お客様は女子中学生

2003年11月15日
マリちゃん(マリア)中学二年生は、私が引越しするまで三ヶ月間と短い間であったが週一回日本語を教えていた。引越したら遊びにおいで、一緒に日本の料理しようと言ってたのが今日やっと実現した。

マリちゃんはセーラームーンをきっかけに日本のアニメにのめり込み、本人には言えないけど、かなりのアニメオタクだ。アニメがきっかけで日本が好きになり、日本語でビデオを見たり本を読んだりしたいのが本人の希望。

ちなみに日本で名前に「ちゃん」付けで呼ぶのも知っていて、本人が「マリちゃん」と呼んでいるから、私も「マリちゃん」と呼んでいる。

ご両親が南米出身で、家庭ではスペイン語、外では英語とバイリンガルで育ち、日本語を教えるとすごい勢いで吸収していった。バイリンガルの子供は、一カ国語の子供より語学のセンスはいいし、あと好きって気持ちが大きいから上達が早いんだと思う。

私もせっせとセーラームーンのHPを見ながら、絵を真似して教材を作った。何度も描いていると無駄に上手になったりした。

今年の一月に初めて会った時は、中学一年生でまだ子供っぽかったけど、半年ぶりに会った今日は身長が伸び大人っぽくなって驚いた。アメリカの女の子って蛹が蝶になるように急にキレイになって行くよなぁ。「マリちゃん、蝶々のようにどんどんキレイになるね」と言ったら照れていた。かわいい。

ご両親と一緒に来たけど、ご両親はマリちゃんが私と日本語で話して欲しいからと、近所で買い物してくると言って出ていった。

マリちゃんと二人で太巻きを作りながら、学校の事とか色々話した。学校の外国語でフランス語(日本語が無いから)を選択していて、スペイン語が出来るからフランス語は簡単って言ってた。すごいぞマリちゃん。一体将来は何か国語話せるようになるんだ。

学校のダンスパーティーは行かないんだそうだ。もったいない。アメリカの映画やドラマに出てくるダンスパーティーってすごく憧れだったけど。

レイコ「どうしてー?男の子のエスコートが無いと駄目なの?」(彼氏いないって前提で聞いていて失礼?彼氏がいたら一緒に行ってるはずだよね。)

マリア「女の子同士でも行けるよ。」

レイコ「だったら行きなよー。女の子同士でも楽しいじゃん。」

マリア「だってみんなの中で踊るの恥ずかしいぃ」(理由がかわいい)

レイコ「日本なんて初めて踊るのがフォークダンスなんだよ。そっちの方が恥ずかしいよ。」(何年前の話しと比べているんすか? 初ダンスは中学の林間のキャンプファイアーでオクラホマミキサー。)

でもオネエサン(あくまでも)は、このままマリちゃんが本物のオタクになちゃいそうで心配。

レイコ「部屋でこっそり鏡の前で練習するべきだよ。その時はドアを閉めるのを忘れずにね♪」(いいアイディアなんだかどうだか・・・)

マリア「アハハハ! そうしよっかな(笑)」(素直だぁ)

最近は学校にアイライン入れて行ってるんだって。この前、緑のアイラインで行ったら友達に笑われたと話してくれた。化粧もそうやって失敗しながら上手くなるのよ。

マリちゃんの話し聞くと、バーサンにでもなった気持ちで、目を細めながら「そうかい、そうかい。良かったのぉ」のノリで聞いている。本当、若さが眩しい。

マリちゃんがアニメが好きで日本語を勉強するのと、私が十代の頃にロックが好きで英語を勉強してたのがだぶるから気持ちもすごーく分かる。

太巻きを食べた後、ご両親がまだ来ないのでネットして遊んだ。マリちゃんはアニメのHPを持っていて見せてもらった。とても上手に出来ていた。ばっばっば!とすごい速さで色々なサイトを見せてくれた。私とは速度が違う!

アニメファンに大人の男性も多いから気を付けてねと老婆心でおせっかいな忠告も。日本でアニメのアダルトビデオを見ている人もいるくらいだからと言ったら、「マジかよっ」って感じでちょっと引いてた。特にセーラームーンってオヤジのファンとかいるからさ。マリちゃんもそこら辺は分かっていて、年齢や本名(当然だけど)、住んでいる州とかも載せて無いって言ってた。私が言うまでもなく、しっかりしていた。

太巻きも上手に作れて沢山食べてくれたし、お持ち帰りもしてくれて、気に入ってくれて良かった。手土産にキャンドルを持ってきてくれて、気も使ってくれてた。

ご両親が迎えに来て「日本語で沢山話した?」と聞かれたけど、そこまでのレベルじゃないんだよなぁと思いながら「まぁ少し(笑)」と応えた。

私のつたない英語でも理解してくれて、「はぁ?言っていること訳分かんなぁい」みたいな意地悪な態度も微塵も見せずに本当に優しい女の子。(裏を返せばそうゆう意地悪な子もいるってこと)だから私に出来る日本語のことだったら何でも応援したくなる。心優しい女の子の方が、自然とみんなから愛されるだろうね。


最近、どこにも行っていない。田舎って退屈。以前、夫の叔母が言った名言「ウインドウショッピングはセラピーよ」今、正にそれが必要な状態。

田舎だけどモールは巨大ってアメリカにありがちな風景。しかしウチの近所のモールは例外で小さくてしょぼい。夫がバイト先の地元の人にそれを言ったら、そんな事はないって怒られちゃったみたい。アメリカ人って地元意識とか愛国心って強いよねぇ〜と思った。あのモールで満足していれば他に行く必要が無くてある意味幸せかもね。

夫のバイト先の店で夫に「ここって○△の種類少ないよねぇ」と言ったら、ちょっとムカついたみたい。「それって愛社精神?バイトなのに信じられない」と言ったら、「あっそうかも」と笑ってた。本人も気付いて無かったみたい。

とにかく、どこか見て回りたい。できれば都会を歩きたい。ずーっと家にばかりいて私は夫のペットか!とさえ思える。やりたいことは分かっている、ウインドウショッピング。でも行く場所が無いからイライラする。

何にもする気になれない、何処にも行く気になれない。だって行く所がないんだから。ずーっと頭が痛い。私の様子がおかしい事に気づいた夫は「言ってくれなきゃ分からない」ともっともな事を言う。「じゃ、いつ行く?」と聞かれてキレる私「私はいつでも暇なんだよ!」

取りあえず応急処置で近所のモールに行った。はぁーつまんねぇ。癒されませんな。


★マリッペさん
一気に全部、拝見させて頂きました。
これからも楽しみにしてます。


掃除

2003年11月12日
今日、掃除機を買ったのだけど、家電製品も日々アップグレイドしているのねと感心しました。軽い、静か、変えバック無し、強力フィルターが付いていて臭いが出ない、埃が立たない。以前のは五年使ってボロボロになって壊れたのであっさり捨てました。新しいのも五年くらい持てばいいやと思ったので$100(一万円くらい)以下の値段のを選んだ。

ちなみに、ここの会社のもの
http://www.bissell.com/

アメリカの掃除機の方が吸引力があると思う。多分、土足で家に上がるから? 以前、職場のカーペットが余りにも汚かったので、会社の古い掃除機でかけたらキレイになったこともあったし。古くてもパワー全開だった。

新しい掃除機に入ったゴミを見て、やっぱり毎日掃除機をかけようと誓いを新たにした。ウチは土禁で毎日掃除機をかけているのにも関わらず、チョークの粉のような埃が結構取れたから。おぉ恐。アパートのカーペットだから?

専業主婦になって気持ちに余裕が出来てから、掃除する意欲も出てきた感じかな。(そうゆう問題じゃないだろっ)働いてストレスの塊だった時は、週一だったし。その週一を逃すと半月に一回、そしてそれを逃すと一ヶ月に一回ってこともあったな・・・。当時は犬を飼っていなかったから、毛が抜けないって意味でキレイだったかな・・・けど見た目。

掃除しなくても人は死なないって言うけど、たしかに死にはしない。でも、埃の空気吸っていると体に悪い。夫はアレルギーになっちゃったし・・・って私のせい?


義理姉と義理母

2003年11月8日
義理姉の家に夕食に呼ばれ、犬も一緒に連れて行った。着いたら、義理姉と一緒に韓国マーケットで買い物し、義理姉はたっぷり焼き肉のカルビを買っていった。私はあらかじめ家で辞書で調べたメモを持って秋刀魚を買った。大根も一緒に。何年ぶり!

義理姉と一緒にキッチンでお手伝いしながら世間話をする。今夜は義理母は夕飯を女友達と食べるからデザートの時間になったら義理姉の家に来るんだって。

義理姉は「本当は呼びたくないんだけどね」と親不孝発言。理由は察しがつくけど「なんで?」と聞いてみた。義理姉「私の母って自分の事しか話さないから回りが疲れるの。みんなでゆっくり話したいのにね。でも後であなた達夫婦と一緒にディナーしたのがばれたらウルサイから一応呼んだの。」

実の娘からウザがれて、ちょっとお気の毒に思った。でも他人の私なんかもっと一緒にいると苦痛なんだよね。分かってるのかな、そこらへん。義理姉は義理母に頻繁に子供のお守りを見てもらっているんだから、もう少し優しくしてあげればいいのに。

義理母が来た。やっぱり一人で話し捲っている。みんな冷たいから、私が聞き役になった。私って人が良いのね、なぁんて思ったり。っていうか、結局ババのカードを引き抜く・・・いや押し付けられるお人好しなのかな。義理母は声が大きいし、マジ疲れる。なんとかして。

今夜は月食だったので、みんなで月の観察しながら過した。


★★ 追記 ★★

★「部分的出産中絶」を禁止する法案★

あの法案は妊娠の初期の中絶ではなく、中期だいたい4ヵ月以降からの中絶が禁止なんです。

妊娠って産むまで分からないじゃないですか、例えば産む予定なのに急に母体の様態が悪くなり、仕方なく子供を諦めたいと判断しても中期以降だと中絶出来ない仕組みになるんだと思います。

それをした医師は有罪になります。きっと医師の判断で母体を優先とか出来ないんだと思います。だから拒否している州があるんだと思います。

そう思うと、私って見殺しにされちゃうのかなって大袈裟ですが思いました。

今までアメリカで起こることは何となく他人事だった。あんなことやこんなこと。これ言うと、みんな引くから言わない。私は正にラララ・ランドの住人だった。でも五日、ブッシュ大統領が決めた法案には他人事じゃ無くマジびびった。

★★★★
「大統領の中絶禁止法案、効力制限の連邦地裁命令相次ぐ」CNNより抜粋

http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200311070024.html

ブッシュ米大統領が今月5日、妊娠中後期に用いられる中絶手法の「部分的出産中絶」を禁止する法案に署名した問題で、サンフランシスコ連邦地裁は6日、母体が危険な状態の際などの例外事項が規定されていない点に疑義をはさみ、法案の効力を一時的に差し止める命令を下した。

★★★★

簡潔にこの法案を通して思ったこと。

もし私が妊娠し、危険な状態になった時・・・夫も私の両親も私に生きて欲しいと望んでいると思う。それだけは言える。私も生きたい!

反対している州もある。私が住んでいる州は反対してない。この国で子供を産むの恐いと思った。

クリントン前大統領は母体の危険を案じて却下している。私も賛成。

選挙の日

2003年11月4日
選挙の日でした。日本と違って思いっきり平日です。夜の8時まで投票所が開いているとはいえ、子育て真っ只中の人とか、超多忙の働く人とか、投票するという強い意志が無いと行きそびれちゃうんだろうなと思う。だから爺婆の一票は重い。

日頃から高齢者の運転免許の更新の基準を厳しくした方がいいのではと思っている。普通に、運転出来れば問題は無いですよ。私も年寄りから免許証を強引に取り上げるほど鬼じゃないし。でも例えばスピード違反、出し過ぎばかり取り締まらないで、遅すぎも取り締まれやと思う。だいたい遅い車にはギョとするようなお年寄りが運転している。悠然と一車線、追い越しできない郊外の田舎道を渋滞にするのはどうかと思うよ。しかし免許証の改正を掲げる政治家はいない。投票所に行くのはお年寄りばかりだから。これからも彼らを敵には回す人はいないだろう。

テレビで選挙速報を見ながら、ある当選者を私が批判した。私の意見は思いっきり共和党なのだそうだ。夫曰く、なんか意外だよね、レイコみたいなマイノリティーは民主党が多いんだけど。

私がどんなに政治批判、意見をしてもこの国の選挙権は無い、結局は蚊帳の外でこの国を良くしたい変えたいと言う強い意志はないし傍観者の一人に過ぎない。


ブス、癒される

2003年11月3日
夫の学校でインフルエンザ予防の注射、一本$15で受けられると言うので二人で受けてきた。今までアメリカで働いて有給が少ない、祝日が無い(あるけど日本に比べたら極端に少ない。)から休めない情況の時に、受けたくても受けられずにいた。保険で契約した診療所が老人優先だったから。しかし専業主婦になって、いつでも寝込んでもいい時になって、受けられる。タイミングってそんなもんよね。

夫の学校に行くから、夫の知り合いに会ってもいいように、ちゃんと化粧をした。化粧をしながら自分の顔を見て「このブス!」と思って落ち込む。この前、化粧をすればまだまだイケルとか言ってなかったけ?あの自信はなんだったんだ。

心が負けている時は、もう整形しなくちゃこのブス直らないとまで思う。渡米する前に二年かかって歯を矯正した。だからキレイになる喜びも一応は知っている。

それに日本のテレビのビデオを見ながら、「この顔、鼻を整形している」とか必ずチェックが入っちゃう程、殆ど整形っぽいんだよねぇ。芸能界in Japan。アメリカは皺とか脂肪吸引が多いらしいみたいだけど。世の中、天然美人っていないのか。

それに整形しても誰も知り合いの居ないアメリカだったら「あら、あの奥さん整形したみたい」「同級生の唯って整形したらしいよ」「唯さんちのお嬢さん急にキレイになって、整形かしら」等などの雑音もここでは無い。整形して一番嫌なのがこの雑音なんだと思う。大袈裟だが現在の私は過去から切り離された状態に近いし。

腐った気持ちで夫の学校に行く。そして太った若者達に囲まれて、私は癒されていく・・・。何でこんなに、デブが多いの。みんなまだ若いのに、デブのせいで実年齢より老けて見えて、もったいない。デブが多過ぎるから、ブスでも取りあえず痩せていれば、いい女になれる。

恐るべきデブマジック!

日本に帰れば私は痩せているかどうか微妙なんだけど・・・。

取りあえず、今日は救われた。



勘違い

2003年11月2日
「すっかりキレイな娘さんになって」と近所のオバサンみたいな台詞が出てきそうな、Yahooの広告、広末涼子を見て思った。その笑顔を見たさに広告をクリックしちゃうから、企業側の狙いに嵌まっているんだろう。

夫に画面を見せながら「彼女、カワイイと思う?」と聞いてみたら、「カワイイと思うの?ふーん。なんでか知ってる?俺に似てるから。」

はぁ〜? 全然にてないっす。自信満々のその台詞、どこから出てくるの。

夫は広末涼子と同じ笑顔を作って証明しようとしている。だから無理だっつーの。

サバイバーにムカッ

2003年11月1日
この三週間、健康とダイエットを兼ねて朝食は野菜スープを食べている。そして一日の食べる量とカロリーに気を付けたら、1Kg減りそうな感じ。よし、このまま気を付けよう。そう思った矢先に夫がアップルパイを買ってきた。そこのパイは農家の手作りで美味しいから好きなんだけど、タイミング悪すぎ。仕方が無いから食べたけど。その分、他の食事を減らした。「嬉しいけど、もう頼んだ物以外買ってこないでね」とお願いした。それ以外に「あなたの家族のように私もデブにするつもり!」と毒も吐いているけど。可愛くねぇ。でも家族がデブは事実。

ビデオで今週の「サバイバー」を観る。今回は今まで投票で脱落した人達が全員敗者復活で戻って来た。えーーそんなのあり?今まで勝ち抜いてきた人達が気の毒過ぎ。夫は「こんなのいんちきだ!もう見る気が失せる!」と怒り捲っている。そして「俺だったら暴れてやる」と言ってるけど、サバイバーの皆さん結構冷静だった。疲れているから?それとも契約書のサインにそんな事も含まれていたのか。暴れたり無茶な行動には出ないけど、脱力している様子がよく分かる。これじゃ今まで戦った意味が無いし。面白い展開と言うより、失望に近い感じ。けど来週も観るけどさ。

肩透かし

2003年10月31日
やっぱりハロウィーンのお菓子を家に来た子供にあげることにした。そうと決めたら、ドアに飾りを付けて雰囲気を作ってみた。5時から9時まで待ってみたけど人っ子一人来ません。あらら。

ここのアパートの間取りが1、2ベットルームしかないから、家族より夫婦者の方が多い。特に、老夫婦。だから、来なかったし、近所の人も全然ハロウィーンの飾り付けしてなかったんだ。私達は今年引越してきたから、知らなかった。来年から、ひっそりやり過ごそうっと。


カボチャのランプ

2003年10月30日
初めてかぼちゃのランプ作りました。結構、簡単で二個を一気に作った。本当は夫と一緒に作るはずだったが、不器用な人って何も出来ないみたいで、代りに私がちゃっちゃと。こうやって甘やかして何も出来ない男にしているのかも・・・なんて思ったり。

ベランダに置いておいたら、どこから来たの?と聞きたいくらいに大量の蝿がかぼちゃに集まってきた。もう外はかなり寒いのに、まだ生きているとは! その数、30匹くらい。かなりビビる数です。私がベランダに出ると、黒い大群がぱーっと散らばって行く。気持ち悪ぅ。

水で薄めた漂白剤をバケツに入れ、その中にかぼちゃを入れてまんべんなく掛けたら、蝿の数が減りました。そして三匹。きっと蝿一族の新人類(死語)なのかもしれません。

ハロウィーンの夜は夫はバイトで私一人しか家に居ないから、お菓子あげるのどうしようか迷っている。たまに大きいティーンの子とか来るし。

どさくさに紛れた犯罪者に、ドアを開けた時に突き飛ばされて、ドアを閉めて、口を塞がれてレイプとかされたらどうしようと心配している。(具体的過ぎ?) それはアメリカの犯罪番組でハロウィーンじゃないけど、同じ手口のレイピスト観たから、なんとなく恐くなった。

でもコスチュームを着た子供ってカワイイから見るの好きなんだよね。迷うところ。



夫の母方の親戚のパーティーだった。パーティーの目的は、クリスマスプレゼントを誰が誰に贈るかのくじ引き。早っ。

一人が全員にプレゼントを贈るのは出費がかかるので一人に付き一人という合理的な考え。金額は$30で、欲しい物を三つ書く。受け取った人は三つの内から一つ選んで贈る。誰が誰に贈るかも当日まで秘密。

私のリスト

1.雑貨屋のギフト券
http://www.pier1.com/

2.ゴディバのトリフのチョコ
http://www.godiva.com/store/default.asp

3.一週間、うちの犬の世話して(三つ目が思い浮かばなくて、冗談で書いた。マジ、これだったらどうしよう)

今日は子供入れて15人集まった。クリスマスは30人集まるらしい。一人、一枚ずつくじを引き、いない人の分は代りに誰かが引いてあげる。なぜか8枚残る。

叔母さんが子供がいる家族は大人2枚分とプラス一枚でいいとルールを作った。例えば義理姉の家族は夫婦と子供二人、4枚のところを3枚でサービスされている。

そんなんじゃ残るはずだよ。サービスされた分、浮くわけだし。

私が、「私達は±0(ドル)だけど、義理姉の家は+30ドルじゃん」と指摘した。義理姉はちょっとムッとして「こんなに沢山プレゼントは買えない」と言った。

ちょっと待って、お金を使った分、プレゼントで戻って来るんだよ。だから±0。あなたの方がよく分かんないっす。贈る分より、貰う分の方が多いなんて、ずるいくない?

そしたら叔母さん達がこぞって「あなた達も子供がいればサービスしてあげるわよ」と抜かした。「クリスマスまでに双子作ってやる」と言い返したけど、私達に子供が出来なかったらどうすんだよ。一生、誰かの子供のプレゼントばかり贈り続けるのか。兎に角そのクジ引きは誰かが損するシステムでインチキ臭さでプンプンしてあーやだね。

余ったクジを仕方なく独身の叔父さんと義理母が一枚づつ引き取ると妥協してくれたけど、まだ余っている。私は絶対こうゆう形では引き取りたく無い。

叔母さんから参加者リストを作ったのを見せてもらった、そしたら余った8枚と、子供の人数8枚が同じだった。

私が「大人は大人同士で一人一枚引いて、後は家族世帯で子供のクジを一枚引くのはどう」と提案した。家族を合わせると丁度8世帯だった。私達夫婦は、二人の分と子供の分一枚引く。みんなで子供達の分はプレゼントしようという訳だ。

くじを回収して、子供と大人に分けて、引き直した。無事収まって、皆で拍手をした。パチパチ。「レイコのお手柄」とか言われた。

叔母さんがどうしよう、ばかり連発していて誰も何も言わないし、ヤローどもはアメフトの試合に夢中だし。そんなこんなで、しゃしゃり出てしまった。

帰りの車の中で夫に「私って、えばってた?」って聞いたら、「えばって無いよ。今日は積極的に参加していて嬉しかった。」と言われた。あら、そう。

こうやって義理家族と集まるとここには書ききれないほど、ツッコミたくなることが多くてストレスになる。次の日、鬱になるんだよな。


夫婦でケンケン相撲

2003年10月25日
夫が「暇だからレスリングしよー」と言ってきた。レスリングとは名ばかりでHに持ちこんじゃお♪なんて下心はない。マジで2人して戦う。

レイコ「埃が立つからやだよ」(思いっきり主婦)

夫「えーーつまんない。」

暇だからレスリングって姉妹で育った私には無い発想ですな。レスリングは疲れるし、やっぱり男の夫には敵わないから面白く無いんだよね。

夫はつまんないと連発している。君は子供かい。今度はカワイイ声を出して、カワイイ顔を作って「レスリングしよ」と言ってくる。しつこい。

レイコ「カワイイ顔作ってる?」

夫「分かった?カスター(ウチの犬)がいつもカワイイ顔しておねだりするとレイコは折れるから真似してみたの」

なにそれぇー。笑った。オッサン、犬の可愛さには敵わないっすよ。

あんまりしつこいから「じゃー違う遊び教えてあげる」(結局折れた)思い付きでケンケン相撲を教える。腕組みしながら片足で移動して相手を押しのけて、片方の足が床に着いたら負け。いたって簡単。

ケンケン相撲は思いのほか互角に戦え、やり応えがあって面白かった。夫は「これ、すごく面白い」と絶賛している。気に入られてしまい、毎日一戦するのが日課になりつつある今日このごろ。他人には見せられません。



引越してから、いや無職になってから実家に電話をかける回数を減らした。国際電話は安いけど、週に一回位の割合でかけてたから、ちとかけ過ぎだったかも。でも、私からかけないと向こうからかかってこない。私って忘れられた人になりつつあるのかなぁって思ったり。

母は家にいたけど、風邪を引いて寝込んでいた。今日は家事はしちゃダメだよと念を押す。

母は先週末、姉のお見合い相手を紹介してくれる、人脈が広いやり手のオバサンと新宿で会って来た。そのやり手オバサンが風邪を引いていたみたいだ。

そのオバサンは、すっごく話し好きな人で一人でしゃべりまくっていたらしい。(母曰く、咳を撒き散らしながら。)そうゆうパワーがあるから、他人の結婚相手の世話もしてくれるんだろうな。

母も娘の結婚相手を見つけるために疾走して大変だよね。私も以前、元同僚の男性の友達を姉に紹介し合う席を設けた。姉と元同僚の田中さんと友達と三人で顔合わせをした後、二人はデートをしたけどそれ以後は発展はしなかった。

同い年なのに「服装とか雰囲気がオヤジっぽくて嫌、レイコの元同僚の田中さんの方がおしゃれで若い感じがして良かった」もぅどっち見てんだか、がっくりするような感想を告げられた。

後日、その友達の写真を見せてもらったけど優しそうな感じのいい人だった。服装はラガーシャツにジーンズで10年前に流行ったのをまだ着ている三十代って感じ。その日に、それを着なくてもいいのになって正直思ったけど。

でも一言、田中さんは結婚して奥さんが服のコーディネイトしているからこざっぱりしているのっ。

回りが良かれと思って引き合わせても、お互い気に入らなければ仕方が無いね。その時、お見合いって難しいと思った。

私がまだ独身の頃、母の友人が娘さん達にどうですかと、自信たっぷりに持ってきた見合い相手は、国立大卒で大企業に勤める人だった。履歴書を見るとへぇーすごいねと感想も漏れるけど、写真を見てぶっとんだ。

「何このオヤジ!」
(素人童貞でしょ?絶対彼女出来なさそう。この顔とセックスするなんて信じられない!)

カッコの部分は口には出さなかったけど、かなりびびるお顔立ちでした。

姉妹で誰も興味無いから丁寧にお断りしたら、母の友人は「せっかく持ってきて上げたのに」と厭味を吐いた。いくらなんでもあのオヤジは若い私達と合わなさそうって顔見りゃ分かるだろ。

姉のお見合いは以前の母の友達みたいな事になりませんように・・・と願うばかりだ。

見えない炎

2003年10月21日
独身の頃、都内でOLしていた。(当時は、会社員です!と呼び方にこだわっていたけど、やっぱり私はOLだったと思う) 朝7時半に家を出ると、たまにマンションの玄関で、ゴミ出しする主婦と出くわした。

私の髪型からメイク、スーツ、靴まで全て完璧とまでは行かないけど、このままお出かけしても十分な格好。それに比べ、出くわした主婦はノーメイク、髪はボサボサ、服はスウェット。

私は朝7時半から完璧(大袈裟)なのよ。同じ女性なのにこの差は何!と勝ち誇った気持ちになった。

今思えばくだらない優越感。立場が逆転し私は専業主婦になったけど、着飾った働く女性を見ても嫉妬は思わない。家事するには家事の服装があるしね。

何と言うか、気分はシンデレラなんです。着飾った女性を見ても、私も本気出してメイクすればまだまだ負けないぜなんて思ったり。(←無理してない?)

ノーメイクの私と会っても、「これは本当の顔じゃ無いんです。本当の顔はメイクした時の顔なんです。」と訴えたい。「訳解んなぁーいこの女」って言われそうだけど。

負けないぜと言う、見えない炎は未だメラメラ燃えて健在です。この火種が消えたらヤバイかなって思ったり。

毎日、メイクはしなくなったけど、ちゃんと眉毛、産毛のお手入れはかかさずしてます。当然といえば当然ですけど。眉毛がボサボサだとオヤジ顔になるし。

いつまで経っても女を磨くのを忘れちゃいけないってずーっと思っていたい!

メラッ!

義理母参上

2003年10月19日
結局、義理母を招くことにした。未来の無料ベビーシッターになる人だから邪険にするより友好にしておいた方があとあと有利だろうという打算的な考えで。<鬼嫁ですのぉ

昼間の2時に来るけど、夕飯の支度もして歓待の準備には抜かりはない。コーヒー一杯で帰すほど、根は意地悪じゃないし。自分でフォロー。

義理母が来て、一番喜んでいるのは犬のカスター。義理母が座る横にピッタリくっついている。

夕飯は友達と外食するからお茶だけにすると言われ、紅茶とパンプキンパイを私と一緒に食べる。

義理母と話す時は完全に聞き役になる。義理母は思う存分話せるみたいで嬉しそうに夫と私に話し掛けている。これも親孝行かな。

義理母の話しは長い。例えば、火曜日の早朝に彼女の姉と叔母で旅行に行くから、前の日に二人が泊りに来るとの事。

「だから前の日にベーグルを買って、次の日の朝食に皆で食べようと思うの。」

二人が泊りに来るのはいいとして、朝食に何を食べようが勝手にすればって感じ。義理母の話しは一つ一つ詳細を語るから結局何が言いたいのか分からなくなる時もしばしば。

義理母なりに気を使っていて手土産にキャンドルを持ってきてくれた。悪い人じゃないんだけどね。話しが長い、人の話し聞かない、だから疲れるんだよね。


金曜日の夜、自分で泡立てたホイップクリームがのったパンプキンパイを肴にしてワインを飲む。ささやかな幸せ。

若かりし頃の金曜日の夜はおしゃれして(厚化粧して?)クラブで飲んで踊っていたよなぁとぼんやり思う。

電話が鳴り留守電に切り替わる。誰?
義理母だった。

「日曜日、そっちに行ってもいい?」

なんですとっ!

九月に会ったばかりじゃん。うちなんて孫もいないんだから来てもすること無いのに。つーっか私の両親なんて一年以上も私に会ってないよ。一ヶ月くらい息子に会えないぐらい我慢しろや。って気持ちが一瞬にして頭を駆け巡る。

車で一時間離れた所に引越して、頻繁に義理家族と会わないで済むと思ったのに、会いに来るとは。だったらあの家売るなって思ったり。

また電話が鳴った。なんだ、なんだ今夜はよくかかるな。留守電に切り替わる。

「レイコ、電話に出て!お願い!」

夫だった。

バイト先から帰るところで、車のリモコンのカギ(正式名称はなんだ)の電池が切れて開かないから迎えに来てとSOSだった。エンジンをかけるカギとドアのカギは別だから、開かない。

レイコ「今、ワイン飲んでいるから酔ってんだけど。誰か送ってくれる人いないの?」

夫「えーもう皆帰っちゃったよ。どうやって帰るの?」

レイコ「OK・・・(面倒臭そうな声)ワイン一杯しか飲んでないから、運転できるから迎えに行くよ」(恩ぎせかましい?)

夫「ありがとぉぉーー」(すごく感謝されてるし)

意識はしっかりしているけどテストには引っかかるのか。でもワインって度数が低いから大丈夫だと思う。

犬をお供に連れて迎えに行った。犬は夜のドライブでご機嫌で勝手に自動の窓を開けて顔を出している。ねぇー寒いんだけど、カスターねえさん。夜だし、普通に乗ろうよ。

無事に夫に別のカギを渡して二台連なって帰りました。


音楽、古典に傾く

2003年10月17日
上妻宏光「AGATSUMA」を久々に聴く。古典とオリジナルが交互にミックスされたCD。三味線、日本の音やねぇ。彼のオリジナルは、クリエイティブって単語がピッタリ。

最近、George Clooney主演の O Brother(2000)のサントラも気に入っている。これはBlue Grass と言う、カントリーやブルースの元のような音源の曲。素朴な感じがいい。テレビで映画を見て気に入って買った。ジョージクルーニーはなかなかいい声している。ガキが歌っている曲はスキップしてる。キンキン声が頭痛を誘うから。

共通しているのは昔ながらの懐かしい音。私は懐かしさを求めているのか・・・。



イライラ、ラララ♪

2003年10月15日
ウチの犬の「お腹空いたワン(早くメシ食わせろや)」攻撃に負けてしまい、普段より一時間早く与えてしまった。犬の言いなりです。

相変わらず肌が乾燥して痒いです。シャワーの後、濡れた肌にベビーオイルを付けたけど効き目ありません。ベトベトするだけです。ボディーローションをぬったらマシになりました。

夜中、頭皮と耳が痒くて目が覚めました。なぜか耳無し法一の話しを思い出す。お互い一部だけうっかり塗り忘れちゃったと言うことで。

生理中とか前とかじゃなくて、すっごい頭痛に悩まされている。

一昨日の日記を消してしまった。時差があるし、今日の日記か、昨日か訳分からん状態。きぃー。痒い&頭痛でイライラしていると失敗するもんですな。

夜中、半年前に出産したはずの同級生に電話してみる。ずーっと気になっていた。生まれたら報告してくれるはずだったのに連絡が来ないからどうしたのかと思ってた。出産って最後まで解らないって言うし、最悪、心の整理が付くまでそっとしておいた方がいいのではとも思ってた。でも無事に生まれてました。生まれましたのハガキは他の同級生に送ったみたい。ウチには来てないんだけど。まっ、分かるけどね、国際郵便だと切手の値段も違うし郵便局に行ったりしなくちゃいけなし面倒だもんね。まっ、ご無事で何よりです。

退屈な時もある

2003年10月13日
贅沢な悩みだと分かっているけど、家にいるのって退屈。でも何処にも行く気になれない。何もする気になれない。

近所のモールは小さいし、ウインドウショッピングするにもディスプレイが三流で面白くも無い。

都会に行きたい。ディズニーランドに行きたい。日本の友達に会いたい。

PCの整理してたら何か消しちゃったみたいで、メディアプレイヤーで動画が見れない。再ダウンロードしたけど駄目だった。ホストの動画が見れないじゃん。(←好きだよね)

近所の州立公園へ夕方、犬と一緒に散歩に行った。天気も良くTシャツで歩いた。木の葉も色付き始めてのどかな時間だった。

それもつかの間、突然全身に痒みが走る。特にブラとパンツのゴムの部分、Tシャツが擦れる腹。多分、乾燥した空気のせいだろう。すっごい痒い。痒いぃぃぃ。

さっきまで自然の空気で癒された気持ちが、落ち葉や土の臭い、総てイライラしてくる。全部、汚く感じ、それと痒みでキィーと発狂寸前。

もう何か嫌だ。


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唯

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