそう思っても恐くて言えませんよ。

報告があった姉とは正月に話した。私よりちょっと年上の彼女は正にバブルを謳歌した女だから、何気に「全部、奢られっぱなしは良くないよ。二軒目とかデザートは○△ちゃんが奢った方がいいよ」と言ってみる。彼女も解っているようで、払うべき時には払っているみたい。

彼女の高校時代のあだ名は武田久美子。あの永遠のグラビアアイドル。当時はただのアイドルだったけど。同じ姉妹でも信じられない。今の彼女は武田久美子とは全然似てないけどさ。どこでどう変わったのか、もったいない！ しかし二十歳前後の当時、武田久美子似の姉は、男性からチヤホヤされたので、男性が彼女に尽くすのは当たり前だった様子。今は性格が丸くなって優しい女性になっている。多分。まぁ時代も変ったし、彼女もチヤホヤされる年でもないし、それを本人も気付いているから心配無用だろう。

母は貯金とは別に自分用に500円貯金をしていて、それが結構貯まったそうだ。輸入専門店でプラダのハンドバックが10％オフだから、500貯金で買いに行ったら、バーゲンは次の日で持ち金を全部使ったら夕飯のおかずが買えないから買わなかったらしい。

なぁんかカワイイなーと思ったり。500円貯金とか、バックよりおかずとか。私なら、おかずよりバックかな。

夏にプラダのショルダーバックを買ったけど、冬のコートに合わないからハンドバックが欲しいそうな。もう重い革のバックは嫌いでプラダがいいそうだ。

夕飯を作っている時、料理に使うから暇そうな夫に白ワインを開けてと頼んだ。しばらくすると「どうやって開けるの？」とぶっ壊されたオープナーがコルクに刺さった状態で持ってきた。

レイコ「モンキーーーー！」

と思わず叫んだ。情況を分かってない夫。

レイコ「あなたは猿なの分かる？人間なら頭を使って開けられる訳」

夫「だってレイコが開け方教えてくれないから分からなかったんだよ」

レイコ「私だって誰も教えてくれなくても開けられたよ」

不器用な夫、全然使えねぇ。

夕方、義理母から電話があったけど出ないで留守電に切り交わせる。夫がいないのに義理母と話すのはかったるい。義理母が「近くのIKEA（家具屋）にいるから寄ってもいい？」と話している。全然近くでもないんだけどね。お店で私達からの折り返しの電話を待っているのも気の毒だから電話を取る。義理母がうちに来たら外で夕飯ご馳走してくれるって。わーい。単純な嫁。

義理母が来た時に、夫も丁度バイトから戻って来た。二人っきりにならずに済んだ。ほっ。夫と二人で義理母の近況報告を聞く。昨夜、女友達と「独身の会」の誕生日パーティーの飾り付けを買いに行った様子を細かく聞かされる。面白くも何ともない。
一通り聞いた後、私が「独身の会から結婚したカップルはいるの？」と質問したら「よくわかんない」と素っ気無い返事。

本当、自分が話すことしか興味が無い人。会話のキャッチボールじゃなくて、百本バットみたいに私達はただ外野に立たされてボールを拾っているだけだ。

近くのファミレスみたいなレストランで夕飯。そこでも義理母トーク炸裂。車の中でも炸裂。「〜はどうなの？」とたまに話しを振られるから答えても、相づちも返答もない。話し聞けや、おりゃ。

夫がウチにカレンダーが無いと話すと、義理母の車のトランクに貰ったのが有るからあげると言ってくれた。さっき、私も同じ事言ったのに・・・やっぱり聞いて無かったんだね。（事実判明）本当に必要だったから、素直に喜ぶ。

貰ったのが「美しいアメリカ」というタイトルのカレンダーで全米各地の名所が載っているが、いつも写真の半分に星条旗がなびいている・・・。わぁ、くどい。こんなカレンダー日本じゃ有り得ない。共産主義国家でも無いのに、こんなに愛国心が強くて、ある意味すごい国。趣味悪いけど、もうタダだからいいや。

ウチでお茶しますか？とかデザート買って食べていきますか？て聞いたけど、義理母はお疲れみたいで食事をしたら帰って行った。こうゆうところはサッパリしていていいんだけどね。私達夫婦っていつも受け身で聞いているから、義理母は頻繁に来たいみたい。でも、それは困りますって言うものよ。

最近、50キロと49キロの間を行ったり来たりしている。もう50キロ以上は戻らなさそうだ。去年の夏は55キロだった。体の線も細く見えるようになった。マジ、嬉しい。あと、2、3キロは痩せたい。（身長は164cmです。）

全裸で体の線が細く、ロングヘアーだとセクシーなストリッパー風みたいで、結構気に入っている。（って、顔が見えないネットだからって言いたい放題ってか？）正直言います、ストリッパーの面接は絶対落とされること間違いないっす。自分で雰囲気に酔ってるだけです。（手に負えない三十路過ぎのナルシスト？）

風呂上がり髪を乾かした後、テレビを見ている夫の前を通りながら、全裸のまま何気にポーズを作る。欲情した夫には興味が無い。夫が喜んで飛びついて来ると「ダンサーに触るな！触ったら止めるよ！」と脅しながら、夫をお預け状態にして、からかって遊んでいる。アホです。そんな台詞よく真顔で言えますよ。あっ、夫が一番可哀相か。

野獣みたいな男って引くんだよねぇ。挑発して一本釣りのように釣り（誘い）上げた方が楽しい。狩猟本能？って農耕民族だけどさ。

ココから本題、

一時、野菜たっぷりの健康なスープを食べてたけど、余り体重が減らなかった。原因は、どんぶりで食べてたから。これじゃ、ちゃんこ鍋を食べている相撲取りと同じだった。

それからは、お茶碗一杯を目安に食事を取るようにした。

＜朝食＞：野菜スープをマグカップ一杯。もしくは、ご飯一杯と納豆。必ず何杯かお茶を飲む。

9時ごろ起きるので昼と一緒です。

お腹が空いたら、とにかく何杯でもお茶を飲む、もしくはヨーグルト一個、フルーツ。お菓子類は一切食べない。夏場は水でしたけど、今は寒いからお茶です。このお茶は痩せるお茶とかじゃなくて、いたって普通のです。

＜夕食＞：普通の食事。肉、魚、野菜、何でも食べるが、ご飯は一杯だけで、その上におかずを乗せる。乗せきれないのは食べない。

晩酌：日本酒かワインをワイングラスに一杯か二杯（飲まない日もあるが、飲まなければもっと痩せそう）

夕食後は絶対何も食べない。小腹が空いたら、カフェインが入ってない紅茶アールグレーを入れてミルクティーで飲む。ほんのりと漂う自然な甘さがいい。寝るまでの間、空腹感で何か食べたくなる時もあるけど、我慢して寝る。

食事は自由に食べるようにして、量を減らした。サラダだけとか、●△だけとかだと続かないし、体重が減ったところで、それを一生食べ続けられる訳じゃないから、そうゆう方法は取らない。

私にはお茶碗一杯が体重が減る量みたいだ。とにかく間食はしない、飲み物はお茶が紅茶。たまにコーヒーを飲んでも牛乳を入れるだけ。クリームやハーフ＆ハーフは使わない。糖分が高い飲み物は飲まない。（オレンジジュースなど）

外食や余所のお宅での食事は、ダイエットを気にせずに何でも食べる。主婦をしていると他人が作ってくれた物は美味しく思える。そうゆう時に、わざわざストレスを与えない。

炭水化物を食べない、肉と野菜だけのアトキンスダイエットで痩せた義理従兄弟がいるが、アメリカ人には合っていると思う。私はご飯が好きなので合わない。でも彼と私の共通点は、寝る前は空腹であること。義理従兄弟曰く、空腹だと寝ている間に痩せるそうだ。空腹に耐えてて良かった。

本気で痩せたい気持ちが強くて、5キロ痩せたと思う。言うまでもなく、食べる量とカロリーって重要だと思った。

毎日、暇すぎて・・・じゃなくて心が穏やかだから子育するには丁度いいかなって。三十過ぎたし、私自身も子供が出来るか不安になってきたのもある。

今まで結婚してから、子供が欲しいなんて思ったこと無かった。とにかく仕事で忙しかったし、新しい環境での生活もきつかったから、考える余裕が無かった。

一番の理由が、この国で生きていく覚悟がなかったから。（今も覚悟があるって訳でもないが）子供がいない方が、離婚するのも簡単だろう。いつでも夫の事が嫌いになったら、一人で日本に帰ろうと決めてた。

今は、結婚生活が五年過ぎ、最初の目標であった夫の大学卒業も達成し、二人の関係も落ち着いてきた。この人となら一生やって行けるかなと本気で思えてきた。（って結婚した時に思うものだろ）結婚した時は、本当にこの人が私の一生の男なのかと他にもいるんじゃないかと疑問に思ってたし。邪念だらけなんだろうね。（他人事？）

でもまだ夫は学生だから現実には子供を迎える状態ではない。あと二年後らしい。私は何歳なんだ、数えたくもない。

私の家族、夫の家族から子供の催促は無い。みんな二人の貧乏生活を知っているから、言えないんだろう。

以前、職場でシングルマム達から「結婚しているのになんで子供つくらないの」と不思議がられた。「まだ子供を迎える準備が出来てないから」と説明すると、「そんなの私だって準備が出来てないのに子供が産まれたんだから」と御尤もな言葉が返ってきた。その職場、十代で出産した人が多かった。バイトの女子高生もシングルマムだった。放課後、制服姿で来る彼女からは想像できない。宗教上の理由だろうが何だろうが、十代で産む覚悟を決めたのは、すごいことだと思う。

私は「子供は？」の質問に遭わずに済んでいるが、この質問ってすごくウザイ。結婚していて子供がいない夫婦ってそれなりに理由があると察せないのかね。夫の友達カップルの彼女がいつもこの台詞を夫に言うらしい。夫は「婚約まだ？」と切り替えすんだそうだ。彼女は結婚したくてたまらないから。そして一緒にいる彼氏が焦って、突然スポーツの話しをしてくるとか。

ネットで子育てサイトを覗くが、海外に移り住んで子育てしながら生活している人の方が、その土地に順応しているようだ。私の職場での年月はなんだったんだろうって気にもさせる。

夫の子供時代の写真は、すっごくカワイイ。私は姉妹で育ったから女の子が欲しいんだけど、夫みたいなカワイイ男の子もいいかなって思ったりする。

夫が、もし子供が出来なかったら、養子をしようとあっさりと言う。この人、アメリカ人だなと思う。

四日に、年が明けて半値になったカレンダーを買いに近所の書店に行ったら、殆ど売り切れてた。残り物は芸能人係のものばかり。この状態、本人が見たらショックだろう。以前、住んで居た所は余裕で残ってたのに。やっぱり田舎だから、ここしか買う所が無いんだろうか。他にどこで売っているか知らないし。来年は年明け前の元値で買わないといけないな。

カレンダーは無いと不便だよなぁ。私達夫婦に書き込まなきゃ忘れちゃうような予定なんて無いんだけどさ。あっても覚えられる数だし。必要なのは夫の家族、親戚の誕生日を記入しないと、バースデーカードを出し忘れるから。嫁も大変だよ。

アメリカに来て間も無い頃、義理父がアドレス帳にみんなの誕生日も書いてた。初めて見た時、おっさんでもみんなの誕生日まで書いててカワイイとか思ったけど、これって重要な事だと後々気づく。だからカワイイ訳でも何でもない。

夫のバイト先の店にも寄って探してみたけど、ここで残り物は子供用と水着ギャル（死語）系の物だった。夫の同僚のマリーが夫に「水着のにすればー。でも奥さんが反対するか、キャッハッハ」水着の写真ぐらいで焼きもち妬かないって。私が「このナイスバディーは、ダイエットの励みになるからいいかも」と言ってみた。マリーあんたもな。一瞬、買ってもいいかなってマジで思ったけど、普通の家庭に置くには趣味が悪いから止めた。

日本だとカレンダーってタダで貰う物だから、きっと余所のお宅には何本も余っているんだろう。カレンダーにお金を払うの今だにもったいないと思うから、売り上げが寄付金になるカレンダーが有ったら、買うのに。絶対ありそう 、でも何処で売っているのか知らないだよなぁ。

結局、ウチのテレビは古すぎてDVDプレヤーには接続が出来なかった。またお金がかかるってものよ。今あるテレビをベットルームに移動して、リビングルームに新しいのを買った。ベットルームのもらい物の小さいテレビはリモコンが無くて不便だったから、これで結果良しとしよう。これからベットからチャンネル操作が出来るじゃないか。それよりもDVDが見れるようになったではないか。もうこうやって納得するしかない。

お持ち帰りするのに苦労した。普通自動車の助手席にテレビは納まったけど、箱から出して、発泡スチロールを外してと、テレビを守る梱包の意味が無い状態。この日ほど、SUVのジープが必要と思った。

普段、一人で運転しているSUVのジープを見ると、無駄！と思うんだけどね。最近は、普通自動車よりSUVの方が人気があるらしい。強い印象がアメリカ人に受けるのだとか。それにデブも多いしね。

子供が出来たらやっぱり欲しいSUV。あと、ちょっと大きい荷物を運ぶ時にあると便利だよなぁ。普段、車には興味が無いけど、物を運ぶ便利さにSUVは惹かれる。

以前、私のアメリカで二度目の就職先が決まった時に、必要に迫られて新車を買った。前回は電車通勤だったから、夫婦に二台も車は必要なかった。

その時、「通勤の為に車を買う、しかし新車の為にも働き続けなければならないんだ」と思った。

初めての大きな買い物にびびったものだ。昔、聴いたジャニス・ジョップリンの歌に、「自由の別の言葉は失うものが何も無い」と言うフレーズがあった。正に私の心境だった。いや最近、その言葉がよく脳裏をよぎる。

大きな買い物をする＝責任が増える

（責任の別の言葉はローンだったりする）

責任が増える度に自由も無くなって行くものよ。

我が家は夫の学生ローンと言う責任。人生の投資だと思っているが、金額は大きい。

先日のクリスマスパーティーで義理叔母のオキニを集めた曲から、この曲がかかった。私が上記のような気持ちを言うと、義理叔母と義理姉から「これから子供が出来たり、家を買ったりしたら、もっと自由なんて無いわよ〜」と笑われた。まだ車くらいは序の口らしい。義理叔母が「ジャニスは薬しながら歌を作ってたから、余り信用しないようにね」と言われた。はっはっは・・・そんな風に思った事はなかったよ。薬やってても人に感銘を与える一言が作れるのも才能だと思う。私には作れない。

元同僚（男性）と年賀のメールを交わす。彼は私の最後の男友達になってしまった。長い付き合いだったバンド関係の何人かの男友達は、色々思うことがあって連絡しなくなった。

三十過ぎると男性も女性も、頑固になったり人の話しを聞かなくなったりするけど、彼は変らず柔軟な人だ。彼女はいないみたい。以前、私の姉を紹介しようとしたが、余り興味がなさそうだった。紹介したところで、一発やって終わりになったら、友情も終わりだろうね。

昨年、彼は仕事で海外を飛び回っていたらしい。結婚は四十までに出来ればいいと焦ってはいないようだ。そうゆう人って、案外すごい年下の人と結婚したりするかもしれない。

彼が結婚、いや彼女が出来た時点でこの友情に幕が降りるのだろう。彼に幸せになって欲しいと願いながらも、この友情が終わりになるのが惜しい。実に、複雑な気持ちだ。

男性でも友達である以上、一歩距離を置いて付き合っている。私が年末のメールを送った時、彼は海外だった。帰国したその日に返事を送ってくれた。「お帰りなさい」のメールでも送ろうかと思ったけど、こうゆう彼女面というかなれなれしさは、反則だと思い留まった。そして元旦まで待ってメールを送った。

日本に帰った時は、一緒にお酒を飲むのに付き合ってくれる。日本人同士だからだろうけど、食べ物の好みがとても合うから、余計に一緒に飲んで楽しい。彼がご馳走すると申し出てくれると、「私に奢ったところでモノにも出来ないし、何も無いんだから割り勘でいいの」と言うと苦笑してた。それでも彼が払うと言うので奢って貰う。しかし、二軒目は私が払う。独身の若い子ならまだしも、既婚の三十路過ぎの私だから、奢りっぱなしには絶対にならない。

男と女の友情だからお互い惹かれる部分もあると思うが、彼は下心なく接してくれる。

夫には男友達の事は話してある。夫は特に何も思ってない。それだけ私が信用されていることなんだろうけどさ。

私は夢見る夢子だから夫との生活に疲れた時、男友達ともし一緒になったらのシュミレーションして想像してみる。

男友達の彼、海外出張する度に買春しているかも知れない。私がOLしてた時、同期同士で結婚した既婚男性も買春していて驚いたものだ。喧嘩したら、私が折れるまで無視を決め込むタイプだったら嫌だな。彼の両親が老いたら彼のド田舎の実家に戻る可能性大だ。生活費より彼の小遣いの方が多かったりしたら最悪だろうな。等など。

彼の良い人柄とは裏腹に悪い想像ばかり思い付く。男と女なんて付き合ってみなければ解らない事だらけなのかも知れない。

＊＊＊ 新年のご挨拶 ＊＊＊

いつも私の日記に立ち寄って下さりありがとうございます。去年の一月に始めた日記が三日坊主にならずに一年を迎えることが出来ました。

新年もどうぞご贔屓にして下さい。

相互リンクの皆様と新年もお付き合い出来ることを嬉しく思っております。

唯 レイコ

＊＊＊ 2004 ＊＊＊
無職だと毎日が日曜日みたいなもんだしね。朝、御とそでも飲もうかと思ったけど、普通に起きて普通に一日が始まったから、止めた。

昨夜はNYや地元のカウントダウンをテレビで見る。独身の頃は二人でクラブだったのにね。テレビに映る人込みを見ると二人とも行く気になれない。そうゆう若さが失われたのか。テレビから流れる「蛍の光」で夫とスローダンス。何故か毎年二人で踊っている。我が家の定番となりつつある。

朝、電話で義理姉から元旦のディナーを誘われる。本当はDVDのファイディングニモを早く返して欲しいみたい。すみません。上げておいて私達が見たいから借りていったから。でも今日は和食レストランに行くから断わった。

感謝祭、クリスマスはずーっと夫の家族と過したので、正月くらいは夫婦水入らずで過したいのが、本音かな。

レストランで正月の特別コース二人前＄100があった。中々いい内容で食べたかったけど、夫が食べられないものばかりで諦めた。私達夫婦は一生、食を共有することが出来ないんだね。分かっているけど、やっぱり失望。「食事はコースで食べるのが正式なんだよ」と夫に悔し紛れに言う。夫は気にしちゃいないけどさ。

久しぶりに寿司で中トロを食べる。うまぁ〜。ウニとイクラを追加で食べようか悩んでいると、夫が必死になって食べなよと注文を勧める。コースの事もあったから、私の気の済むようにして欲しいみたいだ。なので注文して食べた。一個づつしか出ないのは、職人が中国人だから？アメリカだから？ウニの上にキャビアを乗せるなぁ。が、ウニは新鮮で美味しかった。だいたい満足して食べられたから良かった。

帰りに夫の叔母さん夫婦の家に寄る。叔母さんの夫は、昨日アドバイスをくれた叔父さん。今日は叔母さんも一緒になって夫に建設的なアドバイスをしてくれた。

今日、夫は叔母さん夫婦からとどめを刺されて感じで、学校を続ける気持ちが固まったようだ。ここに寄って良かったよ。

夫は両親には相談しない。彼らは離婚して別々の人生を歩いているが思考は同じ、「貴方の好きなようにすればいい」と夫の側に立っているようで実は何にも考えて無い人達だから。

去年の今ごろは引越しするなんて思わなかったから、今年もまた予想もつかない事が起こるのかな。それがハッピーな事であって欲しい。

せっかく千文字の日記を書いたのに、日付が2004年の大晦日でエラー。戻ったら、全部消えてた。ショック！！

同じ文章は書けない、そして書く気も起こらない。そう、同じ時は二度と戻ってこないのだ。戻りたくても・・・。

さよなら、2003！

簡単に我が家の大晦日。

朝に実家の母から電話で起こされる。もうすぐ除夜の鐘よーと言われても、私達夫婦は大晦日の朝で、まだベットの中イマイチ実感無し。

掃除、シーツやパジャマの洗濯、犬のシャンプー、風呂場とトイレの掃除と、正月に向けて取りあえずキレイに家を清める。

夫がロースクールを辞めたいと言い出し、ホトホト困るが、夫のロースクールの友達と親戚の叔父さんと電話で話してアドバイスを貰い思い留まった。これで一安心して年を越せると言うものよ。

夕食は、普通にアメリカン。

しばらくしてから夫と年越し蕎麦を食べる。酔った時の、冷たい蕎麦は喉ごしがいいねぇ。

今日ほど、私の日記に鮮度が無いと言ったらないことよ。まだ年が明けてない。

昼間、さっそくクリスマスに貰った雑貨屋のギフト券を持って買い物に行った。

これが欲しいが為にリクエストしたギフト券。前から気に入っていたテーブルランナー（テーブルの上に置く帯みたいな飾り）が＄35が35％で30ドル以下の値段。きゃぁーー。あの時、勢いで買わなくて良かったと心底思った。危うく、どぶにお金を捨てるようなもんだったわ。（ねぇーさん大袈裟過ぎ）

他にクリスマスのテーブルランナー、金のオーガンジーが半額で＄10。クリスマス以外にも使えそう。

シンプルな白のお酒のお猪口（四個）と徳利のセットが半額で＄4だったので一緒に買った。ウチの食器は白だし、和物だけど洋物の雰囲気が気に入った。

全部合わせて＄37だけど、ギフト券があるから、払ったのは＄7ですよ、奥さん！（誰に言ってんの？）

久しぶりにショッピング、それもお買い得よ！
嬉しぃーー、楽しぃーー！
あぁーー感じるわぁーこの買い物の喜び！
忘れていたこの快感、エクスタシーーー！

（やばい薬やってる？）

（いえ、ただのアホです）

クリスマスも終わったココは、宴の後の白々とした雰囲気が漂っている。日本のようなクリスマスが終わったら街中が一斉に正月の飾りに早変わりして、元旦に向かって活気つくあの雰囲気は無い。もう五年くらい日本の正月はご無沙汰。

そんなんでちょっと腐っていたら、夫が「どうしたいの？何したいの？」としつこく聞いてくる。「だからー日本みたいな正月を味わいたいの、分かる？でも日本の正月料理なんて手に入らないし、やりようが無い訳よ」と説明した。夫が「じゃーそれ意外でレイコがしたいことだったら何でもして」と言うので元旦に、お金持ちの叔父さん夫婦が住んで居る高級住宅街にある高めの日本食レストランに行くことにした。ちょっと遠いけど、元旦に美味しい和食を食べたい気持ちが強いから行く。

別に、高いから行く訳でなく、そこはネタがいいから。最近、寿司が食べられる中華＆日本食レストランも増えたけど、ネタはスーパーで売っているようなものばかりで値段は一丁前に取る。ネタが同じだったらスーパーの安いのでいい。

夫が電話で調べて予約した。「これでレイコの沈んだ顔を見ないで落ち着くよ」とホッとしている夫。

私の無表情の顔って犯人写真みたいでヤバイらしい。知らない人からも「ほら、スマイル」って言われたことある。へっ？これ素なんですけど・・・ショック！ だからその顔が近くにあるのって、かなりプレッシャーになるみたい。わざとじゃないの、あくまでも「素顔」です。

「今夜、バイトどうしよっかなぁ」と夫が言っているので、「元旦にレストラン行くから稼いで来て」と言う妻。（他に言い方があるだろっ）

今夜も夫は稼ぎに行ってくれました。ありがたや。

今日は、義理母側の親戚のクリスマスパーティーだった。三十人くらい集まってた。十一月の終わりの日記に書いた、くじを引いた人のプレゼントを贈り合う日だ。私は第一希望の雑貨屋のギフト券を貰った。あー良かった。自分で決めておきながら第二希望のトリフのチョコレートだったら嫌だなって思ってた。ダイエットが順調に行っているので、もうチョコレートに興味が無くなったから。

クリスマス料理はアメリカに来て三年目くらいは珍しくて手当たり次第食べてたけど、今は「またこれかよ」と毎年同じ食べ物で飽きた。かえって食べ過ぎにならないからいいんだけどね。

人数が多いから、ビュッフェスタイルでセルフサービス。適当に座って適当に食べて状態だったが、テーブルがダイニングとキッチンにあったが席が足りなくて、ソファーで食べろってか？状態でお皿を持って難民状態になっている人が続出してた。私達夫婦はちゃっかり先に座って難を逃れた。

隣に座った普段会わない遠い親戚の中三の男の子が「僕の席に座る？」と他の人に聞いていて、良い男の子だなと感心した。だから後でその子の父親に「息子さんは、良い若い紳士でしたよ」と伝えた。男の子もお父さんも誇らしげだった。

まだ子供のうちはこうゆう事を他人から認められるのって必要だと思うから、良い現場を目撃したらなるべく言葉で親に伝えるようにしている。余計なお節介と言えばそうなんだけど。言われて悪い気はしない。私の願いはそのままイイ男またはいい大人に成長しておくれ。なので普段からそうゆう活動？を密かにしている。ちょっとオバサンっぽいかな。

バツ2の独身の叔父さんは、歳は叔父さんと同世代だけどスリムで美しい女性を同伴してきた。全然、オバサンっぽくない。美人だけじゃなくて、やっぱりスリムな体型って年齢さえもカバーできるんだぁと思った。しかし叔父さん毎年、連れてくる女性が違うんだよねぇ。

みんなで集合写真を撮った。カメラ担当は叔父さんの彼女だった。それは彼女が唯一の他人だから。なんかあからさま。

今朝、体重計に乗ったら49．5Kgだった。嗚呼・・・やっと40Kg台に戻ったよ。長かった。「おかえり、自分」って言いたい。夜はもう計らないことにした。絶対、増えてるから。だから毎日、朝だけ計ることにした。

いつも余計な重さを増やしたくないので、素っ裸に近いパンツ一丁とメモリを正確に見たいから眼鏡をかけて体重計に乗っている。

今朝は、すっごくお腹が空いていて体重を量った後、パンツ一丁の姿で「I’m hungry」と叫んでいたら夫が「I’m horny」と言って「Nice to meet you」と言われてベットに押し倒された。

特に自己紹介したつもりないっす。

クリスマスイブから義理姉の家に一泊してきた。イブの夜に近所の中華レストランでディナーをご馳走になる。

夜、義理姉の大量のギフトのラッピングを手伝う。子供が貰うサンタクロースからのプレゼントのラッピングペーパーと義理姉夫婦が家族にあげるプレゼントのラッピングペーパーが同じだねと言ったら「しまった」と焦っていた。でもまだ子供達は小さいからそこまで気づかないよと言うことで同じ紙を使う。

次の日の朝、姪（6）甥（5）がクリスマスプレゼントを開けるのを見届ける。サンタクロース（義理姉夫婦）が大量のプレゼントを子供達に贈ったので、彼らは次々と包みを開けていく。子供達は開けることを楽しんでいて一つ一つのプレゼントに興味が無い。「次は何？次は何？」

見ていて「無駄」と思った。これからもっと沢山のプレゼントを爺婆や叔父、叔母から貰うのに。

義理姉と二人で、娘がサンタクロースから貰ったバービーのドールハウスを一時間かけてせっせと組み立てる。

その後、義理姉の料理の手伝いをして、ゲストが次々とやってきた。

義理姉夫婦からDVDプレヤーを貰った。古いテレビだとDVDに繋がらないって本当なのか？

ドールハウスのトイレにケンのパンツを下ろして腰掛けさせたら、思いっきり姪に嫌がられた。姪がいない時に夫に「見て見て」と言って、ベットにケンを寝かせ、その上にバービーを騎上位に乗せ、もう一人のバービーを顔面騎上位にしてみた。「そんなことするんじゃない！」と言われて崩された。バービーに「F●ck me Ken」と言わせたら、夫がケンを持って、バービーを襲ってきた。っつーか、遊んでるじゃん。

この二日間、義理姉のお手伝いさんのように働いて疲れた。

日本では恋人同士で過すクリスマスイブが定番ですが、私はそうゆう独身の頃の思い出が少ない。ちなみに誕生日も一緒に祝って貰ったのも少ない。イベントごとに全然運がなかった。彼氏がいなければ当然だけど、彼氏がいてもその日に夜勤だったり日本にいなかったりしてた。一緒にいて欲しい時にいない、若い時は回りと比べて寂しい思いもしたっけ。

結構、開き直ってイブの日に会社の男性達と鍋をつっついたりしてた。みんな彼女いなみたいだし、私は本当はいるんだけどね、なぁんて口が裂けても言わないけど。若手の男性がぼっそっと「ここの店にいる女性って唯さんだけみたい」とか言われると、軽くショックを受けたりした。

実際、一人で過す人の方が多い気がする。回りが盛り上がっていると一人身の自分が敗北者のように思えたり。あぁークリスマスイブに躍らされているよ自分って思う。

ある年のクリスマスイブを一緒に過した相手がいた。次の朝、相手にクリスマスプレゼント渡したら抱きしめて喜んでくれた。が、相手は何も用意してなくて落ち込んだ。最悪じゃん。今だったら、「やっぱり返して」って絶対言ってる。

結婚してからは夫の家族と親戚達と日本の正月のように過している。ここ数年、夫婦でプレゼント交換もしてない。寂しいぃぃ。ぶっちゃけ金がないんです。義理家族にあげるばっかり。お金も気も義理家族に使ってばかりで、クリスマスって疲れるからやだわぁー。

月曜日の昼に夫と二人でクリスマスショッピングに行ってきた。今日は日曜日？ってくらいに人、人、で混み合っていた。みんな仕事は休みなのか？

親戚のプレゼント交換のくじを引いたのは従姉妹達だった。彼らの欲しい希望の三品はどれもギフト券で、探し回らなくて済むから簡単で楽。叔父さん、叔母さんになるとギフト券を嫌って物にする場合が多い。なんかギフト券だと物足りないから分かるけどね。

＊10月26日の日記にプレゼント交換の詳細があります。

http://diary.note.ne.jp/32228/20031026

義理姉の娘（6）と息子（5）のプレゼントを探す。今年から玩具卒業なので本にした。娘には今話題のマドンナが書いた児童書。もう20％オフだった。息子には何か賞を取った男の子が主人公の絵本。そして「Finding Nemo」のDVD。

Finding Nemoは私も観たかったから、イブの日に義理姉の家にお泊まりするので一緒に観ようかな。彼らは両家の初孫で他に孫がいないからプレゼントの数がすごい。だから、私達のはプレゼントの嵐の前に渡そうかと考えている。量が多すぎてどれが誰がくれたかも不明になるから。

あげる全てのプレゼントには返品、交換が出来る値段が載ってない「ギフトレシート」も添えておく。

今夜はこれからラッピングしよっと。


すぉんぐ、すぉんぐ、すぉん、すぉん、すぉん♪
こんなヒップホップソングもありました。
トングじゃなくてThong、スォングだそうで。間違えに気づいた人だけ分かりますね。てへ。

やっと夫の期末テストが終わったよ。家庭に平和な空気が戻ってきた。夫が勉強している姿を見ると、私は受験生のお母さんのように何でも夫の世話を焼いてしまう。いかん、いかん。

洗って畳んであげた夫の洗濯物くらい本人にしまわせなきゃね。こうゆう習慣を作ってしまうと子育てした時、私の仕事が増えるからさ。今から予防線を引いて置く、抜かりはない。つーか子供は出来るのか。

夫は結果が分かる二月までびびっている。落第点を取って退学になったらどうしよう。そしたら、学生ローンだけが残る、家も買えない、こんな俺からレイコが去っていく。

なぁんだか最後の笑える。夫は本気で思っているみたい。私はそんなに冷たい女じゃないって。もちろん夫に伝えたけど、イマイチ安心してないみたい。

ディスカウントストアーで買い物してたら、目の前を歩いているお爺さんが落ちている紙ナプキンを拾った。お爺さんくらいになると、公共の落ちているゴミも拾って感心だなぁと思った。そしたら、おもむろにお爺さんがその紙ナプキンで鼻をかんだからぶっとんだ。かむ為に拾ったんかい。

ちょっと外れるが、以前、街中を歩いていたら目の前の男性が生け垣に咲く花を歩きながら摘んだ。あーあ、せっかく咲いているのに摘んでもどうせ捨てるんでしょと思ったら、その男性はおもむろに足を止めて私に差し出してきた。ナンパですか？思いっきり目の前で摘んでたの見てるんですけど。まぁーお断りしたけど。

予想も付かない行動が多いですなぁ。

ところで今日はディスカウントストアーで生活用品をまとめて買ったら、＄50だった。一つ一つは安いけどまとまると高くなる。だからレジで合計を見てビビる。こんなに買ったっけ？

これってダイエットにも通じるんです。一つ一つはカロリー低いけど一日をトータルすると高い。チョコ一つくらいいいよね、ポテチ少しくらいなら、コーラSサイズなら・・・。

以前、職場で「レイコはアジア人だから痩せているんでしょ」と言われて、「私も沢山食べたら太るよ。だから食べ物に気を付けているよ」と教えてあげた。そして、食べるカロリーをディスカウントストアーの買い物を例にして説明したら納得された。我ながらナイス。

夫に夕飯何がいい？と聞くと、明日テストだから要らないと断わられた。食べ過ぎて下痢Pになりたくないんだって。だから冷凍ピザ食べるんだとさ。ピザより私の手料理の方が体力付くと思うよ。結局、何食べたって明日は緊張して下痢Pになるのに。プレッシャーに弱いんだからさ。でも手料理却下されて冷凍ピザって言われちゃうと、なんだかなぁ。今夜は自分の好きなの（もちろん和食）作って食べるから、良しとしよう。ちなみに親子丼。

朝、犬の散歩が面倒臭くなって、ベットからすでに起きている夫に散歩に連れていってと言ったら断わられた。夕方と交代しようと交渉したら、代ってくれた。

ぼーっと午後二時までベットでうたた寝していた。これって鬱入っているなぁーと思いながらも、たまにはのんびりしてもいいよねと思ったり。って毎日がのんびりなんだけどさ。意味ないじゃん。

クリスマスカードを全て出し終えた。普段、手書きする機会も減ったから、一言書いたり宛名書くのも重労働。三十過ぎて、汚い字もどうかと思うのでゆっくり丁寧に書いたら、取りあえずマシな字になった。ほっ。

字と言えば、先日、広末涼子の報告メッセージを読んだら、字は意外ときれいで大人の雰囲気をかもし出していた。（事務所のHPを見た）でも動画の記者会見を見たら、まだ話し方が子供だった。

日本にいる私の友達に、私からカードを出すのを止めたら、このまま友情もフェイドアウトして行くんだろうな。きっと。やっぱり目の前にいない存在って儚いものだと実感する。愛し合っている恋人同士だって遠距離で壊れてしまうこともあるんだから。